ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog はじめに こんにちは。第8代黒帯〜プログラミング言語(Java)〜 の森下と申します。 ヤフーでは、最近はJavaで書かれたさまざまなOSSの利用や貢献がされていたり、サービス開発でもJavaが使われることが増えてきているなど、社内でのJava利用が拡大してきています。 その背景には、ヤフーにおける標準言語の一つとしてJavaが位置付けられていることや、システムが大規模になるにつれて静的型付けやコンパイルなどできっちり作れるという利点が活きてくる点、また社内で利用できるPaaS環境(Pivotal Cloud Foundry)でもSpring Bootベースのアプリケーションがサポートされていて親和性があるといったことからだと思い
TruffleでPHPを実装したら爆速だった話です
Eclipse Foundationは、オラクルからJava EEとともに移管されたJava EEの参照実装「GlassFish」について、移管後初となるリリース「Eclipse GlassFish 5.1」正式版を公開しました。 Eclipse GlassFishのページ GitHubのページ Eclipse GlassFish 5.1リリースの最大の目的は、その前身であるOracle版GlassFish 5.0を基にEclipse Foundation発のコードとして完全にビルド可能なものにすると同時に、ライセンスもEclipse Foundationによって完備されたものへと移行させることにありました。 (追記 2019/2/1:厳密にはGlassFish 5.0よりもいくつかの機能が少なくなっていると指摘をいただきました。多言語対応モジュールがオプションから完全削除となった点、利用
2018 年 9 月、 Java 11 がリリースされました。Java 10 までは開発用の JDK と実行環境の JRE、 2 つのパッケージが提供されていたのですが、 Java 11 から JDK のみとなり Java 実行環境 (JRE) は単体配布されなくなりました。 オラクルが配布している Oracle JDK、 Oracle OpenJDK だけでなく、 ほかの OpenJDK ビルド Zulu OpenJDK でも JRE は配布されていません。 2019-04-26 訂正AdoptOpenJDK では JRE も配布していました。どうして、 JRE が配布されなくなってしまったのでしょうか? 新たなアプリケーション配布方法の提案オラクルが JDK の新しいリリース ・ モデルおよび提供ライセンスについて発表しています。 前半はリリース ・ サイクルの変更や商用利用の有償化な
AWSが独自のOpenJDK「Amazon Corretto」発表。AWS内部で使っていたJavaを外部提供へ。Java 8は2023年まで、Java 11は2024年まで無償でLTSを提供 Amazon Web Services(AWS)は、OpenJDKのディストリビューション「Amazon Corretto」を発表しました。 Introducing Amazon Corretto – No-cost, multiplatform, production-ready distribution of OpenJDK! #corretto @Devoxx https://t.co/IFgyCXclRr pic.twitter.com/nIW5M6CIMX — AWS Open Source (@AWSOpen) 2018年11月14日 CorrettoはJavaでLTSが提供される2つのバ
マルチプラットフォーム(ubuntu、RHEL、Windows、MacOS)対応のLTSがついたOpenJDK互換のJavaリリースのアナウンスです! しばらく前に、Amazon LinuxでのJavaのLTSが発表され大きな話題となりました。 Amazon LinuxでのJavaのLTS (Long-Term Support)提供について 「ほぇー、AWSもやりおるやんけ!!」と感慨にふけっていたら、それの100倍ぐらい衝撃的なニュースが、Javaの神様James Goslingのツイートで飛び込んできました。 Just announced #amazon #Corretto at #devoxx. It is our distribution of OpenJDK. https://t.co/09cuPEqnex — James Gosling (@errcraft) 2018年11月
更新: Red Hat Enterprise Linux 7.6でOpenJDK 11が追加されました。現在のサポート期間は2024/10までです。 【JDK 11 リリース直前】各ベンダーのJDKリリースモデル特集!というイベントがあってRed Hatさんもどうですか、ってお誘いが来たんですが予定が入っており参加できなかったのでエントリを書いておきます。 Red Hat Enterprise Linux (RHEL)には商用サポートされるOpenJDKパッケージが含まれています。RHELのサブスクリプション費用に含まれており、OpenJDKのサポートには追加の費用はかかりません。yum install java-1.8.0-openjdkのようにパッケージをインストールすれば使えます。 OpenJDKのサポート期間についてはOracle社の影響が大きいという側面があり、RHELのサポート
Javaアプリケーションを自動的にDockerイメージにビルドしてくれる「Jib」、Googleがオープンソースで公開 Googleは、Javaアプリケーションを自動的にDockerコンテナ化するツール「Jib」をオープンソースで公開しました。 JavaのビルドツールであるMavenもしくはGradleのプラグインとしてJibをインストールすることで、Docker環境の構築やDockerfileなどを記述することなく、ビルドプロセスのなかで構成を読み取り、Dockerコンテナのイメージを生成、Dockerコンテナのレジストリへの登録まで自動的に行ってくれます。 これまでJavaアプリケーションをDockerコンテナ化するには、JavaアプリケーションをビルドしたうえでDocker環境を用意してDockerfileを記述し、そこでDockerイメージを生成するといった手順が必要でした。 Ji
テキストデータや画像・音声データなどの種類を問わずに適用できる 汎用的なデータ圧縮ライブラリ というと、deflate アルゴリズム の実装である zlib が古くからデファクトスタンダードとして存在しており、実際に広く使われています。ご多分に漏れず、zlib は Java にも組み込まれており、標準ク…
Javaのサポートについてのまとめ Javaのライセンスやサポート状況について混乱が発生しているように思います。Javaのサポートを各団体がどのように行なっているかをまとめてみます。 知っておいてほしいのは、Javaの実装やサポートはOracle JDKかOpenJDKの二択、ではなくAdoptOpenJDKやAzul Zulu、Corretteなど多くの選択肢があるということです。 ここでサポートはバグやセキュリティに対応したパッチがリリースされることを表しています。 Javaのリリースサイクル これまで、Javaは3年ごとを目標に結局5年くらいかけて次のバージョンを出したりしていましたが、それでJavaはなかなかバージョンアップしなくて古いと言われていました。それが2017年9月、今後は6ヶ月ごとにフィーチャーリリースを行うというリリースモデルに変更されました。Java9が2017年9
Oracle Blogsの主としてテクノロジー製品のエントリを日本語でご紹介します(オリジナルのエントリを投稿することもあります)。厳密性をご所望の方は原文をどうぞ。よい内容でしたら原文に対し、"Good Entry, thanks!"でもいいので、是非コメントお願いします(Typoや誤訳はコメント欄からどうぞ)。なお、このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません。また、エントリ内でご紹介している製品・サービスは国内導入時期が未定の場合もありますのでご了承下さい。 Good entries on Oracle Blogs are put into Japanese. Mainly this blog covers technology products. Opinions expressed in this blog is my personal one and d
10年前にIPL社員が作ったJava製のシューティングゲームを、Web技術を使ってリメイクしました。 また、JavaからTypeScriptへの移植のポイントについても記載します。 何はともあれゲームを遊ぶ 以下のURLからプレイできます。 https://iplanning.heteml.net/2018-shooting/ Chrome, Firefox, Edgeブラウザで動作確認しております。スマートフォンには非対応です。 操作方法 スペースキー:ゲーム開始&弾を撃つ カーソルキー:上下左右に移動 ハイスコアはお使いのブラウザ内(LocalStorage)に記録されます。 経緯 アイプランニングでは、毎年新人に自由課題を課しています。 ゲームやカロリー計算機など、人によって作るものはそれぞれですが、 10年前に筆者は、当時それなりに新しい技術だったJavaとAWT(当時既にSwin
こんにちは、LINEメッセンジャーのサーバーサイドとモニタリングプラットフォームの開発を担当しているフィ(@dxhuy)です。この記事はLINE Advent Calendar 2017の20日目の記事です。 今日は、モニタリングシステムでよく使うレイテンシーやその計算方法などについて紹介したいと思います。LINEでは、日々ユーザが楽しくメッセージを送れるように、システムの安定性を第一に考えています。安定したシステムを保つためにたくさんの指標を見守る必要がありますが、その指標の1つが「レイテンシー」です。 ウィキペディアでは、レイテンシーは以下のように定義されています。 デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性の高い遅延時間のこと インターネットサービスにおいては、レイテンシーは基本的に「レスポンスタイム」のことです。つまり、リクエストを受けてからレス
若手Javaエンジニア必見。知っておきたいフレームワーク・ツール23選 システム開発において、登場頻度が非常に高いJava。数多くのフレームワークやツールが存在しますが、一体どれを選べば、効率的な開発が行えるのでしょうか。おすすめのものを一挙にご紹介します! システム開発をする際、欠かせない存在なのが各種フレームワークやツールです。これらを導入することで、工数の削減やアプリの品質向上、セキュリティの堅牢化など数多くの利点があります。中でもJavaのフレームワーク・ツールは、Javaを開発に使用している企業の多さゆえ、利用される頻度も高いものです。 しかし、それらは数えきれないほどの種類があるため、知識の少ない若手のうちは「どれを選べばいいんだ……」と途方に暮れてしまうケースも少なくありません。 そんな悩みを解決するため、今回はよく使われるものから珍しい機能のもの、最近注目されているものまで
JJUG CCC 2017 Fallでの発表資料です。
8月にオープンソース組織への移管の可能性が報じられたJava EEだが、12日の同社のブログによれば、Eclipse Foundationへの移管が行われることが決定されたとのこと(ZDNet Japan、マイナビニュース、OSDN Magazine)。 計画によれば、Java EE 8の完成後に、Java EEとリファレンス実装であるGlassFishサーバーがEclipse Foundationに再ライセンスされ、同プロジェクトによる体制がスタートする模様である。一方で、別のJava EE実装であるWebLogic ServerのサポートとJava EE 8対応は今後も進めていくとしている。
※追記すべき情報がある場合には、その都度このページを更新する予定です。 MyJVNバージョンチェッカによる最新バージョン利用の簡易チェックが行えます。こちらからご利用ください。 動作環境にJREを使用しない「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」も利用可能です。 概要 Oracle 社が提供する JRE (Java Runtime Environment) は、Java プログラムを実行するためのソフトウェア実行環境です。 JRE には脆弱性が存在し、攻撃者に悪用されると、任意のコード(命令)が実行され、コンピュータを制御される可能性があります。 同社からは攻撃された場合の影響が大きい脆弱性であることがアナウンスされているため、できるだけ早急に修正プログラムを適用して下さい。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く