この作品では、信長暗殺について非常に新しい説を唱えていて、これがさらに信長コードに推理小説のようなダイナミックさと面白さをプラスしてくれたのです。 信長暗殺、一般的には明智光秀であると言われていますが、城を謎解けば、その可能性はさらに広がります。世界を巡って様々な物を見てきた宣教師でさえ、安土城を見て驚いたのですから、きっと国内の人達は、もはや驚きを通り越して脅威と感じた人もいたはず。安土城はその姿ゆえに、多くの勢力を動かしてしまったのかもしれません。「全人生、全財産をかけてもコイツを抹殺しなけれ、日本という国はとんでもない方向へ行ってしまう。」と。 栄光と悲劇、そして信長の全てを示す鍵は安土城に繋がっているのです。 さて、信長を殺させた本当のフィクサー、ないしは黒幕、ないしは総合プロデューサーは誰でしょう? ヒントは教科書には載っていない人物。でも、考えてみれば大メジャー人物です。 TB