タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kataru2000 (5)

  • ピテカンの敷居は高かったのか? - くらやみのスキャナー

    東京大学「80年代地下文化論」講義作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2006/07/18メディア: 単行僕は基的に宮沢章夫さんリスペクトなんだけど、はっきり言ってこの『東京大学「80年代地下文化論」講義』はひどいと思った。データが少なすぎる、誤解が多い、論旨がよくわからない。普段はそういったことをいちがいに悪いとも思わないのだけど、こののテーマが「おたく史観では無いオルタネイティブな80年代論」という、僕にとって非常に魅力的と思えるものであっただけに、この中途半端さは残念すぎる。なによりこののキーワードともいえる日初のクラブ、ピテカントロプス・エレクトス('82〜'84、以下ピテカン)のデータがもっともっと欲しかった。それに宮沢さんはクリエーターとしては、あまりにおたく文化に無知すぎるのが明らかになってしまった。ちなみに僕だっておたく文化のことはよくわからない

    keshiki
    keshiki 2006/11/12
    体育座りは怒るだろうなあ、ロック畑の人は(体育座りが許される場?)。
  • なんとなく日経をdisってみる もしくはディスコミュの溝は金で埋まるのか - くらやみのスキャナー

    ひっじょうに今更ですが、タヒチくんだりで子を殺してる作家の話題があったじゃないすか。ワタクシも愛家の端くれとして義憤に駆られはしましたが、それはおいといて、あの、なんつうかあれはダシに使われてるんであって、日経新聞社があの作家を通して主張したかったのは、性愛の悦び≒生きる意味だってことですよね。セックスの無い人生なんか意味無いと。すわ少子化対策を意識した主張かと思いきや、違いますよね子殺しちゃうんだから。なんか昔から日経ってそんなことばっか言ってる気がする。取りあえずは96年の連載小説『失楽園』。53才男性と37才女性のW不倫心中物語。まあ↓の図を見てください。濡れ場で株価が上がるって言われてもなあ。それから02年に創刊した『日経おとなのOFF』。これに関しては斉藤美奈子女史が『男性誌探訪』(朝日新聞社)で書いた解説文がおもしろいので長いけど引用する。後発とはいえ「日経おとなのOF

    keshiki
    keshiki 2006/10/01
    見合いのときにドライヴデートしたよ!(笑)今の車はTVまで見られるからディスコミュニケーションが加速する一方で、錯覚すら出来ない状況
  • ハルキだってラノベなのだ!? - くらやみのスキャナー

    しつこくここ数回のネタの続き。最近ライトノベルばっか読んでます。『学校を出よう!』(電撃文庫)もおもしろいですね。『絶望系 閉ざされた世界』(電撃文庫)はわけわかんないですね。谷川流作品以外にも「聞いたことあるタイトル」且つ「近所のブックオフにあった」作品をいろいろ読んだ。学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)作者: 谷川流, 蒼魚真青出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/06メディア: 文庫絶望系 閉じられた世界 電撃文庫 (1078)作者: 谷川流, G・むにょ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/04メディア: 文庫秋山瑞人 『イリヤの空、UFOの夏』全4巻(電撃文庫)は読んで良かった。最初いかにもライトノベルっぽく始まりながら、だんだんと特に後半3巻以降「SF」になっていくのが良い。あくまで「僕の考えるSF」だ

  • 美少年症候群'80 - くらやみのスキャナー

    ■[comic][etc]美少年症候群'80 昨日のエントリに対するはてぶコメントに、なぜ『マカロニほうれん荘』の沖田そうじさんは、美少年なのに反感を持たれず少年マンガの主役が務まったのかを書くように、というのがあったので書きます。 橋治センセイの出世作『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』を読んでください。余すところ無く書いてあります。おわり。 だとあまりにも不親切なのでワタクシの拙い言葉で言い直してみる。その昔、というか『マカロニ〜』以前は「男は顔じゃない」「男は見た目じゃない」というテーゼが、世の中を強く支配していた。まあ世の中というか、少なくともマンガの設定としてはそうだった。 しかし『マカロニ〜』は違う。沖田そうじさんはこれといって他人より秀でた部分は無いが、顔はかわいく服装もなかなかオシャレである。そしてモーレツにモテる。ひざかた歳三さんは高校を10回落第して25才なのに高校に通

  • ハルヒ=ほうれん荘仮説 - くらやみのスキャナー

    常に流行に後ノリするみっともない中年のオレが来ましたよ。YouTubeでアニメ見たりブックオフで文庫買ったりして(ろくでもないなあ)なんとか追いついたので何か書いてみる。ワタクシが『涼宮ハルヒの憂』を見て読んで一番目に思ったことが、なんか『マカロニほうれん荘』*1みたいな話だなあ、ということだった。『マカロニ〜』を知らない若者のために数コマスキャンしてみた↓こういうマンガである。ここで両作品の主なキャラの設定の異同をちょっと検証してみたい↑これはねえ、男女が反転してるだけで、実にきれいに対応していると思う。このひざかたさんというキャラはハチクロの森田さんなんかの元祖とも言えそうで*2、鴨川つばめさんの先見性を讃えるべきであろう。↑まあ、きんどーさんは、こまわり君の伝統を受け継ぐ異形のルックスで、つまりは、やや古典的なキャラなので、あんまり対応しないのも致し方ないのである。ただ二人の口調は

  • 1