国岡真由美とのユニットで活躍していたICEのギター兼ヴォーカリスト、宮内和之（ex.BLINDHEADZ）が、12月18日午前9時30分、耳下腺癌（じかせんがん）のため亡くなりました。43歳でした。 ICEは、1993年アルバム『ICE』でデビュー。ロックやブルースを核にしながらも、都会的で洗練されたアプローチで、日本の音楽界に新たなサウンドをもたらしました。多くの人気曲のなかでも、とくに2ndシングル「MOON CHILD」や3rdシングル「SLOW LOVE」は彼らの代表曲として知られています（写真は2ndアルバム『WAKE UP EVERYBODY』）。 宮内氏は、ICEはもとより、プロデュースやアレンジなどでも幅広く活躍。mihimaru GTの6thシングル「Love is...」も彼のプロデュースで、またウルフルズ、斉藤和義ら多くのミュージシャンとも交友関係があり、慕われていま

人気ゲーム『パラッパラッパー』を生み出すなど、現在はゲーム音楽の世界で活躍するサウンド・デザイナーの松浦雅也と、女性シンガーのCHAKA（安則まみ）がかつて組んでいた、ポップ・ユニットのPSY・S。その男女ユニットの作品群が新たに紙ジャケット仕様で再発！　しかも、松浦雅也による最新デジタル・リマスタリングが施されてのリリースとなります。 対象となるのは、1985年発表の1st『Different View』から1988年の4th『NON-FICTION』までのオリジナル・アルバム4作と、バービーボーイズのいまみちともたか、ゴンチチ、ゼルダのサヨコ（高橋佐代子）、THE東西南北の久保田洋司らとコラボレーションが話題を呼んだ1987年発表の企画アルバム『Collection』の計5タイトル。価格は全て税込2,500円で、全タイトルとも完全生産限定盤として10月24日に発売されます。 松浦雅也の

当時はサブ・カルチャー雑誌だった『宝島』が1985年に発足させた“インディーズ・レーベル”で、有頂天、ウィラード、ラフィンノーズのインディーズ御三家以降80年代後半に訪れた“バンド・ブーム”を盛り上げたキャプテン・レコード。近年、キャプテン・アンソロジー・シリーズと題して音源の再発が続いていますが、9月22日にその“特別編”として人生『バーバ・パパ』(写真／CDSOL-1189　\1,890(税込))とレピッシュ『アニマル・ビート』(CDSOL-1190　\1,890(税込))が紙ジャケット仕様で限定復刻されます。 電気グルーヴの前身バンドとして知られる人生(JIN-SAY!)が、キャプテン・レコードに唯一残したアルバム『バーバ・パパ』は1988年にリリース。ピエール瀧は当時畳三郎として、現在はCUBISMO GRAFICO FIVEに参加している330は若王子耳夫というステージ・ネームで

勝井祐二、山本精一、芳垣安洋、岡部洋一らによる宇宙を席捲するトランス・ユニットROVO。これまで彼らがライヴ会場でのみ販売していたオフィシャル・ブートレグ音源／DVDが、一般発売されることになりました。タイトルはともに『ROVO LIVE at京大西部講堂』(CD：RVLN-6　\2,415(税込)　DVD：RVLN-5　\3,465(税込))で、7月18日に同時発売されます。(写真は最新スタジオ音源『CONDOR』) この作品に収録されているのは、2004年7月に関西ロック・シーンの象徴的な存在とも言える“京大西部講堂”で行なわれたライヴ。空調設備がない同会場にて、室内温度50度、湿度100％という極限状態のなかで、オーディエンスとROVOがともに生み出した奇跡的なライヴがパッケージされた、緊迫感あふれるライヴ・ドキュメントです。2001年からROVOに参加、2004年に脱退した中西宏司

誰が呼んだか“和製アマデウス”！ THE ALFEEのメンバーとしてはもちろん、バラエティ番組でもその稀有な存在感を画面よりふんだんに香らせる、高見沢俊彦。久々のソロ・プロジェクトが始動！ “平成の柿本人麻呂”or“木更津の暴走吟遊詩人”の異名をほしいままにする綾小路翔（氣志團）を作詞に迎えたシングル「千年ロマンス」を7月4日に発売します。音楽シーンの鬼才による珠玉のラヴ・ソング、これは注目です！ シングルに続いて、1991年に発表された『主義-Ism:』以来、16年ぶりとなるソロ・アルバム『Kareidoscope』を7月18日に発売。THE ALFEE作品では作詞／作曲を手掛ける彼、今作ではあえて作詞を外部へ依頼。綾小路翔（氣志團）、浦沢直樹、宮藤官九郎、つんく♂、みうらじゅん、向井秀徳（ZAZEN BOYS）、リリー・フランキーといった豪華な顔ぶれがペンを握り、新たな世界観を作り上げ

1981年から12年間続いた“不思議コメディー”シリーズのラスト作である『有言実行三姉妹シュシュトリアン』がDVD作品として発売決定！　東映ビデオより4月より発売されます。 『有言実行三姉妹シュシュトリアン』は1993年1月から10月にかけてフジテレビ系にて全42話を放送。酉年の神様“お酉様”に「酉年の平和を守れ」と一方的に言い渡された仲良し三姉妹が、妖怪退治シスターズとしてイカれた妖怪たちと戦う、といったお話でした。三姉妹を演じた田中規子、石橋桂、広瀬仁美のほか、レギュラー（準レギュラー）として、麿赤兒、吹越満、柴田理恵など“不思議コメディー”ならではの出演陣も参加しており、またゲストとして松尾スズキや千秋なども出演していました。 今回のDVD化では放送された全42話を複数のDVDに分けて収録。第1〜10話を収録した『Vol.1』(DSTD-06187 \10,290(税込))を4月21

1stシリーズ放送から今年で35周年を迎え、また来年2007年には原作漫画誕生から40周年を迎える、国民的人気のTVアニメ『ルパン三世』。そのメモリアル・イヤーにあわせ、1985年までに放送されたTVシリーズおよび劇場版をまとめたDVD42枚組(！)のボックス・セット『LUPIN THE BOX -TV＆the Movie-』(VPBY-12974　\100,000(税込))がバップより2007年3月14日に発売されます！ 本ボックスには、俗に“旧ルパン”と呼ばれる1stシリーズ（全23話：1971年10月〜1972年3月）、“新シリーズ”と呼ばれる2ndシリーズ（全155話：1977年10月〜1980年10月）、3rdシリーズ（全50話：1984年3月〜1985年12月）の初期TVシリーズ全話のほか、1978年公開の劇場第1作『ルパンvs複製人間』、1979年公開の宮崎駿監督作『カリオス

11月3日の公開より、圧倒的な大ヒットとなった映画『DEATH NOTE the Last name』。この勢いに続けとばかり、トリビュート・アルバム『The songs for DEATH NOTE the movie〜the Last name TRIBUTE〜』（初回生産限定盤（CD＋特典DVD）：SRCL-6459〜60 \3,300（税込）、通常盤（CDのみ）：SRCL-6461 \3,059（税込））が12月20日に発売決定！ 以前にBMGからリリースされた『DEATH NOTE TRIBUTE』同様、『DEATH NOTE』フリークのアーティストによる、映画にインスパイアされて制作した楽曲／映画のイメージにあった楽曲を集めた今作品。T.M.Revolution／西川貴教によるバンド・プロジェクト“abingdon boys school”（写真は「INNOCENT SORRO

収録曲が最終的に127曲に変更されましたので、判明したジャケット写真とともに再掲載致しました。全曲ともデジタル・リマスタリングでの収録で、解説・番組データなどが掲載された28Pブックレットも封入される予定です。なお今回の変更に伴い、文章・タイトルの一部を改訂いたしました。ご了承ください。 ●DVD-BOX『ゲゲゲの鬼太郎1968 DVD-BOX ゲゲゲBOX60's』(PCBE-62267　\45,150(税込)) ●DVD-BOX『ゲゲゲの鬼太郎1971 DVD-BOX ゲゲゲBOX70's』(PCBE-62268　\33,600(税込)) ●DVD-BOX『ゲゲゲの鬼太郎 60's&70's 2ボックスセット』(PCBE-62269　\78,750(税込)) ●CD『ゲゲゲの鬼太郎 60's + 70's ミュージックファイル』(PCCG-00816　\3,675(税込)) ＊解説・番

“9.11”から早5年。今回の特集は“戦争と表現”と題して、さまざまな観点から、ちょっとシリアスに、戦争と音楽／映画の関係を見つめ直しました。テロを含む“戦争”は、今なおこの世界から消えることはありません。戦争にまつわる音楽や映画は、これまで数多く生み出され、特別な意味合いを持って人々に受け入れられてきました。そして今後も、作品は生み出され続けるでしょう。エッセイなどの文筆でも活躍しているジャズ界の鬼才、菊地成孔による鋭い戦争論からスタートする本特集……好戦的な気持ちには到底なれない、でも反戦を訴えるだけですべてがうまくいくのか。そんなもどかしさを乗り越えるためのヒントが、ここで紹介する音楽や映画に隠されているはずです。 11月号ではまた、エリザベス朝時代の作曲家/リュート奏者、ジョン・ダウランドに挑んだ意欲作『ラビリンス』をリリースしたスティング、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『Se

教室で、校庭で、そして風邪で休んだ布団の中で、多くの子供たちが口ずさんだに違いない、NHK子ども番組のテーマ曲を集めたコンピレーション・アルバム『あの日の教室〜さわやか3組：NHK子ども番組テーマ集』(CDSOL-1140　\3,360(税込)・写真)が発売されます！ アルバムには“ノッポさん”や“ゴン太くん”でお馴染みの『できるかな』をはじめ、『おーい！はに丸』『はたらくおじさん』『ばくさんのかばん』『たんけんぼくのまち』『たのしいきょうしつ』『ワンツー・どん』など、NHK教育テレビで放送された名番組のテーマ曲を約50曲収録。また初回盤のみ『はたらくおじさん』などの主題歌シーンを収録したボーナスDVDも付属されます。 本作は以前にご紹介した『ひらけポンキッキ』の「パタパタママ」や数々のCMソングを歌った“のこいのこ”の大全集『のこいのこ大全』などを企画した“TV-AGEシリーズ”の関連作

放送当時「んちゃ！」「バイちゃ！」「ほよよ〜」「キーン」などの“アラレ語”を大流行させ、社会現象を巻き起こした、TVアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』がついにDVD化決定！　全243話を2つのBOXにわけて発売されます。 『Dr.スランプ アラレちゃん』は、『ドラゴンボール』で知られる鳥山明の原作で、1981年4月から1986年2月にかけてCX系にて放送。無邪気でいたずら好きのアラレと、個性的なペンギン村の仲間たちが巻き起こすギャグ・コメディ作品で、子供から大人まで幅広い層の人気を得た、80年代のポップ・カルチャーを代表するTVアニメです。 DVD-BOXは、前半120話を収めた『んちゃ編』(BBBA-9221　\105,000(税込))と、後半123話を収めた『ほよよ編』(BBBA-9222　\105,000(税込))の2つのBOXが発売される予定で、全話にデジタル・リマスタリングを

80年代初頭、関西ニューウェイヴ・シーンに忽然と現れたLo-Fi／SCUMロック・バンド、ほぶらきん。91年にアルケミー・レコードから発売されたスタジオ録音EP3作品、2枚組ソノシートおよび未発表曲を加えたアルバムで、長らく入手困難だった名コンピレーション盤『ほぶらきん』(写真)が、11月25日にリマスタリングされて再発されます。 ほぶらきんは滋賀県が生んだ伝説のバンドで、童謡を思わせるキャッチーでノスタルジックなメロディとあまりにもナンセンスなパフォーマンスが大きな話題になったバンド。中心人物である青木氏の当時小学生の弟までもがメンバーとして参加するというエピソードにもうかがえるように、関西ニューウェイヴ・シーンだからこそあり得たポップさとジャンクさは、のちのボアダムス関連ユニットにも大きな影響を与えているバンドと言えます。 かつてEYE、YOSHIMI、山本精一らのスカム・ユニット“電

いきなり電気グルーヴの姿が飛び込んできた『岡本太郎スペシャル！Be TAROドキュメント“爆発的復活の日”』に目を奪われてしまった方は必聴！ 先日一般公開が終了しました岡本太郎「明日の神話」に触発されて生まれたという、ORIGINAL LOVEのニュー・シングル「明日の神話」（通常盤（CDのみ）：PCCA-70167 \1,050（税込））が10月18日に発売決定！ 初回限定盤（PCCA-02346 \1,890（税込））は、壁画「明日の神話」のもとで撮影されたビデオ・クリップ収録のDVD付き。岡本太郎を敬愛する田島貴男だからこそ実現した新たなるコラボレートの形をぜひ目撃ください！ ●ORIGINAL LOVE「明日の神話」 （初回限定盤（CD+DVD）：PCCA-02346 \1,890（税込）） （通常盤（CDのみ）：PCCA-70167 \1,050（税込）） 1. 明日の神話 2.

『クラッシャージョウ』などで知られるSF作家・高千穂遙の小説を原作に、1985年7月から半年間にわたって日本テレビ系にて放映され、その後OVAシリーズと続いた人気アニメ・シリーズ『ダーティペア』。そのTVシリーズを中心に『ダーティペア』の映像作品を集めたDVD-BOX『ダーティペアの大盛況 DVD-BOX』(VPBY-12970　\29,400(税込))がバップより11月22日に発売されます。 DVD-BOXには、TVシリーズ全24話＋オリジナルTV版2話（OVA『ダーティペア　ラブリーエンジェルより愛をこめて』）のほか、87年から88年にかけて全5巻発売されたOVA版シリーズ全10話、キャラクター・デザインを一新したFLASHシリーズ全15話をDVD10枚にわけて収録。デジパック仕様で、ボックス・インナージャケットは土器手司、木村貴宏の描き下ろしとなる予定です。 またこのDVD-BOXに

SUM 41のデリックとの結婚以降、妊娠説やモデルや女優に転向するとのウワサが絶えない我らがパンク・ポップ・プリンセス、アヴリル・ラヴィーン。そんなアヴリルの人気の楽曲をmisonoや杏子、ソニン、ベッキーらがカヴァーした、トリビュート・アルバム『Tribute to Avril Lavigne〜Masters Collection〜』(写真：GYCL-10015 ￥2,625(税込))が10月25日にリリースされます。 元whiteberryのYukkiやベッキー、misonoが元気にカヴァーするアヴリルも楽しみですが、なんといっても注目は「失格」「バニラ」「永遠のパズル」の名曲がヒット、内省的でストイックな歌詞で知られる橘いずみが、2004年リリースの尾崎豊トリビュート・アルバム以来となる新録音で参加していること！いったいどんなアレンジになっているのでしょうか。 ■2006年10月25

STRUGGLE FOR PRIDEの話題作『ユー・バーク・ウィ・バイト』の幕開けを飾る「REFLECTOR」での鮮烈なゲスト参加も忘れまじ！大友良英ニュージャズオーケストラへの参加をはじめ、もはや“渋谷系”のカリスマ／歌姫という言葉では語りつくせぬ存在と化したカヒミ・カリィがリリースする待望の新作はなんとモロッコにて撮り下ろされた“ロード・ムービー”。タイトルなどは未定ですが、10月4日にリリースされることが決定しました。(写真は2004年発売のアルバム『Montage』) 大友良英がプロデュースした楽曲をBGMに、モロッコでカヒミを撮影した長編ミュージック・ビデオ的な内容で、カヒミが“歌う”楽曲も5曲収録される予定。まさに動く写真集と言っても良い作品に仕上がっているとのこと。 そのほかにもこの10月には2年半ぶりとなるオリジナル・アルバムがリリース予定されているほか、初出演した映画『い

ジョン・レノンの新たなドキュメンタリー映画が製作され、9月に米国で公開されます。『The U.S. vs. John Lennon』というこの作品、タイトルからもわかる通り、米国政府が要注意人物としてマークいたという、平和・反戦活動家としてのジョンを追った映画とのことです。公式HPでは予告編を観ることができ、政治的な映像も多数含まれている模様。米国では9月15日にニューヨークとロサンゼルスでプレミア公開され、同月末には全米各地でも登場することになっていますが、日本での公開は未定のようです。監督はデイヴィッド・リーフとジョン・シェインフェルド。 そして、そのサウンドトラック盤にはジョンのナンバー19曲が収録され、その中には2曲の未発表ヴァージョンが含まれているとか。Billboard.comが伝えたところによれば、71年に開催された“John Sinclair Freedom Rally”（

98年に活動を凍結して以来、メンバー各々にて活動していた、筋肉少女帯が約8年ぶりに活動凍結を解凍し、再始動することになりました！　メンバーは大槻ケンヂ(ヴォーカル)、内田雄一郎(ベース)、橘高文彦(ギター)、本城聡章(ギター)となります。 これは先日22日に行なわれたライヴにてメンバー自らが発表したもの。このライヴは以前にもお伝えしたように、TVアニメ版『N･H･Kにようこそ』のエンディング・テーマとして、大槻ケンヂと橘高文彦が久々に2人で書き下ろした新曲「踊る赤ちゃん人間」のCD発売を記念したものでした。 ライヴではアンコールでメンバー4人が勢揃いして復活を高々と宣言し、年末の12月28日に中野サンプラザにて再結成ライヴ『THE・仲直り！復活！筋肉少女帯〜サーカス団パノラマ島へ帰る'06〜』を行うと正式に発表！　チケットの先行予約情報などは復活宣言とともに開設された特設サイト「筋肉少女帯