タグ

読書に関するketaro0809のブックマーク (515)

  • 【連載】『全国マン・チン分布考』第4回:女陰名+「する」だけが「性交する」ではない - HONZ

    放送禁止用語に阻まれた『探偵! ナイトスクープ』の幻の企画が、ついに書籍で実現。かつて『全国アホ・バカ分布考』で世間を騒がせた著者が、今度は女陰・男根の境界線に挑む! 第4回は「女陰名+「する」だけが「性交する」ではない」ことについて。『女陰語』+『する』の歴史は、実はけっこう浅かった!?(HONZ編集部) 第1回、第2回、第3回 女陰名+「する」だけが「性交する」ではない 歌島では、女陰名「オメコ」に「する」をくっつけて「オメコする」で、「性交する」という意味になります。これは「オメコ」の場、関西でも同じことです。東京でも「オマンコする」ですね。では、「マンジュー」や、「ボボ」の地域などでは、どう言うのでしょうか。これはきわめて興味深い問題と言わねばなりません。なぜなら、イヌやネコ、ウシ、ブタ、あるいはニワトリやトンボなどの場合は、「オマンコする」などとは言わずに、現代は「サカル」と言

    【連載】『全国マン・チン分布考』第4回:女陰名+「する」だけが「性交する」ではない - HONZ
  • 【読書感想】 フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 (角川新書) 作者: 野田力出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/09/08メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 (角川新書) 作者: 野田力出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2018/09/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 今日、自分は死ぬかもしれない―。内戦の続くコートジボワールで著者は死を覚悟したという。その名の通り、主に外国籍の兵士で構成されるフランス外人部隊。6年半、在籍した日人がその経験を余すところなく書く。 僕は外人部隊といえば、新谷かおる先生の『エリア88』を思い出してしまうのですが、このでは、マンガや映画のなかの話ではなく、実際にフランス外人部

    【読書感想】 フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • "本の虫"の首相が牽引する『沸騰インド 超大国をめざす巨象と日本』 - HONZ

    「この銃はドイツ製だと思う」 「あの場面で出てきた髭を伸ばした人たちはおそらくIS関係だろう」 シリアの内戦下に生きる若者を追ったドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』の配給をしたときのこと、ある朝日新聞記者にトークイベントで協力してもらった。彼は同社の中東特派員として計5年間、中東・アフリカ圏の紛争取材等にあたったのち、インドのニューデリー支局長を務めた人物だ。「自分の身は自分で守らねばならない」環境下で生き抜いてきた彼の、映画を観る視点は一般の人なら気づかないようなものばかりだった。 その記者こそが、書『沸騰インド』の著者、貫洞欣寛氏だ。一昨年に朝日新聞を退社したのち、追加取材も行って書き上げた書には、紙面では書ききれない情報量と多面的な洞察が詰まっている。 * インドは今、猛烈なスピードで成長を遂げている。人口は2022年までに中国を抜いて

    "本の虫"の首相が牽引する『沸騰インド 超大国をめざす巨象と日本』 - HONZ
  • 【読書感想】人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/08/09メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/08/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 伝説的なブログ『分裂勘違い君劇場』を中心に、 何百万人もの感情を揺さぶり続けたモンスター・ブロガーがついにデビュー! 実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させる 「錯覚資産」とは何か? 誰もが一度は思う 「なんであんな奴が評価されるんだ! ?」の謎を解き、 「誰にでも使えるズルい武器」として解説する異色作。 書を読み終えた後には、誰もが 人生は、運よ

    【読書感想】人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』に三つのジレンマを考える - HONZ

    羊水穿刺で胎児の染色体検査をうけた。告げられた結果は陰性。しかし、生まれた赤ちゃんはダウン症だった。産科の医師が検査結果を見落としていたのだ。天聖(てんせい)と名付けられたその子にはさまざまな合併症があり、三ヶ月で亡くなった。そして、訴訟がおこなわれた。こう書けばシンプルだが、ここには三つの大きなジレンマがある。 そのうちのひとつは、天聖君への慰謝料請求の妥当性だ。知らなかったが、この事例のように医療従事者が過失をおこさなかったら苦痛に満ちた自分の出生が回避できたはず、という裁判はロングフルライフ(Wrongful life=「不当な生命」と訳せばいいのだろうか…)訴訟というらしい。「生まれなければ苦痛がなかった」ことに対する慰謝料。しかし、はたして生まれなかったほうが当に損害は少なかったといえるのだろうか。いったいどの立場からどう考えればいいのだろう。それすらよくわからないほど難しい問

    『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』に三つのジレンマを考える - HONZ
  • 『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ

    原書のタイトルを直訳すると「過去を抜栓する」。酒と人類の壮大な物語を描いただから、いかにも香り立つようでおしゃれだ。翻訳タイトルは『酒の起源』。もちろん『種の起源』のオマージュだ。こちらも素敵。 版元の白楊社は2016年に『酒の科学』というを出版していた。こちらの原書タイトルは「プルーフ」。プルーフにはアルコール度数だけでなく、印刷前のゲラという意味もある。こちらもウィットに富んでいて楽しい。 酒をテーマに選ぶ研究者や編集者たちは、酒に酩酊効果だけではない、アートを感じ取っているからかもしれない。タイトルがおしゃれというだけでなく、文もグラスを片手にゆったりと読めるように工夫されている。書も例外ではなく、要所に図版や地図が使われていて、考古学者とともに世界を旅している気持ちになる。 『酒の起源』は中国、チグリス・ユーフラテス、中央アジア、地中海、新世界、アフリカという世界史に現れて

    『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ
  • 『ロマンで古代史は読み解けない』科学者が古代史を研究するとこうなった! - HONZ

    古代史=神話というイメージが拭えない。確かにロマンあふれる物語だが、真実ではないだろう。だが日には『古事記』や『日書紀』という過去の偉人たちが積み上げてきた第一級の資料が残されている。 ならば徹底的に科学で解明しようというのが書の狙いである。著者は大学共同利用機関法人自然科学研究機構の科学者だ。坂は「生理学研究所」でヒトの脳機能を、共著者の渡辺英治は「基礎生物学研究所」で動物の心理を研究している。歴史マニア同士が愛知県岡崎市にある研究所で偶然出会ったことからこのは始まった。 ふたりが最も大切にしたこと、それは彼らが育った科学の世界の価値観だ。科学に求められるのは「再現性」。だが歴史的事実にそれを求めるのは不可能だ。ならば頼りしたのは何か。 まずは地名や建造物などの「モノ」。遺跡などの位置情報や正確な形はインターネットで簡単に手に入る。 次は「ヒト」。古代の人々の心も現代人とはそう

    『ロマンで古代史は読み解けない』科学者が古代史を研究するとこうなった! - HONZ
  • 【読書感想】マーティン・ルーサー・キング――非暴力の闘士 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    マーティン・ルーサー・キング――非暴力の闘士 (岩波新書) 作者: 黒崎真出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/03/21メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 マーティン・ルーサー・キング?非暴力の闘士 (岩波新書) 作者: 黒崎真出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/06/21メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 リンチ、脅迫、放火、爆破。アメリカ南部社会を覆う、人種差別の凄まじい暴力。われわれ黒人はもう待てないのだ。人びとを直接行動による社会変革へと導いたキング牧師(1929─1968)。栄光の前半生だけでなく、差別と貧困のないアメリカを夢見た彼の後半生こそ忘れてはならない。武器をとらず非暴力で闘い抜いた苛烈な生涯をえがく。 キング牧師といえば、「私には夢がある」(I Have a Dream)

  • 【読書感想】コンビニ外国人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    メディア: この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 コンビニ外国人(新潮新書) 作者: 芹澤健介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/05/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに四万人超。実にスタッフ二十人に一人の割合だ。ある者は東大に通いながら、ある者は八人で共同生活をしながら―彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか?「移民不可」にもかかわらず、世界第五位の「外国人労働者流入国」に日がなったカラクリとは?日語学校の危険な闇とは?丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。 そういえば、僕が生活している九州の地方都市でも、コンビニで外国人の店員を見かけることが増えたなあ、と、この1年くらい思っていたのです。 東京では、コンビニで働いている

    【読書感想】コンビニ外国人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • お好みの本、あります『BOOK BAR』

    土曜の 22:00 より、J-WAVEでやっている「BOOK BAR」がになった。 ナビゲーターは杏&大倉眞一郎、2人がお気に入りの一冊を紹介する番組で、10年以上も続いているのに、になるまで知らなかった。 どんなが紹介されるのか、さっそく目次を眺めてみると、これが見事にバラエティ豊かで面白い。いわゆる平積みされている「売れセン」を外しつつ、文芸、エッセイと肩の凝らないものから、硬めの翻訳モノ、文学、ドキュメンタリーが並んでいる。 たとえば、ポール・ディヴィス『幸運な宇宙』を大倉が紹介する。 マルチユニバースやビッグバン仮説を解説するポピュラーサイエンスなのだが、ミソは「幸運な」にある。すなわち、宇宙物理学を深堀りすると、宇宙そのものが「人間にとって」非常に都合よくできあがっている事実に突き当たる。よくある人間原理の話になるだろうなぁと追っていくと、杏が小学生のときに見た屋久島の星

    お好みの本、あります『BOOK BAR』
  • 【読書感想】君たちはどう生きるか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    君たちはどう生きるか 作者: 吉野源三郎出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2017/08/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 40万部突破! 字も大きい、現代仮名遣いで、 原作が一番読みやすい新装版! 池上彰さんも子供時代に感動! 日を代表する歴史的名著が、 マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行! 漫画版と同じ羽賀翔一さんの挿絵入り 「ヒューマニズムに根差した良いは、 時代を超えて人々の心をつかむのです」 (ジャーナリスト/池上彰さん) 1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 今回前書きを書いてくださった池上さんも、 小学生時代に、父親から渡された当初は 読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって どんどん読み進んでいたと言います。 人間としてどう

    【読書感想】君たちはどう生きるか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ふたりの技術者の邂逅が巨大組織を動かした『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』 - HONZ

    ひと言で言えば、彼らには事故を起こした当事者という意識がないんですよ。乗客の安全を誰が守るのかという自覚がない。ただ自分たちの組織と権益を守りたいから、外部に責任転嫁を図ったり、運転士個人のミスとして処理しようとする。上から下までそういう組織になってしまっているんでしょう。だから、幹部連中が入れ替わり立ち替わりうちに来て、いくら謝罪の言葉を並べ立てても一つも響かない。当に申し訳ないことをしたという人間的感情も、これからは絶対に安全最優先に努めるという意思も伝わってこない 2005年4月25日、死者107名・負傷者562名を出したJR西日・福知山線の脱線事故。その事故でを亡くし娘が瀕死の重傷を負った淺野弥三一の言葉である。「どうやって事故直後の数日間を乗り切れたかのかわからない」、「火山の噴火口に取り残された気分だった」、「当時の心境をひと言で言えば……自暴自棄、やろうね」と振り返る「

    ふたりの技術者の邂逅が巨大組織を動かした『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』 - HONZ
  • 『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』戦慄、衝撃のルポルタージュ! - HONZ

    2017年7月、安倍晋三首相が「将来の首相候補」として守り続けてきた政治家、稲田朋美防衛大臣が南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽の監督責任を取って辞任したことを覚えているだろうか。廃棄された文書の存在が発覚し、関係者の嘘が晒された末のことだ。 その1年前、南スーダン首都のジュバで政府軍と反政府勢力との大規模な戦闘が勃発した。現地には約350人の陸上自衛隊の施設部隊が活動していたが、メディアでこれが報道されることはなかった。 この状況の中、南スーダンPKOを追うジャーナリストの布施祐仁が、現地の実態をつかむため情報公開制度を使い、防衛省に関連する文書の開示請求を行った。 開示されたのは13年12月から14年5月までの活動を陸上自衛隊研究部がまとめた文書だ。ここにはその当時の生々しい戦闘の様子が書かれていた。だが時の国会では議論に上ることもなかった。 16年7月の参議院選挙で大勝

    『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』戦慄、衝撃のルポルタージュ! - HONZ
  • 【読書感想】ブラッド・エルドレッド〜広島を愛し、広島に愛された男 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ブラッド・エルドレッド~広島を愛し、広島に愛された男 作者: ブラッド・エルドレッド出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2018/02/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 内容紹介 広島在籍7シーズン目は歴代最長。 名実ともに最強助っ人の呼び声高いエルドレッド選手。 そのカープへの愛、広島の地への愛着は計り知れないものがあります。 解雇されるかもしれなかった来日2年目。 そこを乗り越えての塁打王、 そして、リーグ優勝、2連覇……。 なぜ、エルドレッド選手は日で成功することができたのか。 広島を愛し、広島に愛された男が、これまでの野球人生を振り返りつつ、 成功法則、カープ愛、そしてこれからの夢を綴ります。 目次 序章 37年ぶりの連覇達成 第1章 驚いた“野球"と“ベースボール"の違い 第2章 日での素晴らしい仲間たち 第3章 広島でジャパニーズ・ドリーム

    【読書感想】ブラッド・エルドレッド〜広島を愛し、広島に愛された男 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】カナダ 歴史街道をゆく ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    カナダ 歴史街道をゆく 作者: 上原善広出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/05/10メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 カナダ 歴史街道をゆく (文春e-book) 作者: 上原善広出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/05/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 2017年7月1日、カナダは建国150周年を迎える。テロや政治状況などで暗雲たれこめるヨーロッパやアメリカに比べ、誰もが笑顔になれる、癒される国として注目を集めている。昨年、アメリカトランプ政権が誕生することが明らかになったとき、移民を希望するアメリカ人たちがカナダの移民登録サイトに殺到したことも話題になった。 建国以来、世界中からの移民を受け入れ、多民族主義を宣言し、異なるルーツの人びとが幸福に共存する道を選んできたカナダ。

    【読書感想】カナダ 歴史街道をゆく ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書) 作者: ブレイディみかこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/10/17メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 労働者階級の反乱?地べたから見た英国EU離脱? (光文社新書) 作者: ブレイディみかこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/10/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 2016年の英国EU離脱派の勝利。海外では「下層に広がる排外主義の現れ」とされたが、英国国内では「1945年以来のピープル(労働者階級)の革命」との声も多かった。世界で最初に産業革命、労働運動が起きたイギリスでは労働者こそが民主主義を守ってきた。ブレグジットは、グローバル主義と緊縮財政でアウトサイダーにされた彼らが投じた怒りの礫だったのだ――。英国在住の注目の著者

  • 【読書感想】先生! ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    先生! (岩波新書) 作者: 池上彰出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/07/20メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。 先生! (岩波新書) 作者: 池上彰出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/01/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 「先生!」―この言葉から喚起されるエピソードは何ですか?池上彰さんの呼びかけに、現場で実際教えている人のほか、作家、医師、職人、タレントなど各界で活躍の二七名が答えた。いじめや暴力問題にゆれ、教育制度改革が繰り返されているけれど、子どもと先生との関係は、かくも多様でおもしろい!希望のヒント満載のエッセイ集。 池上彰さんが編者の、さまざまな人が自分の「先生」に対する考えや思い出を綴ったエッセイ集です。 池上さんは、エッセイの寄稿者への

  • 『アーカイブズが社会を変える 公文書管理と情報革命』事実の積み重ねが未来をつくる - HONZ

    財務省の文書改竄問題をめぐってSNS上で繰り広げられている議論の応酬を見ていて残念に思うのは、現政権への好き嫌いの感情をベースに語られた言葉が実に多いこと。そしてやり取りがヒートアップすればするほど、問題の質からはどんどん遠ざかってしまっていることだ。 今回の一件は、内閣が責任をとって総辞職すればそれですむような話ではない。またリベラルや保守といった政治的スタンスの違いによって見解が分かれるような類の話でもない。なぜなら財務省が手を染めた行為は、私たちの社会の基盤を脅かす危険性を孕んでいるからだ。 かつて公文書管理と情報公開について取材したことがある。その時わかったことは、公的な文書をいかに保存するか、そしてそれをどう公開するかということについて、日はほとんど初心者のレベルにあるということだった。自分自身、この分野についていかに無知だったかを思い知らされショックを受けた。 いくつか例証

    『アーカイブズが社会を変える 公文書管理と情報革命』事実の積み重ねが未来をつくる - HONZ
  • 『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』スタンダードの求心力と辺境の遠心力 - HONZ

    読書会のやり方は人によって様々だと思うが、面白く実施するためにはいくつかの条件がある。たしかに同じような読書量のメンバーが集まり、をネタに好き勝手言い合うだけでも、それなりの楽しさはあるだろう。 しかしそれを継続的に習慣化していくためには、少なからず妄想のような会話にリアリティが伴ってくる必要がある。HONZの例で言えば、サイエンスの話に触れながら、ふと感じた疑問に答え合わせのできる状況が整えばグッと面白くなるのだ。だからHONZの朝会にわざわざ大阪からやってくる大学教授の存在には、得難いものがある。 また信じられないようなノンフィクションを前にそれに近しい体験をしたことのある人の話が加わった時にも、盛り上がりを見せることが多い。自分では想像するしかなかったことが、誰かの体験と地続きになることで、一気に自分ごと化するような感覚が味わえるのだ。 そういった意味で書に収められている読書

    『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』スタンダードの求心力と辺境の遠心力 - HONZ
  • 【読書感想】女系図でみる驚きの日本史 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    女系図でみる驚きの日史 (新潮新書) 作者: 大?ひかり出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/09/14メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 女系図でみる驚きの日史(新潮新書) 作者: 大塚ひかり出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/09/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 胤(たね)よりも腹(はら)が大事―母親が誰かに注目した「女系図」でたどると、日史の見え方が一変する。滅亡したはずの平家は、実は今上天皇にまで平清盛の血筋を繋げる一方、源頼朝の直系子孫はほどなくして途絶えているのだ。「史上初にして唯一の女性皇太子はなぜ誕生したのか」「徳川将軍家にはなぜ女系図が作れないのか」等々、著者作成の豊富な系図をもとに、次々と歴史の謎を解き明かしていく。 世の中には、いろんなものに興味

    【読書感想】女系図でみる驚きの日本史 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言