私は昔から言語処理系に興味があり、自分で言語を作ることを夢見てきました。 しかし、いざ言語を実装しようと思って言語処理系に関する本を読んでも何から手を付けていいか分からず、アセンブラもまともに読めないまま、数年が経ってしまいました。 大学時代は情報系ではなかったため、コンパイラの実験がある情報系の学科のカリキュラムを羨ましく思い、情報系の授業の教科書を手にとって見ても読む気が起きず、自分に作れるのは所詮、構文木をちょこっといじって変換するレベルのもの (例えばsjspなど) にとどまっていました。 そんな中、去年のRebuild.fmで、とても感銘を受けた回がありました。 LLVMのlinkerであるLLDを開発されているrui314さんの回です。 rebuild.fm セルフコンパイルできるC言語のコンパイラを実装するという話のなかで、インクリメンタルに開発する重要性について話をされてい
Finalは利用先限定、ワンタイム利用を前提としたクレジットカードを逐次発行してくれるクレジットカードサービス。2016年で最も自分の生活に入り込んできたサービスといえる。 Welcome to Final. サービス登録が即ちクレジットカードの発行で、登録時に信用調査や限度額の決定などの普通のクレジットカードと同様のプロセスを経て、自宅にカードが郵送されてくる。ウェブサービス自体はそのウェブ明細。iOS/Android向けのネイティブアプリもある。 received the my first final card finally. pic.twitter.com/R5uqcq4Gvl— Kengo Hamasaki (@hmsk) 2016年8月14日 それに加えて、サービス上で随時カード番号を発行出来る。ワンクリックで、カード番号、有効期限、セキュリティーコードが吐き出され、その場でE
20190408追記 最新版について記事を書きました asnokaze.hatenablog.com QUICのヘッダ圧縮であるQPACKについて 現在のQUICの策定中仕様の一つである「Hypertext Transfer Protocol (HTTP) over QUIC」では、QUICでもHTTPヘッダの圧縮にHPACKを使用することになっていますが、新しくQUIC用のヘッダ圧縮方式として「HTTP over QUIC - Mapping and Header Compression」という仕様でQPACKなるものが提案されています。 背景 QUICとHPACK HTTP/2ではヘッダ圧縮方式としてHPACKと呼ばれる方式を利用します。HPACKはRFC 7541「HPACK: Header Compression for HTTP/2」で標準化されています。 HPACKはヘッダ名と
米Dockerは1月19日、アプリケーションコンテナエンジンの最新版「Docker 1.13」をリリースした。Dockerクラスタ機能「Docker Swarm」に関連するものなど、多数の強化が加わっている。 Docker 1.13は、2016年8月に公開された「Docker 1.12」に続く最新版。大きな新機能としては、デプロイを行う「docker stack deploy」コマンドで、デプロイツール「Docker Compose」向け設定ファイルである「docker-compose.yml」ファイルを直接読み込めるようになった。これにより、Docker組み込みのコンテナクラスタ機能であるSwarmモードへのデプロイがより容易になっている。 Swarmモードではこれ以外にも多数の設定オプションが追加されたほか、「docker run」コマンドにSwarmモードのオーバーレイネットワークへ
スケールアウトストレージのオールフラッシュ版、EMCが開発中のプロジェクト「Nitro」は、これまでのIsilonとどう違う? ストレージを追加していくだけで容量や性能が向上していくスケールアウトストレージは、かつては特定の製品だけが実現できていた特別な技術でしたが、現在ではハイパーコンバージドインフラストラクチャなどで実現され、ストレージのメインストリームになろうとしています。 EMCのIsilonはそのスケールアウトストレージの代表的な製品として長年にわたって知られてきました。現在EMCは、そのIsilonのオールフラッシュ版であるプロジェクト「Nitro」を開発していることを昨年の5月に発表しています。 Nitroは、単純にIsilonの中身をフラッシュストレージに入れ替えたのではなく、内部アーキテクチャを変更し、フラッシュストレージに最適化したものだとされています。 オールフラッシ
金沢市のデザイン会社がスマートフォンの使用を制限するアプリを開発し、スマホから離れて勉強や睡眠時間を確保したい高校生らの利用が相次いでいる。通話を除く全ての操作が一定時間できなくなり、途中で解除するには100円を課金される仕組み。開発した「ヨシタデザインプランニング」の葭田護(よした・まもる)代表(48)は「『時は金なり』ではないが、時間を大切に使うために役立ててほしい」と話している。 アンドロイド用の「タイマーロック3」。同社のサイトから無料でダウンロードできる。使い方はユーザー登録し、ロック時間を設定。開始ボタンを押すと、画面全体がスクリーンに覆われ、通話以外の操作ができなくなる。ロック時間は10分単位で設定でき、最長6時間まで可能だ。昨年10月の配信開始後、高校生を中心に利用が相次ぎ、ダウンロード数は約1500に上る。 会社のロゴマークやCM制作も手がけている同社は、2014年に
つまり、これらのマーケットは小さく、しかもデータベースのマーケット自体よりも小さいのです。とは言え、どれかが他よりもマシになりうるでしょうか? マネージドホスティングは、本質的にはユーザのためにAWSでデータベースを動かすことで、そうすることでユーザたちは自分で動かす必要がなくなります。これらのサービスを使う代わりになるのは、AWSに自分でデータベースを立てることです。したがって、マネージドなデータベースホスティングサービスが課金できる額には、非常に厳しい上限があることになります。Compose.ioやmLabが、RethinkDBよりも1桁あるいは2桁多いユーザを抱えるMongoDBを提供していることを考えて、マネージドホスティングを提供することには少しの良い点もないという結論を下しました。 Database as a Serviceはマネージドホスティングの更に複雑なバージョンです。D
Amazon Web Services ブログ Amazon Polly – 文章から音声へ、47の声と24の言語 この記事を書き始める時に、自分の子供の頃(TVを見てばかり過ごしていました)に戻って、1960年代や1970年代の有名なコンピュータやロボットの声を思い出してみました。たった数分で、HAL-9000、B9 (Lost in Space)、Star Trek Computerのオリジナル、そしてRosie (The Jetsonsより)が頭に浮かびました。当時は、機械的に生成された音声は、正確な音でそっけなく、人間の感情を欠いているものを多くの人が期待していました。 多くの年月を早送りして、現在はコンピュータが生成した音声には多くの優れたアプリケーションとユースケースが存在し、一般的にText-to-SpeechまたはTTSとして知られています。エンターテイメント、ゲーム、公的
多くの職場にはおやつを入れておく箱があると思う。 まれに取引先からもらった高い菓子が入っていることもあるが 多くはコンビニもしくはスーパーで買える袋菓子、 歌舞伎揚げ、アルフォート、ルマンドなどがつっこまれている。 私は、あの箱を漁るおっさんが大好きである。 殺したいほど憎い上司でさえ おやつを漁るおっさんの背中は、最高に色っぽい。 あれだけ厳密にタイムマネジメントして 朝四時起きして出社する部長が、 彼が勝ち取ってきた椅子を離れ、取りにくるのだ。一袋298円の菓子を。 なんて無防備な背中。 高いところまで昇りつめてきた男の疲労と孤独と弱さ。 それを見ると、この男も私と同じ人間で、 私と同じように菓子を食べて育ち、 そしてうまくいけば私より先に死ぬんだなあと思える。 そう考えるとすっとして、 他に開封されている菓子がいろいろあるのに 未開封の菓子をワイルドに開けていくデリカシーの無さも含め
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 矢野経済研究所が、自動運転システムの世界市場に関する調査結果を発表した。調査は2016年9月から11月にかけて、同社研究員が関連メーカーへヒアリングを実施し、文献調査を併用している。それによると、2030年における自動運転システムの世界搭載台数は、NHTSA定義のレベル2が2798万台、同レベル3が1786万7000台、レベル4が224万4400台に達すると予測している。 自動運転の自動化の程度は、NHTSA(米国運輸省高速道路交通安全局)が設定した5段階(レベル0〜4)の分類が広く用いられており、今回の調査もこれをベースとした。全く自動化が行われていないレベル0に対し、運転を支援する自動ブレーキやオートクルーズコントロールなどの自動化
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「FBIでテロ対策などに従事してきて、後追いの対策から逃れることはできないと思っていた。米Dell時代に米Cylanceの技術を知り、後追いの対策ではなく予測型の予防防御がとれることを知った」(米Cylanceで副社長兼特使を務めるJohn E.McClurg氏) パターンファイルではなくアルゴリズムでマルウェアを判定するウイルス対策ソフトが、米Cylance(日本法人はCylance Japan)の「CylancePROTECT」だ。同社は1月16日、都内で会見し、他社と比べた優位性として、AI(人工知能)だけでマルウェアを検知することなどをアピールした。 John E.McClurg氏がDellに在籍していた当時、Dellの最高技術
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く