今回のおもな内容 ソースからインストール コンパイルとバイナリのインストール PostgreSQLの初期化 コマンドラインからデータベースを作成 データベースオブジェクトを操作する テーブルにデータを追加 select文で検索 psqlで使えるコマンド一覧 PostgreSQLは、LinuxやFreeBSDおよび一部の商用UNIXでは、パッケージシステムを用いて簡単にインストールすることも可能です。ただしRedHat系のLinux(RedHatやTurbo Linux、Vine Linuxなど)では、/usr直下のディレクトリ(/usr/binや/usr/lib)にファイルが配置されて、後でメンテナンスする場合などに少し戸惑いを感じるかもしれません(単に筆者だけかもしれませんが^^;;)。 そういうときは、ぜひともPostgreSQLをソースコードからコンパイルしましょう。その手順を紹介し
PostgreSQL の管理 データのバックアップ 日々データベースを運用し、安全面を考えると、データベースのバックアップは当然必要となってきます。バックアップの方法には複数通りあります。 data ディレクトリごとバックアップをとる pg_dump コマンドを使う 一番目の方法は、非常に手っ取り早いものです。PostgreSQL のデータファイルは、普通のファイルですので、OS に付いているバックアップツールを使ってバックアップをしてしまう方法です。tar コマンドや、cp コマンドや、その他のツールを使って PostgreSQL の data ディレクトリをバックアップしまいます。ただし、バックアップ中にデータが変更されるとまずいので、必ずデータベースを停止した状態でバックアップします。したがって、この方法は、バックアップ時にデータベースが停止してもかまわないような環境で利用できます。
目次22.1. SQL によるダンプ22.1.1. ダンプのリストア22.1.2. pg_dumpall の使用22.1.3. 大規模データベースの扱い22.1.4. 警告22.2. ファイルシステムレベルのバックアップ22.3. オンラインバックアップとポイントインタイムリカバリ(PITR)22.3.1. WAL保管の設定22.3.2. ベースバックアップの作成22.3.3. オンラインバックアップを使用した復旧22.3.4. 時系列22.3.5. 警告22.4. リリース間の移行 貴重なデータを全て保存しているため、 PostgreSQL データベースは定期的にバックアップされなければなりません。 バックアップの手順は基本的に簡単ですが、底流にある技術といくつかの仮定となる条件を理解することは重要です。 PostgreSQLのデータをバックアップする時には基本的に以下の異なった3つの手
「データベースはブラックボックス。どんなSQL文を投げたらどんな結果が返ってくるかさえ知っていればよい」---そう思っている人も多いかもしれません。 しかし,本物のソフトウエア・エンジニアを目指すのであれば,データベースが動く仕組みを学ぶことは避けて通れません。パフォーマンスなどに問題が生じたときどこから手を付けていいのか皆目見当がつかない,といった事態に陥りかねません。 市販のRDBMSの内部はかなり複雑ですが,基本的な部分を理解するのはそれほど難しくありません。この特集でデータベースの動く仕組みを理解してください。 イントロ ●ブラックボックスのままでいいの? 基礎から理解するデータベースのしくみ(1) Part1 ●SQL文はどのように実行されるのか 基礎から理解するデータベースのしくみ(2) 基礎から理解するデータベースのしくみ(3) 基礎から理解するデータベースのしくみ(4) 基
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