ドットインストール代表のライフハックブログ
歴史に「イフ」は禁物だが、”もし”あれがなかったら、今回の「賃金上昇なき景気拡大」はまた違った局面を見せたのではないかと思われる出来事がある。 2002年の「トヨタショック」である。 02年3月期決算で、トヨタ自動車は日本の企業史上初めて、連結決算での経常利益が1兆円を超す。日本全体ではITバブル崩壊で景気は大底状態。そんな中、トヨタは海外販売が好調で、勝ち組企業の座を不動のものとしていた。 ところがこの年の春闘で、トヨタは「ベースアップ(ベア)ゼロ」に踏み切る。業績絶好調のトヨタのこの決断により、日本企業全体で賃金抑制の流れが一気に広がった。 図は、四半期ベースでの、労働生産性の上昇(青の棒グラフ)と、実質賃金上昇率(赤の折れ線)、過去の労働分配率を維持すれば実現できたはずの実質賃金上昇率(青折れ線)を示したものだ(みずほ総合研究所が作成した図を東洋経済が一部加筆修正)。赤の折れ
2008年3月22日 田中 宇 記事の無料メール配信 国際情勢において「世界が多極化する瞬間」のようなものが近づいている。今後1カ月ぐらいの間に、アメリカの覇権や、米英中心の世界体制を支えていた何本もの柱が崩壊していく感じが加速しそうだ。 崩壊の最大のものは、最近何度も書いたが、アメリカの金融危機と、ドルに対する信用不安の急速な悪化だ。これまでの局面では、アメリカの社債や株が下落すると、投資家は資金の避難先として米国債を買っていた。しかし先週行われた10年もの米国債の入札では、これまで落札総額の25%前後を占めていた外国勢(米国外の投資家)の買いが6%へと急落した。従来は米国債を最も安全な投資先と考えていた中東や中国など世界の投資家たちが、米国債を敬遠し始めている。(関連記事) 今のところ米国債の売れ行き自体は落ちていない。だが、最近の米金融界は、毎週一つずつ大きな危機が起きている感じで
僕の周りでは、尾崎好きがばれると「クドい・説教くさい」「時代錯誤」「痛い」と散々な扱いなので、隠れキリシタン的なんですが、もうファン歴も20年近いので開き直ろうかと思う。僕が高校生だった80年代後半にはもうすでに「暑苦しくウザい」的な扱いだったと思うんだけど、いまだにそういう一面的な見方をしている人がいるともったいないので、ある歌をご紹介しよう。 尾崎豊(1965年生~1992年没)といえば、反逆のカリスマ、若者の教祖、とにかく大人への反抗、反体制の象徴としてとらえられがちである。「15の夜」の歌詞「盗んだバイクで走り出し~♪」とか「卒業」の「夜の校舎窓ガラス壊して回った~♪」などの彼の詩を誤解して、そのままに不良行為をする奴も続出するなど、単なる校内暴力の煽動者、社会への反抗者というのが強烈な印象となってしまっている。 またサラリーマンを揶揄したかのようにもみえる「Bow!」という曲の歌
中国国民党の馬英九氏が台湾(中華民国)総統に大差で選出されました。産経新聞電子版はさっそく昨夜の段階で、「正論」メンバーである伊原名誉教授の談話を掲載しています。 台湾総統選「政治安定の好機失った」 帝塚山大学 伊原吉之助名誉教授 - イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/131920 好機とはなにかと思ったら、議会と総統がともに国民党になると、一党支配になり政権与党が慢心し絶対的腐敗を招く、のだそうです。 そうですねー。まったくそのとおりだと思います。野党からの批判がちゃんと機能して、適当な時期に政権交代するのがまともな民主主義というものですよね。ただ、別に国民党を見なくても、かなり身近にそういう例があったような気もするのですが、ちょっと思い出せません。年のせいかな。これがもっと年を取ると、そういう例が存在すること自体
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