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ブックマーク / www.magazine9.jp (9)

  • 「OSファシズム」のうっかりインストールを防ぐために│想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第42回 「OSファシズム」のうっかりインストールを防ぐために 参院選がようやく終わったと思いきや、今度は都知事選である。 折しも、アメリカの保守派雑誌「ナショナル・レビュー」は、参院選での結果を受けて、「ファシズムに回帰する日」と題する記事を発表した。参院選で深まった日の危険な政治状況を分析し、その行き着く先が「大日帝国への回帰」であると警告している。残念ながら的確である。内田樹氏などが日語訳をしているので、ぜひ読んで欲しい。 ところが、負け戦が続いてきて、野党側にもうっぷんがたまってきているのだろうか。あるいは自分たちの方針に対する疑念がわいてきたので

    「OSファシズム」のうっかりインストールを防ぐために│想田和弘の「観察する日々」
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    khiimao 2017/10/30
  • 「ゆるふわ系愛国」のゆくえ〜安倍昭恵氏と稲田朋美氏、そして森友学園〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    森友学園の国有地売却問題が発覚する少し前、初めて安倍昭恵氏を生で見た。 あるヴィジュアル系バンドのコンサート会場の、関係者席でのことだった。コンサート終了後、席を立ち、出口に向かう昭恵氏は満面の笑顔。そのバンドがとても好きな上、20年以上バンギャをやっている私は非常に複雑な気持ちになった。そう、小泉純一郎氏が「X JAPAN」のファンだと公言した時と同じ気持ちだ。好きなバンドを、嫌いな政権の人が絶賛している時の葛藤。なぜ、自民党はヴィジュアル系が好きなのかは一度じっくり検証したいところだが、今回のテーマではないので別の機会にしたい。ということで、今回のテーマはずばり、安倍昭恵氏である。 首相夫人である昭恵氏に、あなたはどんなイメージを持っているだろうか。 私自身は、一言で言うと「不思議ちゃん」というイメージを持っている。脱原発やざっくりしたエコとかスピリチュアルな感じに興味があり、自ら居酒

    「ゆるふわ系愛国」のゆくえ〜安倍昭恵氏と稲田朋美氏、そして森友学園〜の巻-雨宮処凛がゆく!
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    khiimao 2017/03/04
  • 「慰安婦像問題」でバレてしまった安倍政権の本音│想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第48回 「慰安婦像問題」でバレてしまった安倍政権の音 2015年12月の「日韓合意」で「最終的かつ不可逆的に解決」されたはずの、いわゆる「慰安婦問題」が再燃している。韓国の市民団体が、釜山日領事館の前に「慰安婦像」を設置したからである。 像は、いったんは釜山市によって撤去されたものの、稲田朋美防衛大臣による靖国参拝への不満の高まりもあり、市のホームページがパンクするほど韓国世論が猛抗議。市は一転、設置を容認せざるをえなくなった。そもそも「日韓合意」は韓国では不人気だったようだが、その不満が一気に燃え盛ったといえるだろう。 この事態に対して、安倍政権は信じられ

    「慰安婦像問題」でバレてしまった安倍政権の本音│想田和弘の「観察する日々」
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    khiimao 2017/01/19
  • 被害者遺族と加害者家族 〜秋葉原事件犯人の弟の自殺に思う〜 の巻‐雨宮処凛がゆく!

    加藤智大死刑囚の弟が自殺――。 それを知ったのは、先週発売された週刊誌でのことだった。 享年28歳。兄が「秋葉原無差別殺傷事件」の犯人であるという現実は、この6年間、どれほどの苦痛を彼に与え続けただろうか。 「週刊現代」4月26日号には、そんな彼(A男とする)の手記が紹介されている。 事件当日、着の身着のままアパートを出てからの、職と住居を転々とする日々。しかし、引っ越して1ヶ月もするとマスコミの人間が彼のもとを訪れる。「やっぱり逃げられないんだな」という諦めにも似た思い。が、そんな中でも、「希望」はあった。恋人ができたのだ。 事件のことを打ち明けると、恋人は「あなたはあなただから関係ない」と言ってくれる。しかし、結婚の話になると、交際を認めてくれていた彼女の両親は猛反対。結局、2人の関係は破綻してしまう。 A男にとって辛かったのは、彼女から言われた「一家揃って異常なんだよ、あなたの家族は

    被害者遺族と加害者家族 〜秋葉原事件犯人の弟の自殺に思う〜 の巻‐雨宮処凛がゆく!
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    khiimao 2014/10/15
  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!〜(036)

    080109up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!〜(029)予想されていた現在、の巻

    071031 up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://

  • マガジン9条〜デスク日誌(18)〜

    大騒ぎの内閣改造劇場が、幕を閉じました。続いて、それ以上の大騒ぎ、爆笑国会ショーがもうじき開幕します。などと、少しふざけたくなるほどの、淋しいドタバタでした。 この内閣改造とは、一体なんだったのでしょうか。改造当日の深夜、知人のジャーナリストと電話で話しました。この間、ずっと日政治状況を見続けてきたベテラン記者です。 以下、そのジャーナリストと私の電話での、主なやりとりです。 人心は一新したか? 私いやはや。なんだか妙な感じの残る改造劇だったよね。 ジャーナリスト(以下J)そう、虚しい気分だけが残った。 私安倍さん、しきりに「人心一新」と言っていたけど、それは、今回できたのかな? jそれはムリ。だって来、一新されるべきは安倍首相人だったんだから、自分が居残っちゃ、「人心一新」どころか「旧態依然」だよね。 私安倍さんは「反省すべきは反省し」と言っていたけど。 j しかしね、午後9時か

  • マガジン9〜この人に聞きたい『新藤兼人さんに聞いた』〜

    いかなる正義の理由があっても、戦争には反対する 今年95歳を迎えた現役映画監督、新藤兼人さんは、64年前の軍隊生活を振り返り、 「これだけは伝えておきたい」と映画『陸に上がった軍艦』のシナリオを書き、 出演・証言をしています。戦争のこと、原爆のこと、現在の政治・平和運動について、 今、伝えたいことをさらにお聞きしました。 しんどう・かねと 1912年広島生まれ。1950年近代映画協会創立。映画監督・シナリオ作家。代表作は「裸の島」(モスクワ映画祭グランプリ受賞作品)、「原爆の子」「第五福竜丸」「午後の遺言状」「ふくろう」他、多数。日のインディペンデント映画の先駆者であり、95歳の現在も現役監督・シナリオ作家として活躍中。70年に及ぶ制作活動において手がけた監督作品は47、シナリオは240以上。48目の監督作品となる『花は散れども』の撮影準備が進行中。

    khiimao
    khiimao 2007/08/16
    新藤兼人監督の生き残りは6/100の確率の偶然。
  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!(007)「憲法」と「平和」、の巻

    070516up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を尋ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

    khiimao
    khiimao 2007/05/18
    「憲法9条を守ろう! と叫ぶ人達は…まったく興味がない層に訴えかける言葉を失っている」「この国では、もしかしたら今、「戦争」と「平和」の定義が逆転しようとしているのかもしれない」
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