厚生労働省が、500床以上の大病院において「紹介状無し」で受診した場合、診察料全額を患者の本人負担とする制度について、2016年度を目処とした導入に向け議論するという(朝日新聞)。 大病院は重傷の患者に専念してもらい、軽症の患者の診療は診療所や中小病院に担ってもらう、ということを目指しているようだ。初診料および再診料を全額負担してもらう案が「本命」だという。 過去には厚労省、「紹介状を持たずに大病院に来た場合、初診料として1万円を取る」という方針を固めるという話もあったが、どのあたりに落ち着くのだろうか。