遙から 久しぶりにカッコいい女を見た。モデルの冨永愛と料理研究家の園山真希絵。俳優の塩谷瞬との二股騒動で騒がれることになった二人の女性だ。 また芸能ネタかと思われることなかれ。ここには、働く男女の“結婚と仕事”の思惑、すれ違いなど、その分析方法によって一般の働く男女にも得るものは多い。 なぜあの程度の男に? さてその分析軸だが、いくつかに分かれる。女二人を騙くらかした悪党説。共に出会って数カ月、同時期に婚約まで運んだという辣腕の確信犯。 私はこれには疑問を感じる。女性はどちらもそれぞれの分野で成功を収めている。やり手女性たちが男からの“押し”だけで、それも純愛ではなく計算ずくの押しだと仮定して、まんまと騙されるだろうか、というところだ。そこにはやはり恋愛の勢いがあったと想定すべきだろう。それならわかる。どれほどしっかり者の女でも恋愛には溺れる。 次の疑問。「ではなぜあの程度の男に?」という