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歴史資料を「みんなで」読み解く 日本国内には江戸時代以前に筆記・出版された、多数の文字資料が残されています。古文書・古記録・古典籍など、これらの資料は内容や形態によってさまざまに分類されますが、いずれも私達の過去を知るための貴重な手がかりです。また、地震や洪水など過去の自然災害を記録した資料は、現在の防災にとっても大きな意味を持ちます。 こうした歴史資料を活用するには、まず文字を現代の活字に直し、データとして扱いやすくする必要があります。この作業を歴史学の用語で「翻刻」と言います。歴史資料の翻刻は、これまで日本史学や国文学分野で訓練を積んだ専門家の役割とされてきました。しかし、現代に伝わる歴史資料の数は膨大であり、少数の専門家の手でその全てをカバーすることはできません。 「みんなで翻刻」は、多数の人々が協力して史料の翻刻に参加することで、歴史資料の解読を一挙に推し進めようというプロジェクト
創設記念パーティーで関連企業の出欠名簿を作らされてるんだけど、おっさんの名前も読めないし変換できないの多すぎ。 しかも郵便から名簿起こすのに、手書き文字が達筆気取ってるのに読めたもんじゃないから辛い辛い。 「允」 普通に読めない。火星人? 「祟」 たたり?油揚げ好きだったりする? 「礼旦」 れいたん?れいたそ?あなた何番目? 「伯寛」 ひろひろ?ぱっかん?うーん開花! 「英倫」 ( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜ 「素久」 もきゅう?すく?水揚げ? 「三元」 お兄さんひろし(大)だったりする? 「隆法」 正気なの?! これでよく今どきの子供の名前をとやかく言えたもんだな。クソどもが。 こんなの書いてるのばれたら首とぶわ。マヂでつれぇ。
「正規表現」を使ってデータを加工してみよう 【文学・歴史資料のデジタル加工入門1】(木越 治)【はじめに】 コンピュータと付き合うようになって30年以上が経過した。はじめてコンピュータを買ったのは、忘れもしない昭和60年(1985)の秋。マシンは、NECのベストセラー機PC9801VM2。NECのサイトに載っているデータによると定価415,000円とある。B4用紙も印刷できる大きなプリンタと併せると百万円近くしたと思う。 もちろん私費で買えるわけもなく、勤務先の特別配分研究費が廻ってきたのをこれ幸いに購入したのである。いまも現役で毎年バージョンアップを続けているワープロソフト「一太郎」の最初のバージョンが出たばかりの頃である。一太郎の歴史のサイトを見ると、「恋に落ちて」(小林明子)や「ミ・アモーレ」(中森明菜)がヒットし、「阪神タイガースが初の日本一」になった年とある。バブル直前の頃である
東西どん兵衛の"ひみつ"を引っさげて、 自信満々に現れるどんぎつね! 今度こそ、食べてもらうことはできるか?
今回は、SAT大蔵経データベースとJapan Knowledgeが連携して便利になった、という話です。 前置きが長いので、前置きを飛ばしてとりあえずどうなったか知りたい人は、下の方にある「ここから具体的な解説です」というところから見てください。 2008年から、SAT大蔵経データベースでは、「本文をドラッグすると英語の仏教語辞典を引いて意味を英語で表示する」という機能を提供していました。これはチャールズ・ミュラー先生のDigital Dictionary of Buddhism(DDB)の見出し語と意味のデータ(ついでにピンイン表記も)のデータをいただいたことで実現したサービスでした。これは英語圏の方々には大変喜ばれているだけでなく、英語で仏教のことを書いたり話したりしなければならない世界中の(日本も含む)方々からも好評を博している機能なのですが(一方で、あれのせいで学生がちゃんと辞書を引
リポート笠間59号より、木越 治「現代語訳と研究」[上田秋成から考える]、を公開いたします。 リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。 https://kasamashoin.jp/report.html ご連絡お待ちしております。 ———- 木越 治「現代語訳と研究」 この特集にいう現代語訳を、古典をベースにした二次製作物全般にまで拡大解釈するならば、上田秋成関係では、次のようなものを挙げることができる。 ①現代語訳 単行本として刊行されているのは『雨月物語』が多いが、『春雨物語』を含むものもいくつかある。それ以外の作品では原テキストの注釈に付されたものがある程度。 ②漫画やコミック 圧倒的に『雨月物語』が多いが、『春雨物語』の「目ひとつの神」なども漫画になってい
京都府宇治市の源氏物語ミュージアムで、市歴史資料館との合同企画展「『源氏』的なるものと宇治 都名所図会の世界」が開催されている。来年2月14日まで。 同ミュージアムを訪れる人からは「『源氏』なのに頼朝も義経も出てこない」との声もあるという。源氏といっても「源氏物語」や「源平合戦」などさまざま。「源氏」とは何かをはじめ、「源氏物語」と「平家物語」を切り口にして、宇治をはじめとする「源氏」ゆかりの名所を紹介する。 展示されているのは初公開の「源平盛衰記図会」や「源氏絵鑑帖」「都名所図会」「拾遺都名所図会」など、書籍や屏風などの数々。3期に分け展示替えを行い、28件43点の資料が展示される。 観覧料は一般500円、小・中学生250円。午前9時から午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館(来年1月2、3日は臨時開館)。問い合わせは同ミュージアム((電)0774・39・9300)。
たられば @tarareba722 ①平安ガチ百合文学の泰斗といえばもちろん清少納言先輩ですが(なにしろ『枕草子』は3ページに1回くらい(体感)「中宮定子さますごい」「定子さま最高」「定子さま超キュート」とある世紀のラブレター)皆様ご存じ『源氏物語』にも相当な百合要素が織り込まれているのは古典クラスタには常識です。 たられば @tarareba722 ②なにしろ『源氏物語』主人公・光源氏初恋の相手にして永遠の思い人、理想の女性として描かれ続ける義母・藤壺中宮。このモデルこそ、当時平安京御所のうち「庭に美しい藤が植えられていた」という理由で「藤壺宮」と呼ばれていた飛香舎に住まう、中宮・藤原彰子(=紫式部の上司)その人でした。 たられば @tarareba722 ③もちろん当時の殿上人は姓名など呼び合いません。呼称はだいたい住んでいる場所と身分。つまり「藤壺宮」と聞けば誰だって「こ、これは彰子
中勘助は明治18年に東京で生まれ、昭和40年に没した作家・詩人である。(谷崎潤一郎より一つ年上であり、谷崎と同年に亡くなった人だ。)彼は東京帝国大学英文学科で夏目漱石の講義を受け、のちに国文学科に転じた。明治44年に執筆した 『銀の匙』(前篇) が漱石に注目され、同作は東京朝日新聞に連載された。大正2年に書かれた同後篇も同じく新聞に連載された。*1 本作は作者の自伝的小説である。幼少時代の回想がほとんどを占めており、子供の頃の出来事が子供の頃の視線で、時に美しく、時に醜く描かれている。前篇の前半は 「よくこんな細かいことを覚えてるなあ」 と思わせるようなエピソードが順不同に並べられているが、小学校に上がるあたりから次第に主人公 《私》 の成長過程がストーリーの軸になって行く。ときどき 《私》 が幼い頃の出来事を回想する場面があるのだが、「あっ!」 と声を出して驚いてしまうほど効果的な挿入の
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 小川剛生さんの論文「卜部兼好伝批判―「兼好法師」から吉田兼好へ―」(『国語国文学研究』49、2014年3月)は、兼好が「卜部氏」であり、「六位蔵人」であり、「左兵衛佐」であったという定説を根柢から批判し、覆した画期的な論考である。すでに閑山子さんのブログでその要点がまとめられている。 『尊卑分脈』の記事が信用できないという事例として記憶されなければならない。平安時代から中世にかけての貴族社会を舞台とする歴史物語の人物を調べるときに、『公卿補任』『尊卑分脈』を用いるのは、こ
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