「一体何の映画を見せられたんだろう」――。2022年2月4日に公開されたSF映画『大怪獣のあとしまつ』(松竹・東映)。死んだ大怪獣の処理という斬新なテーマで公開前から注目を集めていたが、作品を見たツイッターユーザーからは辛辣な声が聞かれ、映画レビューサイトでは低評価が相次いでいる。 なぜ、作品は酷評の嵐に見舞われているのだろうか。映画評論家に見解を聞いた。 「誰も見たことがない特撮映画エンターテイメント」 作品は、人類を恐怖に陥れたのち、突然死した大怪獣の処理に追われる人々を描いた物語。国内配給大手・松竹と東映による初の共同作品だ。 監督・脚本は『ダウンタウンのごっつええ感じ』『笑っていいとも!』『トリビアの泉』などフジテレビ系のバラエティー番組で作家を務めた三木聡氏。現場で怪獣処理を任される特務隊一等特尉・帯刀アラタをHey!Say!JUMPの山田涼介さん、ヒロインの環境大臣秘書官・雨音
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