2018年10月14日 5時30分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「極論が今の日本を蝕んでいる」と文筆家の古谷経衡氏は断言する 強烈な同調圧力によって、極論を正論と思い込んでしまうと指摘 競争のない閉鎖的な集団や組織からは、常に極論が発生するという 「極論が今の日本を蝕んでいる」と古谷氏は断言する(撮影:梅谷秀司) 最近、さまざまな分野で、「極論」が増えていないだろうか。民主的な選挙で選出された政権を「独裁」「ファッショ」と決めつけたり、北朝鮮に圧力を加えろと言っただけで「戦争になる」、「今すぐ原発をゼロにしないと日本が滅ぶ」など、枚挙にいとまがない。少し前には「TPP(環太平洋経済連携協定)はアメリカの陰謀」というものもあった。近頃では「AI(人工知能)の普及で人間の仕事がなくなる」「人口減少で日本の地方は崩壊する」といった極論を聞くことが多い。なぜ