なんと、黒川弘務東京高検検事長が辞意を表明した。 2020年に入ってからというもの、毎日のようにびっくりすることばかりが続いていて、何かに驚く感受性自体が、たとえば去年の今頃に比べて、50%ほど鈍化した気がしているのだが、それでも今回のこのニュースには仰天した。 黒川氏は、5月21日発売の「週刊文春」誌がスクープしている新聞記者との賭け麻雀の事実関係を認めて、辞意を漏らしたもののようだ。 してみると、3日前(18日)に政府が検察庁法の改正案の今国会での可決成立を断念した理由も、安倍総理が説明していた「国民の皆様のご理解なくして前に進めて行くことはできない」という筋立ての話ではなかったことになる。 「ネット世論が政治を動かした」 というわたくしども野良ネット民の受け止め方も、こうなってみると、ぬか喜びというのか、勘違いだった可能性が高い。 政府が法改正を断念した理由は、あらためて考えるに、黒
新型コロナウイルスの感染防止で、長期間登校を禁止している学校は多い。その影響か、中学生や高校生の「妊娠相談」が例年より増えている。「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運営で知られる熊本・慈恵病院は先日、4月だけで全国から75件の相談があったと発表した。心細く不安な思いの子たちから、どんな相談が寄せられたのか。同病院の新生児相談室室長・蓮田真琴さん(42)に話を聞いた。(ノンフィクションライター・三宅玲子/Yahoo!ニュース 特集編集部) ──慈恵病院では24時間の電話相談「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を行っています。4月の相談件数は592件、そのうち中高生からの相談が75件、13パーセントとのこと。昨年4月の58件(単月総数515件)に比べて17件増えています。どう見ますか。 私たちは「多い」と感じます。毎年6000件ほどの電話相談があるうち、中高生の割合は10パーセント
〈おわび〉22日午前0時12分に「フジロックも中止 フェスなき夏、音楽ビジネスの修正不可避」という記事を日経電子版で誤って掲載しました。そのなかでフジロックフェスティバル
まずお知らせしたいのは、こちらnoteにウケやすいタイトルを調べ書いただけなので、なにも期待しないでください。 そしてコロナももうすぐ!と、私どもは希望に満ち溢れております。人生おそらく半分以上が過ぎた私は(それ以上生きたら褒めてください)今更何事に対しても悲観し怒ってばかりいる時間などないのです。 BIG LOVE TV VOL.5 (MAY. 16TH, 2020) その証拠はこちらの毎週土曜日コロナ期間特別番組BIG LOVE TVの様子にて確認できるようにみえて、実際は画面から醸されるばりの元気くんだけでは私はありません。ほぼ影で落ち込み泣いてばかりの毎日です。それはそれでウソですが、ここに映る私もウソ。本当の私はいったいどこに。 BIG LOVE RADIO vol.274 (May. 19th, 2020) そんな私はここにもいるよ。こんなラジオ番組まで自分ひとりでやる人生にな
ロックダウン(都市封鎖)で閉鎖された仏パリのルーブル美術館。イオ・ミン・ペイ氏によるガラスのピラミッドが見える(2020年4月23日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【5月21日 AFP】「世界はもう二度と元には戻らない」──これは、新型コロナウイルスの影響で世界経済が停滞し始めてから、何度も繰り返し言われてきたことである。新型コロナの流行で多くの人が気づいたのは、われわれの文明がいかに壊れやすいかということだ。 コロナ危機は、私たちが知っているこの社会が機能しなくなることを警告する「コラプソロジー(崩壊学)」に関心が寄せられるなかで訪れた。 化石燃料に基づく経済的・社会的モデルがいかに持続不可能かが気候変動によりあらわになるなか、コラプソロジーの支持者らは、これまで通りの思考がわれわれを破滅に押しやる恐れがあると声を上げる。 この理論を最初に提唱したのは、フランスの「
Googleマップのプロダクトマネージャーであるラズロ・ブリサック氏(右上)。説明会はオンラインで行われた 5月22日よりグーグルは、Googleマップに「車椅子での利用」を促進する機能を搭載した。日本、アメリカ、オーストラリア、イギリスなど複数の国で同日より、順次利用可能になる。対応OSは、AndroidとiOS。 グーグルがこの件について開催した記者説明会での内容をベースに、グーグルの考える「地図でのアクセシビリティ対策」について考えてみよう。 経路だけでなく「目的地」での車椅子対応もわかる Googleマップのプロダクトマネージャーであるラズロ・ブリサック氏は、「全世界には車椅子の利用者が1億3000万人いて、日本だけでも400万人に上ります。一方、移動はとても複雑です。家族とレストランに行っても、入り口が車椅子対応でなくては入れなかったり、かろうじては入れても、トイレが車椅子に対応
ラテンアメリカ歌街道~よしろう広石独占インタビュー~ 24歳でベネズエラから世界デビュー、中南米で驚異的な人気を博し、 冷戦下のソビエトなどでも活躍したりと、世界を渡り歩いた日本のラテン音楽の先駆者、よしろう広石。その華々しいキャリアとは裏腹に、海外での歌手生活は想像以上に厳しいものだった。今回、7インチ「ELLY MI AMOR」発売に際し、独占インタビューを敢行。戦後の日本のジャズ~ラテン文化から、デビューを飾ったベネズエラでの日々、コロンビアでのメデジン・カルテルとの抗争、果てはラテン~ブードゥーの世界まで、よしろう広石のラテン・ワールドを紐解く。 取材/文:松下源 撮影:白井晴幸 ーー何年にベネズエラに渡られたんですか? よしろう 東京オリンピックの翌年の1965年の4月25日に日本を発ちました。 ーー歌を志したきっかけは? よしろう 小学校の時から人と違いすぎていて、生きづらかっ
YOSHIRO広石の自伝本『YOSHIRO~世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手~』が焚書舎より刊行決定 1960年代にベネズエラでデビュー後、北中南米、旧ソ連ほか多くの国々で大成功を収め、内戦下の国をくぐり抜けながら歌い、マイク一つで世界中の人々と繋がった80代にして今なお進化し続けるYOSHIRO広石衝撃の体験記。 三島由紀夫や浅川マキなど昭和を彩ったスター達との交流、コーヒー・ルンバの女王と呼ばれるエディス・サルセードとの出会い、コロンビアでのマフィアとの抗争、アストル・ピアソラやオマーラ・ポルトゥオンドとの共演ライブ、キューバのボレロフェスティバル出演等々、LGBT問題に鋭く切り込む、稀有な人生を歩んだラテン・スターによる戦後ラテンミュージック史の秘話がいま明かされる。 『YOSHIRO 〜世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手〜』 YOSHIRO広石 著 四六判並製:448頁 本体
1.悪口としての発達障害・アスペ(アスペルガー障害) 数日前に、 「素人による発達障害というレッテル貼りは違法」 という記事で、発達障害という言葉を使って労働者を揶揄し、退職勧奨したことが、違法だと判断された裁判例を紹介しました。 https://sskdlawyer.hatenablog.com/entry/2020/05/15/193759 この裁判例が掲載されていた判例集を読み進めていると、「アスペ」などと揶揄されていた労働者が自殺した事案が掲載されていました。名古屋地判令2.2.17労働判例ジャーナル98-22 名古屋市交通局長事件です。 2.名古屋市交通局事件 本件は名古屋市交通局に嘱託職員として勤務していたP3の母親が原告となって、P3が自殺したのは勤務中に受けたいじめ等が原因であるとして、安全配慮義務違反を主張し、名古屋市を被告として損害賠償を請求した事件です。 P3は平成2
米トランプ政権は、新型コロナウイルスが武漢のウイルス研究所から発生したとして、中国を激しく非難してきた。 Bloomberg (2020/5/4): 新型コロナの起源は武漢の研究所と米国務長官-トランプ氏も批判 ポンペオ米国務長官は3日、ABCの報道番組で新型コロナウイルスの発生源について中国湖北省武漢市の研究所であることを示す「膨大な証拠」があると指摘した。だが、その主張の裏付けは示さなかった。 同長官はABCの「ジス・ウィーク」で、「武漢の研究所が起源であることを示す膨大な証拠がある」と説明。新型コロナが人工的につくられたとは言及せず、遺伝子組み換えや人工的なものではないとする米国家情報長官室の報告に同意するとした。 ポンペオ長官は中国側が意図的に新型コロナを流出させたかどうかは明言を避けた。 トランプ大統領らは、ウイルスの起源に関する回答を中国に求めるなど対中批判を強めている。大統領
活動が注目される佐藤薫/オフィス521提供この記事の写真をすべて見る 佐藤が立ち上げたレーベル「φonon(フォノン)」のロゴ/フォノン提供 1980年代の京都で活躍していた「EP-4(イーピーフォー)」というバンドを知っているだろうか。同時期に活動していたレック率いるフリクションや、現在は作家・町田康として活動する町田町蔵の「INU(イヌ)」らとともに、ニュー・ウェーブの時代らしい、尖った存在として音楽シーンに大きな爪痕を残したグループだ。 【佐藤薫が立ち上げたレーベル「φonon(フォノン)」のロゴ】 そのEP-4のリーダー、佐藤薫が近年、再び注目すべき活動を展開している。2年前に自ら立ち上げた音楽レーベル「φonon(フォノン)」のオーナーとして、コンスタントにエッジの効いた作品を発表しているのだ。 佐藤は現在60代前半。80年代当時から、キュレーター的な感覚で音楽家の枠組みには収ま
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