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ブックマーク / ameblo.jp/matutake-nobuyuki (40)

  • 松竹伸幸『遅ればせながら都知事選の総括』

    東京都知事選挙の結果について、いろんな人が、いろんなことを言っている。私の周りでは、でしゃばりすぎた共産党の責任を指摘する声が強いが、そうではない角度で論じたい。  何かといえば、都知事選挙に臨む立憲の戦略が、そもそも間違っていたことである。一言でいえば、現時点での国政選挙での対立軸を、そのまま地方自治体の、しかも首長選挙に持ち込んだ間違いである。  春の補選結果にあらわれた構図は、いまだに続いている。金権自民党への批判は根強く、そこを対立軸に置けば、野党は国政選挙で勝利する可能性がある。  問題はそれを地方自治体の首長選挙に持ち込んだことである。金権自民党への批判はなお継続しているが、都知事選で勝とうと思えば同じことをしても難しい。小池氏の支持層にどう共感を広げるかが課題なのに、自民党批判と小池批判を結びつけ、両者を区別しなかった。もともと自力の差があるのに、それではどうしようもない。

    松竹伸幸『遅ればせながら都知事選の総括』
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    kiku72 2024/07/12
    “この路線で闘ったのにこれほどの得票がとれる候補は、他にいなかっただろう。ご苦労様でした。”
  • 松竹伸幸『共産党の社会主義「体制」論の変遷・2』

    ようやく再開。「こんなテーマで記事を書いてほしい」という要望が多く、なかなか機敏には対応できないけれど。  大ざっぱに言えば、第二次大戦後の共産党の再出発の際、共産党内ではソ連社会主義への無条件の賛美が主流だった。世界を見渡して、どんなに鋭敏な感覚を持っている共産党であっても、1956年のスターリン批判まではそこに間違いはない。  ただし、スターリン批判まではソ連社会主義の実体が外に伝わっていなかったのかといえば、そうではない。イヤというほど伝わっていて。それを共産主義者が信じなかっただけだ。  例えば1943年末、連合国は「連合国救済復興機関」を設立し、難民問題への取り組みを開始する。ここで手段となった「難民」とは、ソ連軍がナチスドイツをソ連と東欧から追いだす過程で祖国を逃れ出た人で、純粋な難民もいたわけだが、スターリンの弾圧と粛清に脅えて逃れ出た人、ソ連軍が憎しみから追い払った東欧在住

    松竹伸幸『共産党の社会主義「体制」論の変遷・2』
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    kiku72 2024/07/07
  • 松竹伸幸『朝ドラの判例変更は身近な問題』

    今朝の「虎に翼」で尊属殺のことが描かれていた。尊属殺が合憲という最高裁の判決が下されたが、判事15人中、穂高判事ともう1人だけは反対意見書を書いたという話だ。  その穂高氏が亡くなり、松山ケンイチが酒に酔って後を継ぐのだと息巻いていた。実際、松山のモデルになった人物が最高裁の長官の際(1973年)、刑法の尊属殺規定は違憲だという判決が下されることになる。きっと朝ドラではそこまで描かれるのだろう。  その判例変更、違憲判決のために頑張ったのが自由法曹団の団員である。『憲法判例をつくる』(日評論社)に詳しいので、関心のある方はどうぞ。  朝ドラでは、当初は憲法という理想があっても、現実はなかなか追いつかない。しかし、少数意見であっても、ちゃんとそれを主張して頑張る人がいる限り、その理想は必ず達成できるのだということで、希望をもって描かれるわけだ。視聴者にとっては気持ちのいい朝である。  けれ

    松竹伸幸『朝ドラの判例変更は身近な問題』
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    kiku72 2024/07/05
    “現実はそう簡単ではない。歴史は少しずつしか動かないし、逆行する場合だってある。”
  • 松竹伸幸『川人博弁護士の除名・パワハラ問題でのお話しに特化してご紹介』

    6月20日の裁判第1回期日での池田香代子さんとの対談において、川人博弁護士が参加して、私の除名問題や共産党内のパワハラ問題に続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

    松竹伸幸『川人博弁護士の除名・パワハラ問題でのお話しに特化してご紹介』
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    kiku72 2024/07/02
  • 松竹伸幸『共産党の社会主義「体制」論の変遷・1』

    この年になってこんなことをしているとは考えもしなかったが、周りの人の目から見ても、私が変わったことをしているので知っておきたいと思わせるのかもしれない。いろんな人から、さまざまなオファーがある。  たとえば先日、私が卒業した大学の同窓会から講演依頼があった。如水会(じょすいかい)というのだが、その中に「新三木会」といって、「経済・政治・国際問題・産業・科学・ 歴史文化の各分野に於いて実力ある講師を招き講演会を実施」しているグループがある。その担当者が私の新刊『私は共産党員だ!』を読んだらしく、9月はじめに如水会館で講演してほしいということだったので、お引き受けすることにした。同窓会に入ってはいるが、実利と言えば如水会館のレストランで事する際の割引き料金適用程度だったのだけど、ありがたいことである。テーマは「一橋大学と共産党」ということにしてもらった。  あるいは、ある大学の政治学の先生

    松竹伸幸『共産党の社会主義「体制」論の変遷・1』
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    kiku72 2024/07/01
  • 松竹伸幸『第1回期日に関するプレスリリース』

    松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 保守リベラルからリアリスト左翼まで仲良く(中翼) 〈プレスリリース〉 共産党除名撤回裁判第1回期日(6月20日)の記者会見等のご案内 2024年6月12日 松竹伸幸 (1)第1回期日:午後2時00分〜(東京地裁第421号法廷) (2)記者会見:午後3時00分〜(司法記者クラブ) 原告:松竹伸幸 弁護団:平裕介、伊藤建、堀田有大 〈参加メディアには当日発売の松竹著『私は共産党員だ!』(文春新書)を贈呈します〉 (3)関連企画 対談:市民と共感し合う共産党を求めて(午後6時〜) 松竹伸幸×池田香代子(ドイツ文学翻訳家) 場所:DAYS赤坂見附5階会議室 〈地下鉄赤坂見附駅A出口から地上に出て徒歩10秒の紀陽ビル〉 〈参加メディアには当日発売の松竹著『私は共産党員だ!』(文春新書)を贈呈します〉 連絡先: 趣旨:

    松竹伸幸『第1回期日に関するプレスリリース』
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    kiku72 2024/06/14
    “3つ目は、現在の判例の考え方からしても、私の除名処分は党側の瑕疵に満ちており、必ず除名の撤回”
  • 松竹伸幸『除名されていなければ、今ごろは』

    旅行なんか行っちゃって、という声が聞こえてきそうですが、まったく聞こえてきません。みなさまの温かさに感謝です。  といってもですね、「除名されていなければ、今ごろは」なんですよ。分かりますか?  だって、志位さんが党大会で、もうすぐ70歳だということを理由に、委員長職を退いたじゃないですか。実際は党の代表としてはそのままなんですけど。  志位さんより数か月だけ若い私も、同じことを考えていて、「そろそろ余生の時代だな」と思っていたんです。そろそろ、やりたいことをやる余生にしようと。  だから、「除名されていなければ、今ごろは」、国内旅行なんかしていませんでした。予定では、ヨーロッパ二か月旅行の真っ最中だったはずなんです。  スペインのゲルニカ美術館から始まり、バスクを起点にそのままバスクのフランス側へ。それからフランスの南側を移動し続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されておりま

    松竹伸幸『除名されていなければ、今ごろは』
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    kiku72 2024/06/04
    “共産党人生50年で培われた人生観でしょうか、負けたくはないという気持ちがムラムラと”
  • 松竹伸幸『自衛官の人権を守る』

    日お会いする著者は、ばりばり左翼の護憲派。日のブログのタイトルが出す予定ののタイトルだ。  五野井さんのことをはじめ自衛隊内のパワハラ、セクハラが問題になる。その問題を全国的に取り上げ、解決のためにがんばっている「自衛官の人権弁護団」があって、そこのということになる。  どんな角度からのなのかという続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

    松竹伸幸『自衛官の人権を守る』
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    kiku72 2024/05/29
  • 松竹伸幸『『私は共産党員だ!』のカバーとオビ』

    6月20日刊行に向けて順調に進んでいます。日、再校ゲラを出版社にお渡しして、私の仕事は終了です。  見ていただければ分かりますが、サブタイトルは、「シン・日共産党宣言Ⅱ」となりました。柳の下のドジョウになっちゃったりして。 ────────────────────〈6月末まで常時掲載〉共産党からの除名撤回を求める裁判の第1回目の期日は6月20日(木)の午後2時から続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

    松竹伸幸『『私は共産党員だ!』のカバーとオビ』
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    kiku72 2024/05/27
  • 松竹伸幸『本日の「赤旗」政治部長・1』

    私の現在の主な関心は共産党からの除名撤回裁判に向けられていて(仕事であるの編集以外でという限定付きだが)、書き物に関して言えば、週1回6000字程度で配信するメルマガに注力している。そうしながらブログで何を書くのかは難しい選択で(だって主な関心が向いていないのに、連日書くわけだから)、だから試みに「昨日の『赤旗』」と題して書いているわけである。膨大な分量の「赤旗」を読んでいるうちに、何か問題意識が湧くのではないかと思ってね。  この試みは、とりあえず失敗ではないかもしれない。政治経済面であれ国際面であれテレビ欄であれ、論評の対象になることは分かった。ということで、今後、この方向でブログは書いていくつもりである。読者へのお知らせみたいなものもブログで書くことになるだろう。  日からは表題にある「赤旗」政治部長に関して論じる。中祖寅一政治部長の記事を取り上げるというわけではない。最近、よう

    松竹伸幸『本日の「赤旗」政治部長・1』
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    kiku72 2024/04/15
    “こうした一般新聞とは、まったく性格の異なる政党の機関紙”
  • 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

    松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba保守リベラルからリアリスト左翼まで仲良く(中翼) 〈6月末まで常時掲載〉共産党からの除名撤回を求める裁判の第1回目の期日は6月20日(木)の午後2時から、東京地裁第421号法廷です。この日の午後6時より、池田香代子さんとの対談を行います。会場参加ご希望の方は、応援隊ブログから申し込んでください。なお、その日、裁判闘争を闘うために執筆中の『私は共産党員だ!』(仮、文春新書)が刊行されます。6月末時点で私のメルマガを年間契約(8400円)してくださっている方にはプレゼントしますので、メルマガはここからお申し込み下さい。 現在のヒラ党員に対する調査、摘発は、党の方針、政策に反する見解をSNSなどで発信したことが理由とされている。しかし、じゃあ何が党の方針、政策なのかを明確にしないと、何を批判してはならないのかも

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    kiku72 2024/03/27
    “#松竹伸幸#日本共産党#メルマガ発行”
  • 松竹伸幸『メルマガ第3号(被告は「日本共産党」、その代表は「志位和夫」)の前文』

    裁判に向けた準備がどんどん進んでいる。前回、裁判官が決まって私の『シン・日共産党宣言』をまるごと提出するよう指示があったことをお伝えしたが、続いて裁判所から2つの問い合わせが弁護士のもとにあった。  1つは、この裁判で原告人(私のことである)が意見陳述をするかどうかだ。裁判って、原告も被告(志位氏のことである)も人は出廷せず、弁護士が代理人を務める形式で進むのが普通である。だけど裁判所は、この原告はそういう方法はとらないだろうと思ったのだろうね。当然こちらも原告が出廷して意見陳述する旨を伝えた。被告側はどうするだろうか。  もう1つは、傍聴人がどのくらい来るのかのメドを聞かれたことだ。初めて知ったことだが、東京地裁で傍聴席が60席程度の大きな法廷は3つくらいしかないらしい。そこを使おうとすると早めの確保が必要だということだ。  この判断は難しい。メディアがかなり注目しそうな予感はある

    松竹伸幸『メルマガ第3号(被告は「日本共産党」、その代表は「志位和夫」)の前文』
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    kiku72 2024/03/21
  • 松竹伸幸『将来は原発と共存するのか──本日の「主張」』

    タイトルは「地震国日に原発はいらない」。非の打ち所のない「主張」である。 「ひとたび重大事故が起これば地域社会が崩壊する。そんな「異質の危険」をもつ原発は、日社会とは共存できません。」「地震と原発事故が重なれば「避難計画」など「絵に描いた」であることは明らかです。地震・津波国日の原発は、あまりにも危険です。」「世論と運動で自民党政治を終わらせ、脱炭素・原発ゼロへの扉をひらきましょう。」──いずれも国民多数の気持に合致していると思う。  問題は、このような主張だけをしていると、共産党の将来的な核エネルギー政策との間で齟齬が生まれることである。共産党が「原発ゼロ」を打ち出した3.11の直後、「毎日新聞」で志位氏と社民党の福島瑞穂氏のこんなやりとりが掲載された(2011.8.25付)。 「福島 しかし、共産党は核の平和利用について認めてきたんですよね。社民党は、核と人類は共存できない、い

    松竹伸幸『将来は原発と共存するのか──本日の「主張」』
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    kiku72 2024/03/12
  • 松竹伸幸『裁判モードに切り替わりました』

    日、那覇を離れます。頭も身体も(心も?)裁判モードになりました。3月1日からの切り替えに向けて全力です。  毎日ブログを書いていたので、あまり休めていないのではと思った人もいるかもしれません。でも、たっぷりと休養できました。  やんばるにはまるまる4日間いたのですが、午前中はトレッキング→無人島までの海カヌー、海から川に入るカヌー→トレッキングを楽しみました。午後は電動自転車を借りて、やんばるのアップダウンを駆け抜けました。さすがに夜はバタンキューですよ。  ホテルはぽつんと一軒家でして、やんばるくいなが庭先に現れます。餌をつつき回って散歩した末に、ねぐらに帰る前の一部始終を動画に撮りました。テレビもほしがる貴重な映像だったりして。自動車道路を横切る有名な場面も目撃です。  その他、国の指定特別記念物であるノグチゲラまで、ホテルから徒歩1分続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示

    松竹伸幸『裁判モードに切り替わりました』
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    kiku72 2024/02/24
    “『私は共産党員だ──除名撤回へ最高裁判例変更めざして闘う』”
  • 松竹伸幸『除名撤回裁判での取り組み・1』

    3月1日から全体として裁判モードに入るわけだが、実際に何をどうするのか書いておきたい。まだ途上だから、どんどん変わっていくかもしれないけれど。  まず3月1日からメルマガをスタートさせる。申し訳ないが、月700円+税となる。週に1回、裁判に臨む方針や私の思いなどを綴っていく。1回5000字程度を予定しているので、月に2万字で半年で12万字と一冊のになる分量である。最高裁判決まで5年として10冊分になるのだが、どこか関心を持ってくれる出版社はあるだろうか。  結果までは保障できないが、88年の共産党袴田事件の判例を覆そうという前例のない取り組みとなるので、他のにはない価値を有することになる。メルマガをやっている人に聞いたら、いまは文字情報におカネを払う人はいないとのことで、読者を獲得するのは簡単ではないらしい。けれど、今後、裁判に関する情報はメルマガが基となるので、裁判に臨む私の方針や

    松竹伸幸『除名撤回裁判での取り組み・1』
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    kiku72 2024/02/20
  • 松竹伸幸『共産党内パワハラの構造と解決の原則』

    先月の党大会における代議員の「松竹除名」問題発言と党の対応をめぐって、パワハラ論争が展開されている。議論される度に私の名前も出て来るので、私自身の考え方も書いておいたほうがいいだろう。 この問題をめぐっては、パワハラを受けたと主張する人が多数存在する一方、共産党の側はパワハラではないと主張する場合が多いことが特徴である。なぜそうなるかを考えることが、この問題を少しでも前向きに解決するカギになるのではないかと思っている。 パワハラかどうかの判断基準については、有名な厚生労働省の3基準が存在する。①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすもの、というものである。 共産党内のパワハラは、このうち①と③の要件を満たしていることは、党の側も抗弁できないだろう。まず当事者がパワハラ

    松竹伸幸『共産党内パワハラの構造と解決の原則』
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    kiku72 2024/02/10
  • 松竹伸幸『被告は、やはり志位さん!?』

    私の除名撤回裁判で、党中央委員会の誰を訴えるのか、近く判断しなければならない。京都の場合は、京都府委員会と南地区委員会の長だということは明白だが、中央委員会の場合、誰が代表者か不明確だからだ。 先日書いたように、私はこれまで、委員長が代表者であることを疑わなかった。しかし、29大会後の第1回中央委員会総会において、委員長よりも議長のほうが代表性が優るようなことが決まったというので(それもすごいことだ。規約上は置いても置かなくてもいい議長のほうがエラいんだと、規約を差し置いて中央委員会が決められるのだから)、できればそうしたいと思った。 そうしたら、知らない方から、共産党の法人登記の書類が送られてきた(添付)。それによると、共産党の代表者って、いっぱいいるんだね。要するに、これまでだったら3役(委員長、副委員長、書記局長)は全員が代表者で、それに財政担当の常任幹部会員が代表者である。だから、

    松竹伸幸『被告は、やはり志位さん!?』
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    kiku72 2024/01/29
    “私の除名撤回裁判で、党中央委員会の誰を訴えるのか、近く判断しなければならない。”
  • 松竹伸幸『除名再審査山下報告の「三つの非」・2』

    さて、私の除名再審査はどのように行われたのか。まず、党大会2日目に行われた山下副委員長の「松竹伸幸氏の除名処分再審査についての報告」は、規約第55条「被除名者が処分に不服な場合は、中央委員会および党大会に再審査をもとめることができる」を引いて、次のように述べる。 「大会幹部団は、この規定にもとづいて対応を協議し、松竹氏の『再審査請求書』を党大会として受理し、大会幹部団として再審査を行うこととした。」 私の再審査の求めは、ちゃんと党規約に根拠があることして認めたわけだ。ところがその直後の文章で、大会での「再審査」というのは、大会代議員による審査ではなく、大会で選ばれたわずが21人の大会幹部団によるものだと述べる。そうしたのは、過去の再審査の例をふまえたものだと言うのだ。 「除名処分をされた者が大会に除名処分の再審査を求めた例は過去にもあるが、そのさいにも大会幹部団の責任で再審査を行い、その結

    松竹伸幸『除名再審査山下報告の「三つの非」・2』
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    kiku72 2024/01/23
  • 松竹伸幸『連作短歌への反響』

    松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 保守リベラルからリアリスト左翼まで仲良く(中翼) 昨日、「連作短歌のテーマは『離党』へ」という記事を書いたところ、コメント欄で記事のテーマにふさわしい反響があった。コメント欄に直接反応することはあまりしないけれど(メッセージには必ずお答えしています)、ちゃんと読んでいることを知ってもらうためにも、一部を紹介しておきたい。 パトラとソクラさんは、寺山修司の『空には 祖国喪失』から以下の短歌を紹介してくださった。 地下室に樽ころがれり革命を語りし彼は冬も帰らず 群衆のなかに昨日を失いし青年が夜の蟻を見ており 党員の彼の冬帽大きすぎぬ飯粒ひとつ乾涸らびつけて ikuchan-72さんは、「初めて短歌らしきものを作ってみました」として、それを紹介してくれた。 虐待と 気づくことなく 大声で 同志罵る 哀れさよ 公

    松竹伸幸『連作短歌への反響』
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    kiku72 2024/01/21
  • 松竹伸幸『調整型党首と革命型党首』

    松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 保守リベラルからリアリスト左翼まで仲良く(中翼) 私の再審査が却下された経緯については、もっと正確な情報を入手した上で、自分の考え方を示すようにしたい。ただ、昨日の山下報告では、 「松竹氏の「再審査請求書」を党大会として受理し、大会幹部団として再審査を行うこととした」 「以下、審査の内容と結果を報告する」 「松竹伸幸氏による除名処分撤回の請求を却下したことを報告する」 とあることから、 再審査は受理したが、審査したのは大会代議員(約800名)ではなく、 大会幹部団(21名)だということである。 そこで却下を決定し、800人の代議員に対しては「報告」しただけということだ。 「拍手で承認した」という報道があるけれど、これって「承認」とは言えないだろう。 一方、それ以前に私の除名に異論を唱える発言通告があったので

    松竹伸幸『調整型党首と革命型党首』
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    kiku72 2024/01/17