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ブックマーク / dirk-diggler.hatenablog.com (18)

  • HOMMヨ - No Past To Love - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    HOMMヨというバンドの存在を知ったのは約2年前のことだったと思う。ツイッターでVo/Gtのニイマリコという人物を知り、そこからバンドにたどり着き、動画を幾つか見て、初めてライヴに足を運んだのが彼女たちが主宰していた「ママズ・タトゥー」というイベントだった(以降、彼女たちのライヴには何度か足を運ぶことになる)。 HOMMヨのサウンドを、知らない人に「どんな感じのバンド?」と聞かれたとしたら「日のスリーター・キニーみたいなバンド」などと形容していたのだが、実はアルバム毎にそうした「US/UKインディーロック」的な音像からはどんどん離れていっており、今回、新らしく発売されたアルバムを聴いて、その「形容しがたい」サウンドは更なる進化/深化を遂げているように感じた。 YouTubeなどに「何でもある」時代になり、過去の邦楽のミュージシャンの動画を見ていると、例えば「この〝力石のテーマ〟を歌うヒデ

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    kiku72 2018/12/07
  • 2014年公開作品ベスト10&その他 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    1. 『刺さった男』 (感想) 2. 『ニード・フォー・スピード』 3. 『ショート・ターム』 4. 『GODZILLA』(感想) 5. 『あなたを抱きしめる日まで』(感想) 6. 『大統領の執事の涙』 7. 『ゴーン・ガール』(感想) 8. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(感想) 9. 『NO』 10. 『ある優しき殺人者の記録』 (感想を書けなかった作品の短評を以下に) 2. 『ニード・フォー・スピード』 「ゲームが原作のカーレース映画」という共に疎いジャンル(言ってしまえば共に全然興味がない)にも関わらず、無茶苦茶興奮して二回も観に行ってしまった。もちろん見所は高級車だろうが惜しみなくガッツンガッツンぶっ壊すカーアクションにあるけど、チームで共闘物、いがみ合ってた男と女が「君でなければ」にまで到達する恋愛物としても非常にレベルが高い。ラミ・マレクのストリップは年度ベストアクト

    2014年公開作品ベスト10&その他 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
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    kiku72 2014/12/31
    ゴーン・ガールのレビューの視点が新鮮だった。映画は観てません。
  • ソフト・ロック・カフェー - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    での「ソフトロック」をめぐる歴史では、東芝音楽工業(現在のEMIミュージック・ジャパン)から当時リリースされたハーパース・ビザールやアソシエイションのアルバムに「ソフト・ロックの王者」「ソフト・ロックのチャンピオン」などのキャッチフレーズが付けられていた。当時の担当者の談によると、「自然発生的に流通しており、それを拝借した」という。だが日でも世界でも、文化的ムーブメントもなく、以降もこの言葉が定着することはなかった。 1980年代なかばから、フリッパーズ・ギターやピチカート・ファイヴの小西康陽などの渋谷系アーティストがこの方面のレコードを取り上げ、その影響下にある作品を発表。また『ソフト・ロック―Soft rock A to Z』を発行した音楽誌「VANDA」がこのジャンルを積極的に取り上げ、再評価、レコードの再発売が進んだ。これによりソフトロックという名称が定着化し、現在に至

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    kiku72 2009/06/04
    93年ぐらいのソフトロックブームは凄かったな~。
  • DJカルチャーと翻訳文学 〜その驚くべき親和性〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    昨年、K・W・ジーターの「ドクター・アダー」に出会ってしまって以来、30も半ばにさしかかろうというのに正に「茨の道」であるSFに興味を持ち始めてしまった訳なんです。最近は古屋に行くのが楽しくて楽しくて、時間が許す限り、仕事帰りに通勤径路のブックオフやそれより小規模のチェーン店をひやかすのが日課となっております。 その割には自分の読書ペースは決して速い方ではなく、積読は文字通り積まれていく一方なのですが、なんかこう、掘り出し物/レア物にフイに出くわした時の恍惚とした感覚が「何かに似てるなぁ」と思っていたのですが、それがかつて熱心だった「レコード掘り」と驚くほど似ていることに気が付きました。 1.○○文庫=レーベル 上記画像はよく寄る某大型チェーン店(さっき名前出したじゃんか)のハヤカワ文庫のコーナー。ご存知の方も多いとは思いますが、ハヤカワ文庫には「HM=Hayakawa Mystery

    DJカルチャーと翻訳文学 〜その驚くべき親和性〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
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    kiku72 2009/04/25
    分かる気が。DJで装丁家の下田法晴なんて人もいますし
  • 怖い人の不在 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    ブクマ等でも話題になっていたこのニュース。 香取慎吾で“最後の座頭市” 初タッグの阪順治監督で映画化 まず「えー、こないだ綾瀬はるかでやったばっかりじゃん!企画被ってるから、とかボツにならないのかナァ…」という考えがまず頭をよぎったのですが、その次に思ったのが↑画像の人、故マイルス・デイヴィスの話。 数年前に潜り込んだ菊地成孔東大ゼミで聞いた「70年代半ば、マイルスがドラッグでヘロヘロになってプチ引退*1したのと時同じくして、フュージョンが大流行した」という話。これはまさに「鬼の居ぬ間の洗濯」ではないですけど、ジャズの帝王と呼ばれたマイルスのように、シーンに存在しているだけで「無言の圧力」を発している怖い人が健在であったら、あんなに「スムースジャズ」「イージーリスニング」などと総称されるような音楽が、果たして大流行しただろうか?ということ。とても面白い仮説だと思いました。 今の邦画界に

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    kiku72 2009/03/19
  • 2008年の音楽を振り返る〜その3〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    その1 その2 Death Magnetic (Dig) アーティスト: Metallica出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 2008/09/12メディア: CD購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (38件) を見るFortress アーティスト: Protest the Hero出版社/メーカー: Vagrant Records発売日: 2008/01/29メディア: CD購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見るロック/メタルの方面で言うと何といってもメタリカの新譜が出た!っていうことに尽きるんでしょうが(→感想)、確か昨年の初頭ぐらいにベーコン茶漬けの人が「いや、スゲえバンド出てきちゃったよ。ある意味マーズ・ヴォルタより凄い」と興奮気味に教えてくれたのがプロテスト・ザ・ヒーローでした。 Protest The

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    kiku72 2009/01/04
    スクエアプッシャーのアルバム聴いてみよう
  • 2 Boyz n the Hood 〜Be Kind Rewind〜 - S-killz to pay the ¥.

    「Be Kind Rewind」という原題の映画を観ました(@TOHOシネマズ川崎)。邦題は「僕らのミライへ逆回転」とか言う意味不明のタイトルが付けられているらしいです(編を見ても何故この邦題なのかサッパリわからなかった)。 30年代に活躍したジャズピアニスト:ファッツ・ウォーラーの生家とされるレンタルビデオショップ「Be Kind Rewind」。店員マイク(モス・デフ)は、店の常連客であり友人でもあるジェリー(ジャック・ブラック)に、ひょんなことから店のほとんどのビデオテープを消されてしまってさぁ大変!じゃあここはひとつ、自分達で映画と同じように「ゴーストバスターズ」とか「ロボコップ」とかをビデオ撮りして、それを「スウェーデン版」と言い張ってその場をしのいでみようか!というお話。自分は物凄く感動して、エンディングではボロボロ流れる涙でエンドロールが読めませんでした。 ストーリー自体は

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    kiku72 2008/10/23
    観にいくの楽しみになってきた
  • 邦盤は別の顔 〜ジャケ違い考察〜 - S-killz to pay the ¥.

    昨年発表された傑作アルバム「ベニー...アット・ホーム」が、めでたく日盤として発売する運びとなったベニー・シングスですが、その邦盤のジャケットを見て愕然としました。左がオリジナルの洋盤、右が邦盤です。なんでしょう、この今更の90年代テイストは。これは幾らなんでもあんまりなんではネエのか・・・(オリジナルに手を加える意味が全然わからん・・・) 邦盤が発売される際のジャケット変更って割りによくある話で、自分の記憶を辿ってみて気付いたのですが、そこにはある法則があることに気付きました。それは大まかに言うなら「日市場ならではファンの開拓」と「邦盤独自のオリジナリティー」という、二つのカテゴリーに分けられると思います。 まずは「日市場ならではファンの開拓」から。アメリカではガタイが良すぎるためにMTF説も囁かれた(参考)シアラのジャケット。左が洋盤、右が邦盤です(以下同様に統一します)。洋

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    kiku72 2008/05/10
    ベニーの国内盤ジャケ、割とありやなと思ってしまうおれは90年代脳
  • 藤子A先生が今尚「フレッシュ!」が過ぎる件について - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    先日、ブリヂストンタイヤで貰える2008年のカレンダーを目にする機会がありまして、ちょっと衝撃を受けたのでここに記しておきます。 表紙はまぁこんな感じ。ご存知ルンパッパー小島功大先生ですよ。 そして、非常に既視感というか安心感を与えてくれる、いつも通りの植田まさし大先生。 ちょっと気になったのが、この面子。誰に真っ先に目が行くか、もう皆さんならご存知ですよね? A先生?!藤子不二雄A先生も執筆なさられているんですか!?藤子不二雄Aといえば、ある意味、イメージが固まり過ぎるぐらい「ドラえもんじゃない方」「魔太郎の方」「笑ゥせぇるすまんの方」「ちょっと怖い、ドロ臭い絵の方」と固まってしまっている、そのA先生が、一体どんな作品を…!!!震える右手を左手でおさえながら恐る恐るカレンダーをめくっていくと・・・ なんか「見てはいけないモノをみてしまった…」という、申し訳ないような気分になって、とっさに

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    kiku72 2007/12/18
  • 「ブレイブ ワン」感想(with淀長ジェネレーター) - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    (淀川長治ジェネレーターが起動しました) ハイ、皆さんコンバンワ。今日の映画「ブレイブ ワン」。ハー「ブレイブ ワン」、なんだろうねブレイブワン。勇敢なる者、そんな意味ですね。最初ネ、男と女が公園を散歩していたらサァーーと、サァーーーっと暴漢が現れるの。怖いナァー。「お金なら渡すから」でも、チィーとも聞いてくれません。二人はワァーーーと、ワァーーー!っと殴られてしまう。怖い、怖いネェ・・・。男は死んでしまう。皆さんはご存じないかもネ、昔「コフィ」いう映画ありました。パム・グリアっていう、大きな大きな胸の、黒い黒い女優さんネ。その「コフィ」みたいに女は銃を持って立ち上がるの。女はジョディ・フォスターが演ってますね。ジョディ・フォスター、「羊たちの沈黙」ありましたオスカー獲りました。彼女良かったナァー。彼女が街のゴロツキ共を殺していくの。それに気付く刑事がいる。この刑事、テレンス・ハワードいう

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    kiku72 2007/11/17
  • 「恋愛睡眠のすすめ」公開間近!MG特集!! - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    これ、フー・ファイターズの「Everlong」じゃんか! ミシェル・ゴンドリーって「音をヴィジュアル化する」才能に非常に長けた人だと思うんですけど、最初にケミカル・ブラザーズの「Star Guitar」を見た時は、そのPV史を揺るがすような“とんでもない映像効果”に全く気付きませんでした。 Chemical Brothers - Star Guitar 2回か3回見て、やっとその事実に気付いた時は「・・・あーーー!!!!!」と思わず叫びそうになったのをよく憶えています。まだそれに気付いていない方、よく解らない方は、以下のメイキングを見れば一発で解ると思います。 Making Of Star Guitar いやー徐々に出来上がっていく様が当に楽しい。小学生が真っ白な自由帳いっぱいに細かい迷路をウネウネと描き込んで真っ黒にしていくような楽しさがあります。こういう制作過程を見ると、あーこの人は

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    kiku72 2007/04/20
  • 「松ヶ根乱射事件」ネタバレ感想 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    以下、私的な深読みです。 村(町?)のオサセ:春子が、住人と性行為を始めるシーンで、その住人と主人公である光太郎が一瞬だけ入れ替わります。その後、何かを悟ったかのような春子の顔のアップ。これは恐らく「光太郎の子を宿している」という受胎のイメージなのだろうと思います。ラスト、光太郎の暴発があのような形で終るのも、どこか「自分の子かもしれない」という可能性に負い目を感じていて、でもそれを誰にも相談できずどうにも解決することができず、苦し紛れに発砲、あースッキリした!というオチなのではないかと思います。

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    kiku72 2007/03/23
  • Shit Happens! - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「どうして近未来に感情が規制されているの?!」「それが原因で人間は過ちを繰り返してきたからだよ。戦争とか」「じゃあアレ↑は何?!」「あれは…“銃”と“カタ”で最強の格闘技を…その…」「なんでなんで!?」 「どうして人間は機械と戦争を続けているの?!何がキッカケだったの?!」「それは多分、お兄さんが性転換…」「なんでなんで?!」 「どうして死体が生き返るの?!腐ってるのにどうして猛ダッシュできるの?!」 「どうしてインコが突然デカくなるの?!何あのポシェット!」 「知るか!!!」 「トゥモロー・ワールド」の「子供が産まれなくなった理由」問題ですが、あれは物語を成立させる為の“大きなウソ”、つまりはデッカく広げた風呂敷なわけで、それに対する小さな風呂敷(だが一番重要なサムシングが包まれている)が、クライマックスの市街戦における「ちょっと神々しくもある“アレ”」なわけで、そこに「子供が産まれなく

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    kiku72 2006/12/16
  • 伊勢佐木町のカート・コバーン - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    ある友人にこう言われたことがある。 「歌舞伎町って、でっかい伊勢佐木町みたいだよね」 その猥雑さも人通りの多さも大分スケールダウンするが、確かに伊勢佐木町は「ちっこい歌舞伎町」のようでもある。 一時期は、かつて“伊勢ブラ”などという言葉が流行したのがウソのように閑散としていた頃もあったが、それもカレー博物館などのおかげで、かつての賑わいを取り戻しつつあるかのようにも見える。 今では国民的人気を誇る、とある“フォークデュオ”が、アマチュア時代によく演奏をしていたのが、同じ伊勢佐木町は松坂屋の前である。それに肖ってか、弾き語りの聖地と化した松坂屋前には、閉店後にフォークギターをかき鳴らす若者の姿をよく見かけるのである。私はそこに、歌舞伎町には決してない、スケール云々ではない、稚拙に感動を強要する傲慢さに、ある種の熱や、ある種の猥雑さを感じていた。 彼を見掛けたのは、まさにその松坂屋前だった。夜

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  • Deep Thraot/Thought 〜サムサッカー〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「サムサッカー」を観ました(@シネマライズ)。 マイク・ミルズの長編デビュー作。意外にも、予想より地に足の着いたその作風にビックリ。これは00年代の家族のあり方を巧みに描いた秀作だと思います。 お話自体は“地味”と言ってしまっても良いぐらい、至ってシンプル。オレゴンのとある郊外都市住宅を舞台に、17歳になっても「親指しゃぶり」が止められずに悶々とする高校生ジャスティンと、彼と関わりを持つ人々を、独特なタッチで切り取ってみせます。 中でも印象的なキャラクターは、ジャスティンの父親と母親でしょう。彼らは息子に「マイク」「オードリー」と、自分たちのことを名前で呼ばせます。こうした親子の決め事に象徴されるように、彼らは親として子供っぽい一面を覗かせます。父親は怪我が元で、アメフトの選手を諦め結婚したが、いまだにその夢を諦めきれないでいるように見える。母親は母親で、しがないテレビドラマの俳優にうつ

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    kiku72 2006/10/05
  • S-killz to pay the ¥. THE EMPEROR'S NEW GROOVE ~「太陽」~

    「太陽」を観ました(@相鉄ムービル)。 「日人なら誰もが知っている人物を演じる」って、演者にとっては想像を絶するプレッシャーだったと思うのですが、イッセー尾形は彼なりのメソッドアクティングで、この大役を乗り切りました。その一つに台詞回しがあります。 「あっそ」 「(ハバナ産葉巻を見て)あ、こりゃスゴイね」 「はい、チョコレートおしまい!」 「ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい!」 「あっそー」 「Askビデオさん、動画デジカメ欲しい!」 「あそ」 と、様々なバリエーションで“発声”し、観る者を惹き付け飽きさせません。彼の存在感や、映画全体を覆う「モヤッ」とした独特のトーンのおかげで、「太陽」はリアルとファンタジーの狭間を奇跡的なバランスで保つ事に成功しているように見えます。 だがしかし、この映画にいわゆる軽快さとか、そうした活劇的な小気味良いリズムはほとんどなく、ひたす

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    kiku72 2006/09/05
  • 2006-07-20

    先日、black eyed peasのデビュー時からのPVを見直す機会があったのですけど、彼らの変貌ぶりにいささか度肝を抜かれたのでちょっと記して思うと思います。 踊りも踊れてラップも出来る(3人共ダンサーの経験あり)、生演奏とサンプリングの特製を生かしたオーガニックなトラック、正に「地味だけど(→画像参照)」一部ファンの熱い支持を受けてデビューアルバムを発表したのが98年の頃です。 Behind the Front アーティスト: Black Eyed Peas出版社/メーカー: Interscope Records発売日: 1998/06/30メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る このアルバムではディスコブログとして毎回読み応えのあるエントリをドロップしてくださる「ディスコ堂 by mrkick」さんも取り上げていらっしゃったLaid Backの「w

    2006-07-20
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    kiku72 2006/07/21
  • S-killz to pay the ¥. ■[映画] あの夏のSLAYER ~「メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー」~

    「メタル ヘッドバンガーズジャーニー」を観ました(@渋谷シネアミューズ)。 ヘヴィメタルという、あるジャンルの音楽を、「何故メタルは嫌われるのか?」という観点から綴ったドキュメンタリー映画です。監督のサム・ダンは「大学に“メタル学科”がなかったので、仕方なく人文学を選んだ」と豪語するほどのメタルヘッズで、ドキュメントもヘヴィメタルの発祥から、メタルという音楽を取り巻く/いた様々な事象、メタルと一括りにしてもそのジャンル内でも細分化された様々なバンドをフローチャートなどで解りやすく解説しています。 「何故メタルは嫌われるか?」 10代半ばから後半、バリバリのティーンエイジャーにしてメタルヘッズだった自分にとって、そんな問いはハッキリって愚問もイイ所です。つまり「何故嫌われるか?」はそのまま「何故モテないのか?」に変換可能だし、それに対して「そんなモッサイ格好してたらモテる訳ないじゃん!」とい

    S-killz to pay the ¥. ■[映画] あの夏のSLAYER ~「メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー」~
    kiku72
    kiku72 2006/06/30
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