ソーシャルメディアやニュースアプリは、今やメディア企業の集客チャネルとしては、検索と同じぐらい重要なものだ。 しかし、フェイスブック経由での集客に依存していたメディア企業が、グーグル検索経由での集客を(再び)重要視するようになっている傾向が見られるそうだ。 理由はさまざまだが、1つには、フェイスブックは頻繁に仕様を変更するためトラフィックが安定しないことがあるらしい。ある調査によれば、「この1年間フェイスブックからのメディアサイトへのトラフィックは、多い月と少ない月で74%の差があった」とのこと。 実際にフェイスブックのニュースフィードは、メディアからの投稿よりも友だちの投稿を優先して表示するようになっている。業界的には「フェイスブックは、もう無料で露出できる場所ではない。しっかりと露出をとるには、広告を使うしかない」という認識になっている人も多いと聞く。 ほかにも、「フェイスブックに掲載
リンクビルディングには明確なルールがあるとは言えないし、やり損なうと苛立たしい結果を招くこともある。 だが、これから紹介するような、実際には存在していない定説(迷信、都市伝説)には、何か役にたつことがあるのだろうか? 今日のホワイトボード・フライデーでは、ウェブの世界に広く出回る、リンクビルディングに関する8つの迷信を、ランドが解明する。 Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、リンクビルディングにまつわる奇妙でおかしな迷信を取り上げよう。 実際、こうした迷信を、ブログ記事やホワイトボード・フライデーやQ&Aページのコメントで目にしている。そこで今から、これが本当なのかどうか、はっきりさせてみたいと思う。 SEOのリンクビルディング迷信その1: 自分のサイトよりドメインオーソリティが低いサイトからリンクを獲得してはいけない 何だって? そんなことはな
同意のうえか無断かにかかわらず、オリジナルのコンテンツよりも、複製したコンテンツのほうが、グーグルの検索結果で上位に表示されるケースがある。 こうした状況が起こる理由について、グーグルのジョン・ミューラー氏が英語版のオフィスアワーで説明した。要点をまとめると次のようになる。 オリジナルのコンテンツを判断するためのたくさんのアルゴリズムがグーグルにはある。 これらのアルゴリズムによって、オリジナルのコンテンツを相応の順位に掲載する。 自分のコンテンツがオリジナルであることをグーグルに示す確実な方法はない。 だれかがコンテンツを盗んでものすごく早く公開して、そちらがオリジナルのコンテンツだとグーグルに思わせることも、不可能ではない。 また、オリジナルのコンテンツが別にあることをグーグルが認識していたとしても、複製側のコンテンツを上位表示する場合があるそうだ。 それは、複製側のほうが、検索クエリ
Web担当者にとって、Googleなどのネット検索の結果に自分たちのWebサイトを表示させ、興味関心の高い消費者を集客しようという検索エンジンマーケティング(SEM)は、コストを最適化して効率よくWebサイトへの流入を増やす手段として欠かせないものとなっている。 SEMには主にオーガニック検索の検索結果にサイトを表示させるSEO(≒Google対策)と、検索キーワードに対する広告枠を入札で購入するリスティング広告があるが、Web担当者は本当にこれらの手法の“使いどころ”を理解しているだろうか。 このほど開催された「サーチエクスペリエンス コンファレンス 2016」では、基調講演にWebマーケティングコンサルタントの住 太陽氏が登壇。「サーチマーケティング施策の使い分けで結果を出す」と題して、SEOとリスティング広告それぞれの活用シーンを、検索におけるユーザー体験から紐解き、解説した。 「集
報道の元になったオーストリア紙derStandard.atの記事を見てみました。 そもそもの訴訟がトンデモな印象なのですが、実際にはそれほどではありませんでした。 訴訟の背景にあるのは、公的なサイトを訪れる人のプロファイルをIPアドレスで記録することに対する懸念だったといいます。 たとえば、違法薬物に関するページを見ている人を判別するようなことを、公の機関が行うことを心配してのことですね。 また、この判決は「動的IPアドレス」に関するもののようです。 データセンターや企業が保有していて「このIPアドレスはどこに割り当ててある」と決まっているものではなく、いわゆるプロバイダーが利用者に割り当てるIPアドレスですね。 こうしたIPアドレスは、プロバイダーがもっている情報と付き合わせることで個人を特定できるため、プライバシー情報にあたるということの模様。 そしてプライバシー情報は、定められたルー
SEO担当者たちは、リンクを集めて検索順位を上げる手段としてインフォグラフィックを好んできたし、インフォグラフィックやその各要素のページコンテキストを検索エンジンに提供したいとも望んでいる。 しかしアクセシビリティでは、インフォグラフィックが表している内容を簡単に判断できることが求められる。 検索エンジンと異なり、スクリーンリーダーは、インフォグラフィックにリンクしている膨大な数のページのリンクテキストやページコンテキストを使って、インフォグラフィックページのコンテキストを判断することはできない。スクリーンリーダーの場合、すべてはページ上のコードが示すメッセージにかかっているのだ。 複雑なインフォグラフィックはalt属性にとって荷が重すぎることが予想できるだろう。また、パート2で取り上げた、色覚に異常があるユーザーの利用やテキストへの画像使用で起こる問題(ピクセルが粗くなって「可読性」が損
画像と非テキスト要素オンラインの画像は、視覚に障害がある人たちには判読できないという問題が起こることがあるのは、ご想像のとおりだ。だが、幸いにも、この問題に利用できるテクノロジーがある。画像や非テキスト要素に適切なコーディングを施すことで、問題の解決を支援できるのだ。 画像と非テキスト要素には、たとえば次のようなものがある。 画像グラフ表ワードアート装飾画像背景画像ウェブカメラ画像写真などインフォグラフィックイメージマップアニメーショングラフィカルボタンCaptchaここでは、画像と非テキスト要素の最適化によってアクセシビリティを高める方法をいくつか紹介しよう。 alt属性SEOでは、画像の内容を検索ボットに説明するために画像のalt属性を使う。 またalt属性は、画像がリンクになっている場合に、画像のリンク先の内容を説明するためにも使われる。リンクでは、alt属性がキーワードを含んだアン
今日は、オウンドメディアやメールマガジンのコンテンツ作りの際に、文章の質を高めるための「校閲・校正」のポイントをお届けします。20年の編集者人生で学んだノウハウです。 そもそも「校閲・校正」って何?ドラマ「校閲ガール」が始まりました。カドカワさんで撮影しているらしいということや、「あんなの校閲じゃない」と本職から突っ込みがあるけどドラマだからいいじゃないかとか、いろんな話がありますね。 さて、「校閲」「校正」とは何でしょうか。 校閲ガールのサイトに、こんな解説があります。 校閲【こうえつ】 文書や原稿などの、内容の誤りや不備な点を調べ、直し正すこと。 一般には、「校正」が日本語としての文章や文字を直すことで、「校閲」が事実関係や論理構成を確認して正すことのように言われることが多いですね。 要は、「正しい・適切な文章になるように」チェックして直すことです。 私は20年以上にわたって「編集」の
あいかわらず検索エンジンからのトラフィックを増やすSEOのニーズはあるじゃないか。 さらに悪いことに、10年くらい前のSEOテクニックが「都市伝説」のようにまことしやかに語り継がれているじゃないか! いまだに、文章中にキーワードが大量に埋め込まれていたり、サイドバーやフッターにリンクがぎっしり設置されていたりするような、よくわからないページに出合うのだ。 もう今は役に立たない、検索エンジンをだますような行為をSEOだと思っている人は、まだまだいるようだ。 すべてのWeb制作会社やSEOのサービスを提供する会社にお願いしたい。 SEOの相談に来たすべてのクライアントに、このように話してあげてほしい。 それに必要なのは、検索ユーザーのニーズに応え、良い体験を提供することです。 それこそが、本来の「Webサイトを構築する」ということそのものです。 現状でも、SEOに細かいテクニックやノウハウがあ
検索エンジン最適化(SEO)が進化してきた背景には、次のようなものがある: 検索エンジンが、ウェブサイトの分類と順位付けを自動的に行うアルゴリズムを生み出し改善する動きSEO業者が、こうしたアルゴリズムの抜け道を利用しようとする動き一方、アクセシビリティは、支援技術(AT)によって人と情報を結びつけ、誰もが情報にアクセスできるようにしたいという願いから生まれた。 この2つの分野を、「機械によるウェブページの読み取り」という点に限って考えると、いくつか共通点が浮かび上がってくる。この記事では、この共通点について取り上げていく。 検索エンジンへの最適化を適切に行うことは、同時にスクリーンリーダーや支援技術を利用している人々のサイト体験にも影響を与えることになるのだ。 アクセシビリティとSEOを扱う今回の記事では、人の目には見えなくても機械には見えるテキスト、色、リンク、コンテンツの書式設定とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く