『Japan’s Disposable Workers(日本の使い捨て労働者達)』というタイトルがつけられた映画シリーズが、ハフィントンポストで紹介されている。 同メディアによると、貧困から抜け出せずにいる日本の非正規雇用労働者たちを描いた3シリーズであり、それぞれ、貧困から抜け出せずに自殺した労働者、住居をもつことができずネットカフェで生活する労働者、貧困にあえぐ労働者が集まる「ゴミ捨て場」と呼ばれる町を描いているという。日本の労働市場で何が起こっているのだろうか。 【労働力不足】 貧困から抜け出せずにいる労働者が多くいる一方で、この夏、大手牛丼チェーン店は、人手不足を理由に全店舗の10分の1にあたる店舗の営業を休止する事態に見舞われた。また、建設現場でも東日本大震災の復興事業や、2020年に開催されるオリンピックに向けた建設ラッシュが重なり、現場監督が不足しているという。 【矛盾はなぜ