九州大学大学院人文科学研究院 | 九州大学大学院統合新領域学府:教授 Faculty of Humanities, Kyushu University | Graduate School of Integrated Frontier Sciences, Kyushu University: Professor
修士論文も〆切間際というのにイベント続きですが、昨日は国立情報学研究所で開催されたSPARC Japanの2009年第7回セミナーに参加して来ました! 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ H21 │ 2009第7回「人文系学術誌の現状−機関リポジトリ、著作権、電子ジャ−ナル」 第7回 SPARC Japan セミナー2009「人文系学術誌の現状−機関リポジトリ、著作権、電子ジャ−ナル」 概要 今回は、これまでSPARC Japanセミナーでは取り上げてこられなかった日本の人文系ジャ−ナルの現況をお伝えします。 まず、人文系の研究に欠かせない国内雑誌論文のデータベースCiNii(NII論文情報ナビゲータ)について、CiNii開発者でもある国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授の大向一輝先生から、簡単なレクチャーをしていただきます。 次に、2003年に開始された SPA
《この記事は約 9 分で読めます(1分で600字計算)》 アーカイブサミット組織委員会は6月11日、千代田区立日比谷図書文化館で「アーカイブサミット2018-2019」を開催した。私が参加した第1分科会「近年の一連の著作権法改正の動きの背景とその本質、これからの影響」で行われた議論を中心に、デジタルアーカイブ整備推進法(仮称)成立へ向けた課題について考察してみたい。 なお、活発な議論を遠慮なく行うためにという配慮で、この分科会ではだれがなにを言ったか? までは表に出さないようにするという方針が示されている。そのため、このコラムでもコーディネーター以外の発言は匿名化しておく。 保護期間の延長と、アーカイブ利活用促進の権利制限 マイナスの影響 アーカイブに関する直近の法整備でマイナス影響が大きいのは、やはりTPP11成立による「保護期間の延長」だ。死後50年から70年に延長されたうえ、「戦時加
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