共産党が陸上自衛隊情報保全隊の内部文書とされる資料を公開、「市民団体や共産主義者を監視していた!」と問題視するこの事件ですが、主要紙の中で真っ先に飛び付いたのは当然のように朝日新聞でした。なにやらリストに載っていたようで。 情報保全隊―自衛隊は国民を監視するのか [6/7 朝日新聞]忘れてはならないのは、武力を持つ実力組織は、国内に向かっては治安機関に転化しやすいという歴史的教訓である。戦前、軍隊内の警察だった憲兵隊がやがて国民を監視し、自由を抑圧する組織に変わっていった。 慌てて書いたので碌に推敲しなかったせいなのか、それとも狙ってやっているのか知りませんが、この辺りの記述は間違っています。 『軍隊が治安維持を行うという意味 』 戦前の日本の憲兵隊は、フランスの国家憲兵制度(Gendarmerie nationale)を参考にして創設されているので、治安維持任務は最初から仕事の内の一つで
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