ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (348)

  • 辞めやすい新人は共通点がある - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    勝てば官軍の競争社会 私のようなⅩ世代は人数も多いせいか入社後は『競わせて競わせて脱落者置き去り』という競争社会の原理が企業を支えてました 若者の数が多い時代はこの方が社会は伸びていきます 「営業の○○はなんであんな僻地に転勤なの?」 「この2年間の業績が最悪らしい」 「商品企画の○○はなぜ営業に出されたの?」 「ここのところ企画した商品が3連発も外したみたい」 ひどい目にもあいますが、業績上げれば上に上がれるし、左遷されても復活もあります 「地獄の沙汰も実績次第」 「勝てば官軍」 の実績主義は〈学校差別〉〈男女差別〉などの差別より明確で腹に堕ちる人事と言えます 競争社会が嫌いなら競争のない職場を選べばいいだけの話です 営業でもまれている頃は「総務部やシステム企画の奴はいいな」と思ってましたが、彼らから見ると「営業はS・A・B・C・Dでランク分けされていいね!俺たちはどう頑張ってもB評価し

    辞めやすい新人は共通点がある - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 100年前の人々が想い描いた現在 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    予測が当たっているもの 子供の頃の少年雑誌には〈未来の世界〉という車にタイヤがなくなっていたり、チューブの中を電車が通っていたりする世界が描かれていました 大人になるころは宇宙旅行も普通になっているなど書かれていると未来が待ちどうしくもなりました 100年前の人類は今の世界をどのように予測したのでしょう? 120年前の報知新聞が予言記事を掲載しています まずは予言的中したもの 1.無線電信が発達し、日にいながら海外と会話ができる これは的中してます 2.海外での出来事を撮影した写真を日にカラーで電信できる これも的中 3.80日を要した世界一周旅行が7日で可能になる 船から飛行機の時代になりました 4.機械で家の中の温度を調整できるようになる エアコンの発明は当に有り難いです 5.馬車がなくなり機械の車が当たり前になる 自動車ですね 電話も、エアコンも、自動車も当時の人にしてみれば『

    100年前の人々が想い描いた現在 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    kirakunist
    kirakunist 2022/05/22
    今から120年前というと、坂の上の雲の時代ですね。ドラマで見る限りでは、まだ今と共通するところがあります。技術の進歩は急速に進んでおり、100年後の未来は一体どうなっているんでしょうね。
  • 日本は人材流出がおこるか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人材流出国家 「388万人が国外に流失したらしい」 これはウクライナ国民ではありません ロシアから国外に流失した数です ロシアとの関係を絶つことを決めた国際企業は雪だるま式に増えており、エール大学経営大学院のジェフリー・ソネンフェルド教授がまとめたリストによると3月の時点で350社に及び、今現在も増え続けています 中国も多くの人が国外流出しているそうです 2013年海外で暮らしていた中国人は850万人ですが、中国に移り住んできた人を見ると、わずか84万8000人で数年でけっこうな数が減っています 24年間に海外へ留学した中国人学生の人数は58万人で、その中で帰国したのは15万人 中国社会科学院も「中国は有望な人材の流失量において世界首位」と認めています ロシア中国も情報統制出来ている国ですが、やはり賢い人たちはどこからか情報をキャッチし、実態を把握できているようです 日はどうなの? 日

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  • 徳川家康もうらやむ生活 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    幸せは考え方を変えることから 「徳川家康もうらやむ生活をしているのに何が不満なんだ!」 祖父の口癖でした 言われるたびに「たしかにそうだ!」と子供心に思ってました 社会は少しずつ快適になっているが、新しい快適さも最初は喜んでもすぐに当たり前になってしまいます 祖父の母の祖祖母になると兄弟を戦争で亡くし、かろうじて長男の祖父は戦地から帰還しましたが、街は焼かれ、町内でも多くの亡くなった方を見てきました 「戦争がなくなり当にいい時代になった」という祖祖母に「今は交通戦争と呼ばれ、戦争より多くの人が交通事故で命を落としているんですよ」と言う人がいたらしく、曾孫である私と弟の帰りをいつも待ってました 「子供たちの『ただいま』の声を聞くのが最も幸せ」だったそうです 幸せの定義は難しいですが、モノの見方や考え方次第で同じことに幸せを関るか否かが違うようです 小学生に社会とは?を教える 小学生に「社会

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  • 理解できないものには手を出さない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    投資家は一匹狼が多い 前回「最初は投資を理解できなかった」と言いましたが、今のように学校教育に『金融の授業』がなかったので金融知識は家庭教育がメインになります Ⅹ世代・Y世代の親は「貯金しとけば間違いない」「お年玉は郵貯に入れなさい」が多く、当時の環境では間違っていません 投資家で生きている人は『独学で知識とノウハウを得た』といえます 不動産投資は仲間で集まって情報交換・勉強会など良くしますが、株式投資は割と一匹狼が多いです 密かに学んで、密かに実践して、密かに収益を得てる人がほとんどです 書籍の出版やYouTubeを熱心に発信する人もいますが、ごく少数派です どんなに偏差値の高い大学の経営学部の授業でも「金持ちになる方法」は教えてくれません ①労働市場に自分という労働力を投資してお金を稼ぐ ②株式市場に金融資産を投資してお金に稼がせる ③不動産市場に投資して土地に稼がせる ④の出版・特

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  • 日本人はなぜ投資をしないのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    投資は「危ない橋」だという思い込み 日人の家計の金融資産構成の投資の占める割合は15%前後です 対して米国は50%強 ユーロ圏は32%前後 日人は株式などの投資を「危ない橋」だと思ってる方が多いです 日人の現金・貯金は53%前後 米国は13% ユーロ圏は33% 平成の前期までは日貯金金利は7~8%と高かったですから、安全資産である貯金神話が根強いのはよくわかります 米国は日と違い〈終身雇用でない〉〈退職金が無い〉で自己防衛意識が強いので、連動してマネーリテラシーは高校生くらいから強いです 「学校を出て就職すれば最後まで企業が面倒をみてくれ、最後は多額の退職金がもらえる」国と、そうでない国では当然マネーリテラシーは違ってきます 良い環境があだとなり「国が何とかしてくれる」「会社が面倒をみてくれる」が強くなり、自己防衛意識が弱くなる環境だったと言えます 中学校の家庭科の授業に『金融

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  • 摺り込まれたマインドをチェックしよう - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    成功も金持ちになるのもマインド次第 前回のアリとキリギリスに関連しますが、摺り込まれた考え方はマインドとなっていきます 「とにかくアリのように勤勉で安定した組織行動が一番いい生き方」と幼少期から摺り込めば多くは従業員として生きる道を選びます とはいえ情報民主主義の現代 「別に企業に就職しなくても生きていける」という成功例が多く発信されます ・親の摺り込み ・企業のマインドコントロール ・マスコミの情報誘導 ・宗教-組織の洗脳 もZ世代などにはけっこう無力化してきています 新入社員で営業をしていた頃〈保険の営業で1位の人〉の話を聞きました 保険の営業と聞くと当時は「熱心で手あたり次第売り込むイメージ」でしたが、その方は普通のおばちゃんで多くのサークルを運営していました 多くの人の世話をやきながら、一切保険は勧めないそうです 「皆、ごり押しされて必要もない保険に入りすぎてる」というマインドの持

    摺り込まれたマインドをチェックしよう - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • これからの時代のアリとキリギリス - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    童話も多様化する 台湾の大学院生に教えてもらったのですが「アリとキリギリス」は最初「アリとセミ」だったとのことです ヨーロッパにセミがいないのでキリギリスになったそうですが、アリから見ればどちらも歌ってばかりいる存在には違いありません アリがキリギリスに「そんなに歌ってばかりいないで働いたらどうだい」 キリギリスはアリに「そんな働いてばかりで一生を終える人生に意味はあるのかい」と言われる話らしく、日とはだいぶ違います 『安定しているが自由のない生き方』と『自由だがリスクのある生き方』を考える話だそうです ヨーロッパの一部の国では『人生は二者選択』という多様性を考える童話のようです 日では『勤勉が正しく自由に生きるは悲惨』というストーリーになっています 国家運営をする人たちから見ても、企業経営者から見てもアリが多い方が都合がいいわけです フリーランスは脱税者ではありませんが、税金を先に問

    これからの時代のアリとキリギリス - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 夜型人間はダメなのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    成功者は皆、朝型? 「成功者は朝早起き」 「早寝早起きが人間の能力を高める」 朝型のリズムを奨励する書籍がほとんどです 元総理大臣の田中角栄は「私は母親の寝顔を見たことが無い」と言います 朝は5時に起きていたが既に母は起きて仕事をしていた 夜中まで勉強をしていたがまだ仕事をしていた 私の家は「親が自分より早く起きたのを見たことが無い」家系でした 大概、祖母に起こされ「さあ学校に行こう」と言う頃起きてきます 父親は会社役員になると、さらに遅起きに拍車がかかり「これぞ重役出勤」という生活リズムでした 母親も革細工の職人兼学院の院長でしたのでサラリーマンのような規則正しさはありません 私も弟もその遺伝子を引き継ぎ夜型人間です 「朝型人間は勤勉で成功者も多い」 「夜型人間は不規則でだらしない生活」 世間ではこんなイメージが強いですが、当にそうなのでしょうか? 数の上では多い朝型人間 営業企画部と

    夜型人間はダメなのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    kirakunist
    kirakunist 2022/05/11
    高校受験も、大学受験も夜型でした。そして、時は巡り‥、いまだに夜型です。型は、変わりませんね。
  • じっくり時間をかけて成功する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    継続だけが力なり 「どうして金持ちが少ないのか?」という質問に対して、世界三大投資家のひとりローレンバフェットは「皆、急いで金持ちになろうとするからだ!じっくり時間をかけて金持ちになろうとする人は当に少ない」と語っていました FIREに関しても、最初に話題をさらった30歳で7500万円投資で作り上げた三菱サラリーマンが年収800万だったため「超一流企業に勤め年収が高いからできたことだ」と言われていましたが、ここのところのFIRE達成者を見ても、年収300万円台が非常に多いです ようは『目的を達成しようとする意志の力が強い』ということです 営業企画部にいた頃、社長に「ハイスキルに拘るな!複雑にして徹底できないよりは、シンプルにして徹底できた方がいい」と言われ続けてました 「継続は力なりではない『継続だけが力なり』だ!」 どうも最短距離での成功を求めるきらいがあります 長い年月継続できること

    じっくり時間をかけて成功する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 現代の年貢制度も「五公五民」 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    百姓という言葉の意味 「お百姓さんのお陰でご飯がべれる」 子供の頃はよく言われましたので『百姓=農民』というイメージが強いですよね 百姓とは「百の姓=百人の姓を持つものたち」つまり一般市民全員を表す言葉であったようです 医師・美容師・僧侶も含まれるそうで「百人の姓を持つものたち=たくさんの苗字の人々=一般市民全員」を表す言葉として古代より使われてきたそうです 農業を専業として生計を立てていた人々もいますが、多くは”兼業”として林業・漁業・大工・鍛冶・木挽・屋根屋・左官・髪結い・畳屋は、多くの場合専門の職人などおらず、百姓が畑の合間に営んでいたのです 百姓は1つの仕事にとらわれず、臨機応変に世の中から必要とされる仕事を兼業し七変化の活躍をしていたようです 従って、百姓とは農業に従事する人というより『町で必要とされる仕事を数々こなしていた大勢の人々』という意味で捉えることが正しいようで、同時

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  • 確実に伸びていく人生への対策 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    長寿も喜べない時代になってきた 10年ほど前、長野県で支店長をしている頃、スタッフの女性が「また今年も沖縄を抑えて長野県が長寿NO1だ!」と喜んでいました 「我が家はリタイアした父が野菜を作ってますので、無農薬の野菜のお陰で皆元気なんだと思います」と地元のスタッフは皆、家庭菜園をしていたように記憶しています 「支店長のお陰でまたボーナス増えました!」と自宅に野菜を届けてくれます このような返礼品は、野菜・リンゴ・山菜が多かったです 『医同源』という言葉があるように、寿命とするものには関係があるのかもしれません 日は世界一の長寿国でしたから、長野県は世界一の長寿エリアであったと言えます とにかく少し前まで『長寿は喜ばしいこと』であったのです この少し前、会社が「大型終身企業年金をやめる」と発表しました 亡くなるまで44万円が毎月支払われるシステムです 「制度化された昭和40年は男性の平

    確実に伸びていく人生への対策 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 差別は仲間想いの気持ちから・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は異なる考え方を受け入れられない 「差別」と言うと良いイメージではありませんが、世の中には差別が多くあります 大多数の人は「差別は良くない」と理解していながら知らず知らずのうちに人と人の間に線を引いたりします ソフトな線引きだったり、激しい線引きだったり様々ですが線を引くことから差別が始まります 元々人間は自分の考え方と大きく違う考え方を受け入れることは苦痛です 人間は自由と孤独を求める反面、石器時代より前から群れで行動していたので『仲間を想う気持ち』が備わっています 共通の思考 共通の目的 共通の利益 共通の人種 共通の宗教 さまざまなもので仲間意識は生まれます 『差別は仲間を想う気持ちから生まれる』そうです 差別していることには気づかず「俺って年代で差別していたかも」「学歴で差別していたかも」と後から気付くことの方が多いようです 差別は知性で解決するもの ロシアウクライナ侵攻でウク

    差別は仲間想いの気持ちから・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    kirakunist
    kirakunist 2022/05/06
    多様な考え方を受け入れる。そう教えられて育ってきても、人間は、心の中では異なる考え方を拒絶していることが多いような気がします。知性で解決していく、大切なことですね。
  • 無くなる仕事は何か?は意味のない予測 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    テクノロジーは困ったことを解消する為に進化する 「将来この仕事はなくなる」 「この仕事はAIに奪われる」 などの予測が頻繁に論議されているようですが、未来は予測した通りにはならないことが多いです 『今の小学生の7割は今現在存在しない仕事に就く』 『今の中学生の5割は107歳まで生きる』 『この5年で消える仕事8500万人』 『この5年で新たに生まれる仕事9700万人』 とは予測されています PCが登場した時も「仕事を奪われる」と騒いだ人がいましたが、PCの登場で逆に仕事は増えました 『テクノロジーは人々の生活をより良くするために進歩する』ので大多数の人には大きな恩恵があるのです 「この仕事はなくなる・・・」はナンセンスな議論だと思います 「レジがどんどん自動化されていくよね」 「調理も配膳もマシンが行うレストランができている」 「コンビニも全自動になりそうだ」 はもともと求人を出しても思う

    無くなる仕事は何か?は意味のない予測 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 定期的にチェックが必要な生存機能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    必要な機能は快楽になっている 人間が生存していくうえで必要な機能は快楽で誘発されるようになっています 例えば肉体の成長・維持には物を取り入れなければなりません 美味しいものをべるという行為は脳から快楽物質が出るよう出来ています いちいち教えられなくても能的に行動するようにプログラムされているのです 種の繁栄も快楽物質に誘発されます 人間は大きく発達した大脳により制御ができますが、他の動物は奪ってでもべ、考えずに種を増やしていきます 「これ以上べると太ってしまう」 「学生なんだから子供はつくれない」 などの制御が効くのは人間だけです の快楽・睡眠の快楽・性の快楽・・・生存機能はこれだけでもないのです 遊びと正義中毒 『遊ぶ』は高等生物だけにある欲求です 遊びは狩りの仕方などを学習することにつながる習得能で、ボールを獲物に見立てて追いかけたり、物を投げるなどがそれにあたります 子

    定期的にチェックが必要な生存機能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 抜群に強いシニア世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    Ⅹ世代より前の世代はやはり強い 新卒採用し育成していくのが仕事のせいか〈若者に肩入れしすぎ〉のブログ記事が多いいかな・・・と反省しています 役職定年を伝える時はやはり辛いものがありますが、生きてきたキャリアを聞くにあたりX世代より前の世代はやはり強いです 大学は今の半分以下しかないのに学生数は多いので『熾烈な受験戦争』を戦って難関大学に進学しています 大企業に入れば『同期間の熾烈な競争』も制して管理職になっています 競争にめっぽう強く、結果を出すために戦ってきた世代と言えます Ⅹ世代からは『自分の時間を重視』=休みが多いことを望むようになります Y世代からは『良い人間関係を重視』求めるようになります Z世代からは『好きな仕事を重視』するようになります 戦いに明け暮れてきた世代からすると「日の若者は弱く頼りなくなってきている」と感じたのもわかるような気がします 私が新入社員時代の団塊の世代

    抜群に強いシニア世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    kirakunist
    kirakunist 2022/05/02
    X世代より前の世代は、仕事を中心に人生を組み立てるのが当たり前だったように感じます。一方で、大きく変化する社会に対応できる人も少なかったような気がします。
  • 生涯現役・・トリプルキャリア - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    生き方は多種多様になっいてくる 昭和のキャリアモデルとしては、学習期が終了したら企業に就職して定年まで勤めあげるのがスタンダードでした 昭和の時代は55歳だった定年も、60歳⇒65歳⇒70歳となっていき、年金は危うくなってきています 老後2000万円問題に対して「見たくない現実を見せられた!」という人がいましたが、人は無意識に「見たくないものは見ない」「考えたくないものは考えない」というフィルターのようなものがあるようです 「少子高齢化で年金はどんどん先送りで、どんどん減額される」 「労働期間はどんどん長くなっていく」 「この仕事はいずれAIに奪われる」 この手の話を具体的に言う人は嫌われます 見たくない!聞きたくない!考えたくない!話は苦痛なのです 日は『終身雇用制度』と『退職金』と『年金制度』が優れていたので「人生は自助努力」という気概が淡泊になってしましました 他の資主義国は日

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  • サラリーマンはオワコンではない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和型モデルが終わるだけ Z世代を中心に「サラリーマンはオワコン」という声を聞きますが『安定したポジション』であることに今も変わりはありません 但し終身雇用・年功序列・多額の退職金などの昭和型サラリーマンは消滅していくと思います 「■■会社が〇千人のリストラを発表」などと報道されますが、実際そのほとんどは『希望退職者募集』や『早期退職制度』であり、日の場合企業からは解雇は出来ません 日のサラリーマンは労働法にガッチリ守られており、ある意味終身雇用は継続されています コロナウイルス蔓延で諸外国が負担分の人材を容赦なく解雇していく中で、日は政府の援護射撃もあり最小限の人員削減しかされていません 世界的に見て最も安定しているのが日のサラリーマンです 大企業を中心に定年延長も取り組んでいきますが、代わりに『降職』『役職定年』も取り入れていくと思われます 長らく年功序列になれた人には「役職が

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  • 社会人長生きの秘訣 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    戦国武将に学ぶ長生きの秘訣 約100年続いた戦国時代の戦いの日々の中でも長寿の戦国武将はいます 石田重家 100歳 国司元相 100歳 平賀元相 98歳 上条政繁 98歳 大島光義 97歳 木幡高清 96歳 小梁川宗朝 96歳 三好政勝 96歳 中条藤資 96歳 北条長綱 96歳 竹内久勝 96歳 思いのほか多すぎて95歳以下は省略します 現代ほどの医学もなく「人生50年・・・」と言われていた時代でも100歳近くまで生きていた武将は多いのです そのほとんどが病気もせず、亡くなるまで元気だったようです 共通点は『とにかく戦わないこと』だそうです とはいえ戦乱の世の中・・・よほど知略に優れていたのでは?と思いますが、そうでもないようです 「人質を出せ!」と言われれば、言われるがままに子供・嫁・親・兄弟を差し出します 「武士の誇りはないのか?」 「そんな弱腰で乱世を生きられるか」 などの言葉にこ

    社会人長生きの秘訣 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 子供と幸福度の関係 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    多様化は進む 団塊の世代がリタイアし始めるのと比例して『人生の多様化』が進んだような気がします 結婚するしないも自由 子供を持つ持たないも自由 そもそも好きになるのは異性でなくてもいい世の中になってきました 同じ社内にお互い管理職同士のDINKs(意識的に子どもをもたないと決めた夫婦)のパワーカップルを何人か知ってますが、ブランド品を揃え、高級車は2台所有し、海外旅行は年3回行くなど贅沢な生活を送っています 戦後は自分がリタイヤする頃には子供が仕事をもち、親の老後の面倒をみるのが家族の仕組みだったので〈結婚〉と〈子供〉は必要なものだったと思います 長男は家業を継ぐ 長男は親の老後の面倒をみる 長男は家系の存続を守る 老後を支える「労働者年金保険法」の公布は1941年3月の日海軍がハワイ・真珠湾攻撃の9ヶ月前です その後、高度成長期に連動し、年金制度や社会保険制度は世界トップクラスに良いも

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