大震災で一挙に実現したNHKのネット同時配信 3月11日に起こった大地震(通称「東日本大震災」)は、未曾有の大災害を引き起こした。こういうときは情報を伝達するメディアの真価が問われる。誰もが頼りにするのはNHKだが、その初期の対応はかなりお粗末だった。 当初はNHK広報局の独断によりTwitter上で広報されたNHKのUstream中継だが、現在ではNHKのサイトからもUstream/ニコニコ生放送/ヤフーの各ストリーミング中継にリンクが貼られている 被災地は停電しているので、テレビを見ることはできない。ラジオを持っている人も少ないので、物理インフラを問わないインターネットが重要な情報源だ。そこでいろいろな人がUstreamでNHKの放送をネット配信しはじめた。ところがNHKがこれに「著作権侵害」だと警告し、ネット配信もしなかった。しかしこれについての問い合わせに、NHK広報局のアカウント
![大震災でわかった旧メディアと新メディアの使い道 (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d352a565eada27f8bf89ef7e07f99d08acde1f55/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2008%2F02%2F08%2F1527064%2Fl%2Fc162caa3f950720e.jpg%3F20200122)