SRE Unitの若松です。Azure OpenAI Serviceには、1分あたりに利用できる上限値が決められています。今回はこの上限値のカウントの仕方ついて紹介します。 上限値は2つAzure OpenAI Serviceで1分あたりに利用できる上限値は2つあります。一つは、API 呼び出しに伴うトークン数であるTokens-per-Minute (以降TPM)、もう一つは、API の呼び出し回数 であるRequests-Per-Minute(以降RPM)になります。 TPMTPMは1分あたりのトークン数です。1分あたりに消費できるTPMに上限があります。現在利用しているAzure OpenAI Serviceのリソースに割り当てられているTPMの上限値を確認するには、Azure OpenAI StudioのQuotasで確認できます。 例えば、モデルgpt-35-turboのTPMの
昨今のフロントエンド向けUIライブラリでは、コンポーネントの設計が重要です。この記事では、コンポーネントのスタイリング、その中でもとくにコンポーネントの大きさに関わるコンポーネント設計について考えます。 私の考える結論は、むやみに大きさを指定できるpropを生やさずに、CSSで外から大きさを制御できるようにしたほうがいいです。 コンポーネントの大きさを制御したい UIの一部分を再利用可能なコンポーネントとする場合、同じコンポーネントがさまざまな場面で使えるのが望ましいでしょう。コンポーネントが提供する機能にもよりますが、場面に応じてさまざまな大きさでコンポーネントを使用できたほうがよいこともあります。 具体例として、このようなコンポーネントを考えてみましょう。例はReactで示しますが、この記事の内容はReactとは関係ありません。 const Card: React.FC<React.P
こんにちは!ファインディでFindy Team+開発チームのEMをしている浜田です。 昨今、開発生産性を高めるための取り組みを行っている組織が増えてきていると感じています。 開発生産性を向上させるためには、まずは定量的に可視化することが重要です。 可視化することで現状を把握して、開発組織の伸びしろを発見したり、課題を明らかにし、改善活動に取り組みやすくなります。 一方、定量的な指標に焦点を当てすぎてしまい本質的ではない対応をしてしまい、指標は向上したものの実際の生産性は向上していなかったり、むしろ悪化してしまうこともあります。 この記事では、開発生産性指標を向上させるためにやってはいけないアンチパターンについて紹介します。 デプロイ頻度を向上させるために、デプロイプロセスは変更せずに実施回数を増やした デプロイ頻度はDORAが提唱するDevOpsの4つの指標(Four Keys)の1つであ
実用性を追求したWebエンジニアのリモートワーク環境。株式会社ウルフチーフ・川島義隆 2024年6月25日 株式会社ウルフチーフ 代表取締役 川島 義隆 SIer(TIS株式会社)で20年、主にアーキテクトとしてさまざまなプロジェクトに関わり、2018年に独立。以降も、流しのアーキテクトとしてデータモデリングを中心に様々な企業の設計や技術者育成を支援している。あまり語られることがないけれども皆現場で抱えているようなソフトウェア開発上の問題を、見つけ出し一般解をまとめることも生業のひとつ。「中央線Meetup」、「アーキ部」のコミュニティを主催。 X :@kawasima Scrapbox 流しのアーキテクトを生業として、ひとり株式会社をやっている川島です。クライアントごとに事情はさまざまですが、コロナ禍以降リモートワークが中心です。会社でオフィスも契約していて、だいたいはそちらに通勤してい
本コーディング規約は、世の中のシステム開発プロジェクトのために無償で提供致します。 ただし、掲載内容および利用に際して発生した問題、それに伴う損害については、フューチャー株式会社は一切の責務を負わないものとします。 また、掲載している情報は予告なく変更することがございますので、あらかじめご了承下さい。 # はじめに 本ドキュメントは OpenAPI Specification 3.0.3 (opens new window)に則った API ドキュメントを記述する際のコーディング規約をまとめている。 旧バージョンであるOpenAPI Specification 2.0 の規約も存在するため、v2を使用している場合はそちらを参照されたい。 本規約は前提条件に基づいて作成されており、ToC 向けの LSUDs(Large Set of Unknown Developers)向けの Web AP
特に一番最後の暗号化サポートは非常に嬉しい進化です。dotenv単体で環境変数を運用すると、秘匿情報が含まれたdotenvファイル自体の管理に困ることや、デプロイする際にどうやって環境変数を提供するかが課題になることがありました。 現代ではクラウドプラットフォーム上にシークレットマネージャーのような仕組みが用意され、そこで中央管理するというのが一般的になっているかと思います。ただ、それだと変数のバージョン管理やレビューの仕組みを別途用意しないといけなかったりと完全ではありません(個人的主観です)。 dotenvファイル自体が暗号化され、Gitでバージョン管理でき、そのままデプロイして環境変数を適用できたら運用の手間が一気に減ります。
中間管理職は限界なのか?本記事は、本日2024年7月1日21:00にNewsPickで放映される【2Sides:中間管理職は不要か?】という番組に関連した記事となります。 動画については、『罰ゲーム化する管理職』など、数々の名著を生み出していらっしゃる、パーソル総合研究所の小林祐児さんとMCの加藤浩次さんとのセッションであり、最終的には明るい内容でまとまっています。 本記事については、本動画で提唱している「マネジメント民主化モデル」について解説しつつ、坂井の会社でエンジニア採用を開始することに伴い、「なぜ坂井が本事業をやっているのか?」についても触れていきたいと考えています。(※採用情報は末尾となります) 形骸化する管理職研修昨今、小林祐児さんの『罰ゲーム化する管理職』に代表されるように、「管理職の過剰負荷問題」が騒がれるようになりました。 実際に、坂井も企業のマネジメント基盤の支援をする
はじめに この記事で想定している読者の方 LangChain経由でLLMを用いたchainを使用している方 LangChainと共に使用するLLM実験管理ツールを迷っている方 「LangChain」はLLMをシステムに組み込む際に非常に便利なライブラリであり, 実際に開発に用いられている方も多いと思います。ですが, LLMの性質上プロンプトやchainの構造を変化させての実験が多くなってしまい, 記録・管理が大変になりがちです。そんな場合に使用したいLLMの実験管理ツールについて前編の記事にてLangChainから使用するために選定したLangSmithとLangfuseについて今回は実装を行った上で比較して行こうと思います! TL;DR 今回は以下の画像のデモアプリを作成し3種類のchainについて実際に記録しLangSmithとLangfuseの比較を行いました! デモアプリの入力画面
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