はじめに 再利用性の高いプログラムを書くにはどうしたらよいのだろう、と、いつも思う。 学生のころ、BASIC と C と Verilog を勉強して、社会人になってから Ruby をちゃんと勉強した。正確には学生のころも Ruby さわったことがあったんだけど、「正規表現が使えてセミコロンがいらない C 」くらいにしか思ってなくて、それよりも踏み込んで便利さを知ったのは、けっこう最近。 再利用性が高いプログラムを書くのに、Ruby はやっぱり便利だ。 Ruby が便利な理由としては「メタプログラミングが得意」とか「オブジェクト指向だから」、とか、いろいろ言われるけれども、個人的には「『DoA(Data Oriented Approach)』を気軽に実践できる」というのが大きいと思う。 DoA というのは「データ中心アプローチ」とも言われていて、データ構造の変遷を中心にプログラムを設計してい
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