大阪市職員が不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕された事件で、この職員が所属部署のアドレスから橋下徹市長に人事の不満を記した匿名メールを送っていたとみられることが、市の調査で分かった。市が発信元を調べると、逮捕された職員のパソコンから送信されていたことが判明。本人以外のIDで不正なアクセスを実行していた形跡も見つかったため、事件が発覚したという。大阪府警は動機や経緯を調べている。 逮捕されたのは大阪市建設局職員の西野和晃(かずあき)容疑者(32)。市によると、西野容疑者は昨年2月〜今年6月に約200回、元上司ら7人と22部署のIDとパスワードを不正に使い、庁内ネットワークに侵入。うち88回は人事室で、人事評価や異動、昇任などに関する資料が保存されていた。内部資料を外部にメール送信した記録もあり、府警は流出した内容や宛先の確認を進める。 西野容疑者は今年4月、経済戦略局から建設局南部方面公園
「2ちゃんねるビューア」を運営するN.T.Technologyは8月26日、ユーザーの個人情報が流出したと発表した。 「2ちゃんねるビューア」は通称「●」と呼ばれ、掲載期限が切れた2ちゃんねるのスレッドや、アクセス規制が行われている最中にも、スレッドに書き込むことのできるサービス。 同社が事態を把握したのは25日の23時25分。ユーザーの個人情報が流出しているとの連絡を受け、翌26日0時10分にクレジットカードでのサービス申し込みを停止。また、ビットキャッシュによる申し込みについても7時50分に停止している。 現在、流出範囲や原因については調査中で、新しい情報が確認され次第、改めて発表を行うとしている。
玩具や家庭用ゲーム機などの卸売を行っているハピネットは6月3日、同社が運営するオンラインショップ「ハピネット・オンライン」が不正アクセスを受けたことを発表。クレジットカード番号を含む顧客情報が不正に閲覧された可能性があることを公表した。 同社によると、5月31日に大量のログインエラーが発生していることから調査を開始し、ユーザーになりすました不正アクセスの痕跡があることを発見。同日22時38分にサイトの停止およびアクセスの遮断を行った。 不正アクセスのあった期間は2013年4月24日からで、不正に閲覧された可能性のある顧客情報は「氏名」、「住所」、「電話番号」、「生年月日」、「性別」、「メールアドレス」、「クレジットカード番号と有効期限」。なおユーザーIDとパスワードは漏えいしてないという。 不正に閲覧された可能性のある顧客人数は最大で9609人、そのうち不正に閲覧された可能性のあるクレジッ
【ニューヨーク=真鍋弘樹】米ニューヨーク連邦地検は9日、ネットを通じたハッキング行為で世界20カ国以上の銀行の現金自動出入機(ATM)から計4500万ドル(約45億円)を盗んだ犯行に関わったとして米国人8人を起訴したと発表した。国際的組織の犯行とみられ、日本、ドイツ、カナダなどの捜査機関と協力して捜査を続けている。 同地検によると、犯行グループは昨年12月と今年2月、デビットカードの情報を処理するインドや米国のコンピューターに侵入して、中東の銀行が発行したカードの引き出し可能額を無制限にし、「現金引き出し係」が日本を含んだ世界各地のATMから数時間のうちに現金を引き出したとされる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、日本では約1千万ドルが引き出されたという。 起訴された8人は22歳から35歳で、世界的な広がりを持つ犯罪集団と連携し、ニューヨーク市内で2月に約2900回、総計240万ドルを
東京・中野区に本社がある通信販売会社「ディノス」のホームページに対して、会員のパスワードを探ろうという不正なアクセスが、8日までに100万回以上繰り返され、ディノスは1万5000人分のパスワードが何者かに突き止められたことを明らかにしました。 不正なアクセスがあったのは、インターネットを通じて買い物ができるディノスのホームページで、IDとパスワードの入力を試す行為が8日までの5日間におよそ111万回繰り返されたということです。 ホームページを管理するサーバーには、アクセスは中国と韓国の9か所から行われたという記録が残っていて、このうち1万5000人分は実際にログインされてしまったため、パスワードを突き止められてしまったということです。 8日、出勤したシステムの担当者が大型連休中に同じコンピューターから大量のアクセスがあったことに気付き、問題が明らかになったということで、ディノスは今のところ
防衛省の西正典次官が私用で使っていたメールサービスのアカウントが3月下旬、何者かに不正侵入され、複数の同省関係者らにウイルス付きメールが送信されていたことが、同省幹部への取材でわかった。 同省幹部は「私用の連絡に使っていたメールなので、機密情報の流出は確認されていない」としている。 同省幹部によると、西次官が利用していたのは、米グーグル社が提供する「Gメール」。何者かにパスワードを盗み取られ、不正侵入された可能性が高いという。添付されていたウイルスの機能は不明というが、西次官は警視庁に相談するとともに、メールの送信先に開封しないよう伝えた。 西次官は同省の調査に、「このメールでは重要な情報は取り扱っていない」と説明しているという。
NTTドコモは4月27日、米国子会社のNTT DOCOMO USA, Inc.が展開しているDOCOMO USA Wirelessにサイバー攻撃があり、顧客情報が漏洩したことを明らかにした。4月26日(米国現地時間)に把握したとしている。DOCOMO USA Wirelessは、日本から渡米した人や在住している人に向けて通信サービスを提供している。 漏洩したDOCOMO USA Wirelessの顧客情報は以下の2種類に分かれるが、合計2208件だという。NTT DOCOMO USAでは、該当する顧客に対して個別に今後の対応方法について連絡しているという。 403件(DOCOMO USA Wirelessの申込みをNTT DOCOMO USAのオンライン受付サイトで行った顧客) 氏名、住所、生年月日、メールアドレス、クレジットカード番号(カード名義、カード番号、発行会社、有効期限) 180
国際宇宙ステーションなどの情報を扱うJAXA=宇宙航空研究開発機構のサーバーが、外部から不正な侵入を受け、情報を盗まれたおそれがあることが分かりました。 JAXAでは、おととしから去年にかけて、新型ロケットや宇宙輸送船の情報を保管したパソコンも相次いでウイルス感染しており、情報セキュリティーの甘さを改めて露呈した形です。 不正な侵入を受けたのは、JAXA内部のサーバーで、国際宇宙ステーションにある日本の実験棟「きぼう」の運用に関する情報や、「きぼう」の関係者のメールアドレスなどが保管されていました。 JAXAによりますと、今月18日、このサーバーの通信記録の定期検査を行ったところ、筑波宇宙センターに勤務する職員のIDとパスワードを使って、何者かが不正に侵入し、情報を盗み出したおそれがあることが分かったということです。 このため、JAXAでは、サーバーをネットワークから切り離し、ほかのIDと
JR東日本は17日、同社が運営する会員サイト「My JR―EAST」が不正アクセスを受け、会員97人分のアカウントで不正ログインが発生したと発表した。 このうち5人分の個人情報が漏えいした形跡があるという。同サイトは会員は乗車券などを購入できるが、同社は「購入された形跡はない」としている。 同社によると、3月31日午後、約1時間半にわたって「My JR―EAST」に、国内の特定のIPアドレスから約2万6000件のアクセスがあり、97人分のアカウントでログインされたという。このうち5人の登録情報が閲覧された形跡があるという。同社では、今月になって複数のポータルサイトで不正ログインなどが相次いで発覚していることを受け、自社サイトを調査した。
検索サイト「goo(グー)」を運営するNTTレゾナント(東京都港区)は3日、gooのID約3万件で不正なログインをされた痕跡が見つかったと発表した。特定のIPアドレス(ネット上の住所)からだという。登録情報の改ざんなどは確認されていないが、被害規模などの調査を急ぐ。 同社は該当する約3万のユーザーに対し、従来のパスワードでのログインを一時的にできなくし、パスワードの変更を呼びかけた。 同社によると、2日午前11時30分ごろ、中国や国内など特定のIPアドレスから1秒に30件超のログイン要求があった。詳しく調べたところ、1〜2日に約3万のIDで不正ログインされた痕跡が見つかった。 ただ、クレジットカード情報などを含むユーザーの登録情報や、gooメール受信箱への不正アクセスは確認されていないという。
インターネット検索大手「ヤフー」のサーバーから、会員のパスワードなどおよそ127万人分の個人情報を抜き取ろうとする不正なアクセスがあったことが分かり、会社側はセキュリティ対策の強化を急ぐことにしています。 ヤフーの発表によりますと、2日午後9時すぎ、ヤフーのサーバー上で不正なプログラムが作動し、会員が登録しているユーザー名とパスワード、それにメールアドレスなどの個人情報が抜き取られようとしているのが見つかったということです。 ヤフーでは、異常が判明した直後、このプログラムを強制的に停止させたため、個人情報の流出はなかったとしていますが、およそ127万人分の情報が外部に持ち出せる状態になっていたということです。 ヤフーによりますと、今回のトラブルは、個人情報にアクセスするための社内の管理用のアカウントが不正に使われたためで、ヤフーではこのアカウントを使用できないようにする措置を取り、今後セキ
【ニューヨーク=畑中徹】米ツイッター社は1日、米国に設置されているサーバーシステムが、何者かに「サイバー攻撃」をしかけられたと発表した。約25万人分のユーザーネームやメールアドレス、パスワードなどの個人情報が不正に読み取られた可能性があるという。 同社は「今回の攻撃はアマチュアのものとは考えにくく、ツイッターだけを狙った攻撃ではなさそうだ」との声明を出し、世界の利用者にパスワード変更を呼びかけている。読み取られたパスワードが悪用されるといった具体的な被害は出ていないという。 米国では最近、大手メディアのニューヨーク・タイムズとウォールストリート・ジャーナルが「コンピューターシステムが中国のハッカーに侵入されていた」と発表した。この両社への攻撃と、ツイッター社への攻撃の関連については分かっていない。 関連記事WSJ紙にも「中国ハッカーが侵入」 FBIも捜査(2/1)NYタイムズ「中国から
【シリコンバレー時事】インターネット検索エンジン最大手の米グーグルは20日、各国当局から昨年末までの半年間に、同社の検索サービスの画面から特定のウェブサイトを削除するよう求められた国別件数を初めて公表した。(時事通信) [記事全文] ・ グーグル、政府のユーザー情報要請状況を公表 - 中国関連は削除要請件数の公表が同国では違法となるため、明らかにされていない。ウォール・ストリート・ジャーナル(4月21日) ・ グーグル、各国政府からの情報開示要請の統計を公開 - CNET Japan(4月21日) ◇Googleの発表 ・ Government requests directed to Google and YouTube(英語) - 世界地図上に件数を表示。Google ※サイトや文章を翻訳 - Yahoo!翻訳 ◇「検閲」理由に中国の検索事業から撤退 ・ 米グーグルが中国
パソコンの遠隔操作事件で、警視庁や神奈川県警などの合同捜査本部は、海外のサーバーを捜査するため、関係国への捜査員の派遣を検討している。捜査関係者が明らかにした。近く、警察庁を通じて各国に捜査協力を求める。 捜査関係者によると、予告犯とみられる人物から東京の弁護士とTBSに送られた犯行声明メールは、それぞれ別の国のサーバーを経由したことが判明している。 遠隔操作された大阪と三重の男性のパソコンからの書き込みも、海外のサーバーを経由しており、捜査本部は犯人が発信元をたどられないよう、海外サーバーを経由させたとみている。 関連リンクネット掲示板経由で感染 誤認逮捕4人のPC乗っ取り(10/20)IPアドレスたどる捜査、裏目に PC遠隔操作事件(10/17)PC遠隔操作、警察庁が緊急会議 「真犯人」メール受け(10/16)感染PC、遠隔操作終了を通知 証拠隠滅図る?(10/13)「タイマーソフ
By antitezo したらば掲示板経由でリモートコントロールしてまったく関係の無い人のパソコンから犯行予告を行い、数々の冤罪事件を引き起こし、警察や検察が謝罪をすることになった遠隔操作事件の真犯人であり、あの「iesys.exe」の作者から落合洋司弁護士のところへ犯人しか知り得ない秘密が書かれたメールが届き、連日あちこちで報道されていますが、そのメール全文が公開されました。件名は「【遠隔操作事件】私が真犯人です」となっていたそうです。 2012-10-21 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20121021 以下が本文となっており、個人名・URL・メールアドレスなどは差し替え済みです。 ■はじめに 現在報道されている大阪・三重の遠隔操作ウィルス事件について、私が犯人です。 このメールには犯人しか知り得な
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