前回、一般道でトラックドライバーが路上駐車せざるを得ない事情を紹介した(本記事の最後にリンクあり)。 しかし、トラックが路駐しているのは、一般道だけではない。高速道路の路肩や本線に合流する加速車線などでも、長時間駐停車しているトラックをよく見る。 このトラックによる「高速路駐」は、よりによって視界の悪い深夜に多く発生するため、世間からは一般道と同じく「邪魔だ」、「サービスエリア・パーキングエリア(SAPA)に停めろ」、「こんなところに停めたら危ないことぐらい分からないのか」という厳しい声が浴びせられる。 が、深夜の高速道路の路肩にトラックを停める行為がどれほど迷惑で危険な行為なのかは、トラックドライバーたちもよく分かっている。いや、それらはむしろ、道路上で1日中過ごし、様々な事故を見聞き経験してきている彼ら自身が一番よく心得ていると言っていい。 にもかかわらず、高速道路からなくならないトラ