アジアの平和と友好の願いが刻まれた追悼碑で、群馬県議会が全会一致で設置に賛同した経緯がある。撤去は行き過ぎではないか。 群馬県が高崎市の県立公園にある朝鮮人労働者の追悼碑を、行政代執行で撤去した。碑を管理する市民団体に撤去を求めたが応じなかったためという。 碑は建立されて20年がたつ。県内では…
![〈社説〉群馬の碑撤去 公権力が守るべきものは|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92bee5ddf152612c4593462b8d5330667baf79ab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.shinmai.co.jp%2Fweb-image%2F20240130%2FCNTS2024013000037_M.jpg)
日本で生まれ育ちながら在留資格を認められず、一時的に収容を解かれる「仮放免」での暮らしが続いてきた県内の高校3年の女子生徒(17)と中学3年の男子生徒(15)の姉弟に25日、法相の裁量による在留特別許可(在特)が出た。姉弟のタイ人の母親(50)は非正規入国した経緯があり、親にこうした「消極事情」が…
国外退去を拒否した非正規滞在の外国人のうち、日本で生まれた18歳未満の子どもは昨年末時点で201人。 日本で生まれ育ちながら在留資格がなく、一時的に収容を解かれる「仮放免」の状態で暮らす県内の高校3年の女子生徒(17)は4日、国が「救済」方針を正式に発表したニュースを自宅アパートで確認した。仮放免では禁じられるアルバイトで家計を助けたいと思い続けてきただけに、国の発表に「遅いよ」と顔をしかめつつ、中学3年の弟(14)とタイ人の母親(50)を含め、一日も早い在留特別許可が出ることを願った。 「日本で生まれた子だもん」。母親は、斎藤健法相の表明を歓迎した。自身は非正規に入国した経緯があるものの、生徒と弟は本来、定住者の在留資格を得られるはずだった。だが、出生関連の書類手続きに不備があり、仮放免の立場に置かれてきた。 生徒らの在留特別許可の手続きを支援する行政書士の竹内波美男さん(70)=上田市
小諸市で昨年8月に起き、サニーレタスの苗植えをしていた外国人2人が雷に打たれて死亡した労災事故を巡り、佐久市で20日に開かれた「追悼する会」には地元の中学生や高校生の姿もあった。外国人労働者なしに成り立たなくなっている日本社会で…
64歳以下を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種を19日から始める南佐久郡南牧村が、日本人の接種を終えた後に技能実習生ら外国人の接種を予定していることが18日、分かった。高原野菜の産地でもある村の農業を支える実習生を優先すべきだとの声もあるが、村は通訳の必要や、実習生に若者が多いことなどを考慮…
内外からの批判の高まりに、ひとまず法案の成立を先送りするというのでは足りない。外国人の尊厳を顧みない在留管理制度と収容政策を、政府は根本から見直さなくてはならない。 衆院で審議されていた入管難民法の改定案だ。会期末をにらみ、与党は19日にも法務委員会で採決する構えだったが、一転して今国会での成立…
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