印刷 国会審議中の途中離席やヤジが目に余るとして、31日の民主党代議士会で党の幹部らが相次いで苦言を呈した。ただ、収まる様子はなく、さながら「学級崩壊」の状態だ。 代議士会では、まず平野博文国対委員長が口火を切った。本会議中に席を離れる議員が多いことを指摘し、「緊張感を持つように」と要請。続いて、山井和則・衆院議院運営委員会理事が「ヤジが行き過ぎている。子どもの教育上もよろしくない」という横路孝弘議長の発言を紹介した。しまいには司会役の細川律夫代議士会長までも、「代議士会は大事な場」だとして、空席が目立つ代議士会への出席を呼びかけた。 立て続けの注意にもかわらず、代議士会直後の本会議中でも離席が続発。空席は民主党だけで30を超えた時もあった。 関連記事首相発言要旨―民主代議士会(6/2)