「まずは発信することが大事」「積極的に周囲と会話しよう」「コミュニケーションを密にしてファンになってもらおう」などなど…。思えば「ソーシャル メディア マーケティング」なるものが語られてから (いや、ひょっとしたら語られるようになる以前から)、ずっと、このようなことが言われていた気がする。 たしかに「ソーシャル メディア」なるものが広く使われるようになりだし、特に企業は顧客との、まさにダイレクトな接点を新たに持つことが出来るようになった。そして、企業の多くは、この接点を活用した新たなコミュニケーションを今模索している段階にあると思う。それが、その新たな接点となる場所から、情報をひたすら発信することであり、その接点に対して寄せられた声にだけ耳を傾けるという状態になっているわけで。 ただ、それだけでは足りない。自分たちで作った窓口に寄せられた声だけではなく、もっと広い範囲から声を聞き取り、そし