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ブックマーク / blog.gosuke.net (9)

  • 半年考えてみたこと - 5 「どう思われているのかを把握する」 - リード デジタル ストラテジスト・クマムラゴウスケ

    「まずは発信することが大事」「積極的に周囲と会話しよう」「コミュニケーションを密にしてファンになってもらおう」などなど…。思えば「ソーシャル メディア マーケティング」なるものが語られてから (いや、ひょっとしたら語られるようになる以前から)、ずっと、このようなことが言われていた気がする。 たしかに「ソーシャル メディア」なるものが広く使われるようになりだし、特に企業は顧客との、まさにダイレクトな接点を新たに持つことが出来るようになった。そして、企業の多くは、この接点を活用した新たなコミュニケーションを今模索している段階にあると思う。それが、その新たな接点となる場所から、情報をひたすら発信することであり、その接点に対して寄せられた声にだけ耳を傾けるという状態になっているわけで。 ただ、それだけでは足りない。自分たちで作った窓口に寄せられた声だけではなく、もっと広い範囲から声を聞き取り、そし

  • 半年考えてみたこと - 3 「"傾聴" について考える」 - リード デジタル ストラテジスト・クマムラゴウスケ

    今、日の企業において "「ソーシャル メディア」マーケティング" と呼ばれているものを、冷静になって考えてみると、ごく少数の例外を除いて「あるマーケティング戦略に根ざして実行される、コミュニケーション施策において用いられている、一部のチャネルを使用して、発信するための、オペレーション活動」にしかなっていないという話を、昨日書いてみた。実際「オペレーション」というタスクのみを取り上げて「マーケティング」全般を語ってしまっている傾向にあることが大半なのではないかと思うわけで。 その一方で最近では、また "傾聴" が語られている。ただ以前から「"傾聴"は非常に大事である」と語られてはいるものの、実際に "傾聴" をしているケースは、きわめて少ないのではなかろうかとも思うわけで。そもそも「"傾聴" は大事である」と語っている、いわゆる「ソーシャル メディア」を evangelize されていらっ

  • http://blog.gosuke.net/2011/08/%E5%8D%8A%E5%B9%B4%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-2-%E7%B5%90%E5%B1%80%E3%81%AF%E7%99%BA%E4%BF%A1%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3

  • 半年考えてみたこと - 1 「外側から見て感じたこと」 - リード デジタル ストラテジスト・クマムラゴウスケ

    これまで、なんだかんだで事業会社で Web マーケティングなるものに 10 年程携わってきた自身が、 突然企業広報を中心に手がけるエージェンシーに身を置くようになって半年。何よりも決定的に変わったのは「立ち位置」であり、その「立ち位置」を作るために、まずは、これまでの自身の「考え方を逆にする」ということをしなくてはならなくなった、ということを、前回のエントリーで記してみた。 そして、自身なりに考えてみたことを非常にシンプルに一言で表すと「ソーシャル メディア マーケティングをやってちゃぁいけない」というものになった、ということも合わせて書いてみた。 その考えに至るようになった背景として、前職で「ソーシャル メディア リード」という立場で、ソーシャル メディア マーケティングなるものを常々考えていた頃と違って、いわゆる「マーケティング活動」そのものから距離を置く、つまり外側から見るような立場

  • ソーシャル メディア担当 の行く先 - 3 - ソーシャル メディア リード・クマムラゴウスケ

    今後、企業の “ソーシャル メディア担当” は、これまでとは異なり、おそらく自分でソーシャルメディア、もといブログや Twitter、あるいは Facebook (のファン ページ) といったように、いわゆるツール単体を使った “中の人” としてのコミュニケーション、それも現場の末端で淡々とオペレーションを進めるという役割ではなくなってくるだろうというハナシを、前回のエントリーで書き残してみた。 その場合、これら “ソーシャル メディア” と呼ばれるツール等を、場合によっては複数利活用するコトは、ある意味前提となってくるだろうし、さらに、少なくとも、その企業 (あるいは部門) におけるデジタル領域全般、言い換えればオフラインの領域までを絡めたコミュニケーションをいかにして設計するかというところを考えていくコトが求められてくるのではないかと思うわけで。 ただ、こういった方向性を考えていくと、

  • ソーシャル メディア担当 の行く先 - 2 - ソーシャル メディア リード・クマムラゴウスケ

    前回のエントリーでは、NYT が “ソーシャル メディア担当” もとい “Social Media Editor” というポジションを廃止したというコトを受け、おそらく “企業とソーシャル メディア” というテーマにおいて、これから議論の中心となってくるであろう話について、少し思うトコロを記してみた。 いわゆる組織がソーシャル メディアに、どう向き合うか…。このテーマに対し、企業が、その戦略立てはもちろんのこと、スタッフィングまで含めた形で、ある意味、ひとつの大きな戦略としてきちんと確立させるとき。ソレは組織の中で、コミュニケーションという活動に携わる人たちにとって、もはや “ソーシャル メディア上でのコミュニケーション” 自体が珍しいモノではなくなってくるというコトを意味するし、さらに言うならば、“ソーシャル メディア上でコミュニケーションができる” というだけでは、人材として、それほど

  • ソーシャル メディア担当 の行く先 - ソーシャル メディア リード・クマムラゴウスケ

    今朝読んだ @capote 氏の新しいエントリー。 “ソーシャルメディア担当が特別な意味を持たなくなる時: Social media editorを廃止するThe New York Times” 改めて読み返してみて、色々と思うコト、考えるコトが出てきたので、その思考の断片を残しておくという意味合いも含めて、久々にエントリーを…。 正直、コレを読んで驚きはまるで無く、むしろ組織として、ソーシャル メディアと真剣に相対するために、必要とされる方向に着実に進んでいるんだなぁ、というのが第一印象。 上記のエントリーにも記されているのだけれども、 記事全体で伝えているのは、顧客の声を聞くことや、普段の顧客との接し方の大切さなのですが、同時に筆者が受け取ったメッセージは、今はどの部門もソーシャルメディアを通じて顧客との接点がもてるようになった、ということでした。 ココにしっかり行き着いた結果なのでは

    kitaken02
    kitaken02 2010/12/13
    「属人性の高さ」がもたらすものも良し悪しは別として「そういう側面もある」という理解かな。それこそまさ「ソーシャル」なわけで。
  • キャズムは越えない、越えられない - 1 - ソーシャル メディア リード・クマムラゴウスケ

    あえて、大きく振りかぶったタイトルをつけてみた、久しぶりのエントリー。 昨夜 (もとい今日未明と言った方が正しいのだけれども) 、久々に、U.S. の社で、ソーシャル メディア関連施策に携わっている人たちと、情報交換をかねて、色々と打ち合わせを行った。 その中で、ふと思ったコト、というか気付いたコトがあり、直後に連続で Tweet してみたのだけれども、自分自身のためのメモ的な意味も含め、改めて、ブログのエントリーとして残しておこうと思ったわけで。 ここしばらく (ホントに長いこと) ブログの方をお留守にしていたコトもあるので、そのリハビリというのもあったりするのだけれども… (やっぱり書くのは大事) 。 さて題。始まりは、この Tweet から。 U.S. の人たちと話してて気づいたコト。もちろん組織やら何やらにより異なるけど、彼らはどちらかというと、ソーシャル メディアをいい意味で

  • 考え直した方がいいかもしれないトリプル メディア - ソーシャル メディア リード・クマムラゴウスケ

    あらかじめ書いておくのだけれども、今回書き連ねようと思っているのは、あくまで自身が今まで漠然と考えていたコトを、半ば無理矢理に文章化してみたモノだ。 最近、何気に色々なトコロで語られ始めているコトをテーマにするのは、非常に難しい。ともすれば、他者の意見に対して否定的なアプローチと考えられてしまうかもしれない部分も出てきてしまう可能性はあるわけで。 もちろん、自身のエントリーには、特定の方や、その方の意見を否定/非難するような趣旨は、一切含まれていないし、そうするつもりも、当然ながら無いわけで。あくまでも「あ、こいつは、こういう考え方なんだな…」と解釈していただければと思うわけで。 さて、まだまだ前置きっぽい文が続くのだけれども、最近やたらと “トリプル メディア” なるモノが、あちこちで語られるようになった気がする。ただ、正直なところ、個人的には「なんで今さら…?」というような感想になって

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