Summary 1.横浜中華街のあの台湾料理店が元住吉に移転 2.台湾に行かずとも食べられる現地そのものの味 3.パクチー好きならたまらないパクチーの盛り 「パクチー、平気ぃ?」。カウンター前の小皿を手に取りながら、店主の美(メイ)さんが先ほど入ってきたカップルに声をかける。ボーダーの彼が「はい!」と答えると、小皿いっぱいのパクチーがサービスでテーブルに運ばれる。中華系では香菜(シャンツァイ)、カレーの国ではコリアンダー、アジアではパクチー。八重山諸島の南に位置する温暖な台湾でも、清涼感と独特の風味を持つパクチーは代表的な香味野菜だ。わずか500円の至福、魯肉(ルーロー)飯の上にも惜しげなくパクチーが盛られて来る。 8年前、台湾から来日した美さんは、横浜中華街では珍しい台湾料理の専門店『生福園』に入店。シェフと共に厨房に入り、小学3年生の頃から覚えた台湾の家庭料理に腕を奮う。すぐに、中華街
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