◆安堵の中村さん、自宅の一室開放 子どもたちに読書の楽しさを知ってもらおうと、安堵町西安堵の学習塾経営中村智帆さん(34)が、自宅の一室を開放し、子ども向け図書館「西安堵こども文庫」を開いた。 自宅で学習塾を開く傍ら、同志社大大学院博士課程に在籍し、教育政策などを専攻。読書についても研究しているが、塾の子どもたちに「読書してる?」と尋ねても、「難しいから読めへん」「嫌いじゃないけど、ゲームの方が楽しい」。活字離れに危機感を覚え、6月に子ども向けの図書館をつくった。 自身の蔵書だけでは趣向が偏るため、町教委に交渉。毎月100冊の本を借りられることになり、童話や小説など計約700冊をそろえた。 家族4人で大阪から訪れた主婦金崎智香子さん(34)は「子どもが幼いと、周囲に気遣って図書館に行けない。ここなら好きな本を伸び伸びと読ませてあげられる」。長女の小学3年、由起さん(8)は「小学生に
千葉県船橋市海神にある小さな民間図書館「船橋北口図書館」で毎月開かれる「図書館Bar」が、静かな人気を集めている。 毎回違うテーマを設定し、お酒を飲みながら語り合いを楽しむ趣向だ。スタートしたのは一昨年末で、口コミで評判となり、今では毎回30人程度が参加する。 船橋北口図書館は、約26平方メートルという小さなスペースの壁一面に、小説やビジネス本など約4000冊を置く民間図書館。図書普及などを通して地域活性化に取り組むNPO法人「情報ステーション」が、2008年に開設した。平日は無料で利用できる。 図書館Barを企画したのは、船橋市の保険代理店経営、安藤信作さん(29)。同図書館スタッフと一緒に館内で酒を飲んだ時に「この楽しい雰囲気をほかの人にも楽しんでもらいたい」と思い立ち、10年12月にスタートした。 当初はスタッフ数人が集まるだけだったが、11年5月からブログで参加者を募集。雑貨店主を
与那原に私設図書館「にぬふぁ星」開設 Tweet にぬふぁ星図書館を設立した(右から)三浦信男さん、加代子さん=与那原町板良敷 [画像を拡大] 地域 2012年2月12日 09時18分(8時間39分前に更新) 【与那原】俳人の三浦加代子さんと夫信男さんは4日、俳句専門誌や自然科学など多岐の分野にわたる書籍や資料を集めた私設図書館「にぬふぁ星」を町板良敷に開設した。3階建ての建物に、子どもたちが気軽に学べる本から、俳句や歴史研究に活用できる貴重な資料まで約2万冊を所蔵する本格的な図書館だ。加代子さんは「マニアックな本、資料をそろえた。多くの人に利用してほしい」と来館を呼び掛けている。 加代子さんは、明治時代に来沖した俳人、河東碧梧桐の活動を通して、当時の沖縄の俳句社会や動向などを研究している。今回、同館2階に「河東碧梧桐研究所」も設立。1階を「にぬふぁ星文庫」、2階を同研究所、3階をイベント
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