日本図書館研究会研究例会(第302回)報告 日時: 2014年1月25日(土)14:00~16:45 会場: キャンパスプラザ京都 発表者 : 崎山直樹氏(千葉大学普遍教育センター) 菊池信彦氏(国立国会図書館関西館) テーマ : 若手研究者の文献利用環境を巡る問題と図書館へのニーズ 参加者: 43名 はじめに 常勤ポストにない若手研究者の文献入手環境に関わる「カレントアウェアネス」上での問題提起をきっかけに,これに図書館がどう関われるのかという問題意識の下,今回の例会は企画された。当日は,西洋史研究をバックグラウンドに持ち,「若手研究者問題」に取り組んでいる講師お二人の発表の後,会場を交えた活発な質疑が行われた。参加者は大学図書館員を中心に,若手研究者や公共図書館員など多様であった。なお,今例会は,大学図書館問題研究会京都支部と共催で開催された。 1.若手研究者問題と大学図書館への期待(