ライブ会場 福岡の難 ゼップ閉鎖 不足に拍車 「開催2割減」懸念 [福岡県] 2016年02月10日 13時38分 写真を見る ホークスタウン(福岡市中央区)の再開発に伴い、大型ライブハウス「ゼップ福岡(Zepp Fukuoka)」が5月8日に営業終了する。1施設の閉鎖ではあるが、福岡市の音楽関係者の間では、会場不足への不安は大きく、福岡都心でのライブ開催が「2割減る」と懸念する声もある。首都圏では大規模施設の相次ぐ改修などによる会場不足が「2016年問題」として取りざたされており、福岡でもよそごとではなさそうだ。 コンサート会場には、体育館のような形で、観客が立ったまま音楽を楽しむ「ライブハウス」、椅子がある「ホール」、大規模な室内競技場などを利用する「アリーナ」がある。1999年にオープンしたゼップ福岡は立席で2千人収容でき、多くの人気アーティストが公演。全国に6カ所あるゼップを回る