展覧会『アルヴァ・アアルト――もうひとつの自然』が、11月25日まで神奈川・葉山の神奈川県立近代美術館 葉山で開催されている。 今年で生誕120年を迎えたフィンランドの建築家アルヴァ・アアルト。モダニズムに自然の要素を取り入れた建築や家具デザインなどを発表した。 ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムとフィンランド・ユヴァスキュラのアルヴァ・アアルト美術館が企画した同展は、2014年にヴィトラ・デザイン・ミュージアムでスタートし、これまでにスペイン・バルセロナ、マドリード、デンマーク・オールボー、フィンランド・ヘルシンキ、フランス・パリを巡回。日本では約20年ぶりの本格的なアアルトの回顧展となり、オリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型など約300点を紹介する。 展覧会ではアアルトの代表作『パイミオのサナトリウム』の一室が再現されているほか、葉山ではアルテックとイッタラの協力
スマートフォンに顔認証が採用されるように、顔はセキュリティに使えるほど「本人性」が高いものだが、情報としての顔についてはどんな研究が行なわれているのだろうか。3DCGによる顔の「再現」からエンタテインメントへの応用まで、CG研究の第一線で活躍を続ける森島繁生先生の研究室に行ってみた! (文=川端裕人、写真=内海裕之) 「顔の研究」という一つのテーマを入口にして、アニメなどのコンテンツ制作支援についてまで話が広がった。最初にも述べたように、森島さんの研究は別に「顔」に限定されるわけではなく、むしろ、「画像情報処理を通して、人を幸せにする」というモチベーションに支えられている。 そして、もう一点、特筆すべきなのは、これらの研究のほとんどが、森島研の学生さんによるものだということだ。森島さん自身、黒子に徹することが多いし、研究に専念する博士研究員(ポスドク)もあまり置かない。あくまで学生を訓練し
インターネット専用の学術誌の中で粗悪な「ハゲタカジャーナル」が増えている問題で、粗悪とされる学術誌に化学分野の論文16本を投稿していた近畿地方の国立大の男性准教授が、毎日新聞の取材に応じた。「内容チェック(査読)は素通りだった」と感じながらも、すぐに論文が載る手軽さから投稿を続けたことを明かし、業績作りを急がせる教授の圧力が背景にあったことを証言した。 男性は同じ大学の研究員だった2010年12月、中国にあると自社サイトで明示する出版社の学術誌に初めて投稿した。研究室は博士号取得を目指す社会人学生を多数受け入れ、博士号の学位審査には国際誌への論文掲載の実績が有利に働く。博士号取得者を多く輩出すれば研究室と大学の実績につながる。指導を受けていた教授から「早く掲載される学術誌に論文を出せ」と求められ、複数の出版社から不特定多数の研究者に送られた勧誘…
宮城県教育委員会は14日、県図書館のホームページ(HP)に外部から大量のアクセスが集中し、一時閲覧しにくい状況になったと発表した。情報流出などの被害は確認されていない。 発表によると、13日午前、県図書館のHP用サーバーに外部の不特定多数のIPアドレスから集中的にアクセスされ、閲覧しにくくなった。同図書館はHPの公開を一時停止した。 IPアドレスを調査をしたところ、中国からのアクセスと推定された。中国からのアクセスを制限するよう設定を変更した結果、通常の接続環境が確保され、HPの公開を再開した。 県教委は「サーバーダウンを目的とした攻撃と思われる」としている。 同図書館では平成28年に不正アクセスでHPが一部改竄(かいざん)される事案があった。
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