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ブックマーク / www.nishinippon.co.jp (384)

  • 「残念」「あまりに不自然」天空の城に白いコンクリ 補強工事に不満の声 竹田市 | 西日本新聞me

    滝廉太郎作曲の「荒城の月」のモデルとして知られ、今年の「日の城ランキング」で5位に選出された大分県竹田市の国史跡「岡城跡」で、石垣の基礎部分に施された白いコンクリートが「名城にはあまりに不自然」と不評を買っている。工事主体の市教育委員会は「風水害で崩落した岩盤補強のために必要だった」と説明するが、地元商店街などからは「もう少し景観に配慮してほしかった」と不満の声が上がっている。 市教委文化財課によると、補強したのは城中心部近くの門「西中仕切」の石垣を支える岩盤。高さ約15メートル、幅4~8メートルにわたり、白いコンクリートが打ち込まれている。2014年10月の台風19号により、岩盤が幅約9メートル、高さ約4・5メートルにわたって崩落。岩盤上の石垣に被害はなかったが、宙に浮いた状態で長期間放置すると崩落の危険性があるとして、専門家の意見を踏まえ補強することにした。文化庁からも事前に許可を得

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    kitone 2018/09/14
  • 箱崎の記憶九大生刻む 街の変遷 店主らに取材 放生会で成果報告、書籍化も | 西日本新聞me

    九州大のキャンパス移転が今月内に完了するのに伴い、同大の学生有志でつくる「箱崎九大記憶保存会」が、現在の箱崎キャンパスがある福岡市東区箱崎の街並みや暮らしの変遷を記録している。これまで学生の衣住を支えた店へのインタビューや住民を招いた座談会を開催。大学近くの筥崎宮で12日開幕した放生会(ほうじょうや)に合わせ企画展も始めた。百余年の歴史の最後に立ち会う学生たち。思い出が染み込んだ街の風景を記録にも、記憶にも刻む。 保存会は2007年設立。箱崎など学生の生活圏を対象に、街並みの写真や動画撮影、商店主らへの聞き取りなどをしている。同市中央区六松の六松キャンパスが移転した09年に活動はいったん途絶えたが、箱崎移転が目前になった16年に格的に再開した。 現在のメンバーは約10人。代表の九大大学院1年の高嵜(たかさき)浩平さん(23)と、九大文学部3年の木田橋(きだはし)奈波さん(21)は今

    箱崎の記憶九大生刻む 街の変遷 店主らに取材 放生会で成果報告、書籍化も | 西日本新聞me
  • 九大へアクセス強化を 市「バス増便で便利に」 福岡市議会 | 西日本新聞me

    九州大の伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市)への統合移転が9月末に完了するのを前に、11日の福岡市議会でキャンパスと駅を結ぶ新たな公共交通システムを含めたアクセス強化策を求める意見が上がった。 一般質問に立った笠康雄市議(みらい・無所属の会)は、移転完了で学生や教職員が約6千人増の約1万9千人となり、JR九大学研都市駅(西区)周辺で新たなまちづくりが進んでいることを踏まえ「学術研究都市づくりを着実に進めるにはアクセス向上が最重要課題」と強調。仙台市ではJR仙台駅から東北大まで地下鉄を延伸した事例を挙げ「駅とキャンパスを結ぶ新たな交通アクセス強化策が必要」と指摘した。 市側は、移転完了でバスの運行数が1・5倍に増え、新ルートも開設されると説明。バスの拡充が周辺の交通利便性向上に寄与するとの認識を示した。新たなアクセス強化策は「今後の交通状況やまちづくりの進展を踏まえながら関係者と検討を進め

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    kitone 2018/09/12
  • 退学者 火元の部屋使用 大学、ずさん管理謝罪|【西日本新聞】

    火災を受けて九州大は7日夜、箱崎キャンパスで記者会見を開き、出火元の院生室を誰が使っていたのか、今春まで把握していなかったことを明らかにした。大学院法学研究院の江口厚仁副研究院長は「建物の管理がずさんになっていた」と謝罪した。 九大によると、院生室は大学院法学府の自治会が管理している。問題の部屋に出入りする人物の存在を九大が把握したのは今年5月。伊都キャンパスへの移転が迫る中、自治会から「引っ越しに協力してくれない人がいる」と相談があったという。 その人物は同大法学部を卒業後、1998年4月に大学院に進学した男性。2010年3月に博士課程を退学した後も継続して使っていたとみられる。自治会は「院生室の使用資格を持った研究員」と誤解していたという。 九大は8月上旬、日中は不在の男性に退去を求める要請書を掲示。男性から自治会を通じて「お盆明けに退去する」と意思表示があったが、室内の備品が撤去され

    退学者 火元の部屋使用 大学、ずさん管理謝罪|【西日本新聞】
  • 九大箱崎で火災 1遺体|【西日本新聞】

    7日午前6時40分ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大学箱崎キャンパスから出火、3階建て校舎1階にある部屋計3室を焼き、約3時間後に鎮火した。部屋は大学院生らが利用する「院生室」で、出火元の1室の焼け跡から遺体が見つかった。県警によると、この部屋に出入りしていた同大法学部卒業の40代男性と連絡が取れなくなっており、確認を急いでいる。 出火当時、爆発音がしたとの通報があったという。県警によると、遺体に目立った外傷はなかった。 九大によると部屋の鍵は男性が持っており、出火直前、用務員が確認した際には施錠されていたという。 県警によると、部屋の窓に内側からテープで目張りがされた上、遺体の周囲からは油の反応があった。ガソリンの携行缶や着火器具も見つかったことから、県警は自殺の可能性が高いとみている。8日に司法解剖を実施し、詳しい死因や身元を調べる。 同大によると、校舎は大学院法学府が入る「法文経教育

    九大箱崎で火災 1遺体|【西日本新聞】
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    kitone 2018/09/08
    “大学院は9月末で同市西区の伊都キャンパスへ移転を完了する予定で、移転スケジュールへの影響はないとしている。”
  • 【超速報】九州大箱崎キャンパスで爆発音 1人の焼死体発見|【西日本新聞】

    7日午前6時40分ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大箱崎キャンパスの文系地区の大学院法学府が入る「法文経教育学部館」(3階建て)から出火。1階を焼き、約3時間後に鎮火した。火元付近から年齢、性別不明の1人の焼死体が見つかった。福岡県警は法学部を卒業した40代男性の可能性があるとみて調べている。 市消防局によると、大学関係者から「建物から爆発音がして炎を出ている」と119番があった。 九州大によると、1階には法学部の講義室などが入っており、遺体が見つかったのは大学院生が使う研究室。学部は9月末で同市西区の伊都キャンパスへの移転を完了する予定で、部屋には引っ越しの荷物が一部残されていたという。 =2018/09/07 西日新聞=

    【超速報】九州大箱崎キャンパスで爆発音 1人の焼死体発見|【西日本新聞】
  • 九大と熊大、女子合格率低く 得点操作は否定 九州10大学医学部調査  | 西日本新聞me

    九大と熊大、女子合格率低く 得点操作は否定 九州10大学医学部調査 2018/9/2 6:00 (2018/9/2 11:55 更新) 東京医科大による不正入試問題を受け、西日新聞は医学部医学科のある九州の10大学を対象に、2013年度~18年度入試の男女別の受験者数や合格者数などについてアンケートを実施した。九州大と熊大は6年度全てで女子の合格率が男子の合格率を下回っていた一方、残る8大学は年度によってばらつきがあった。10大学とも、東京医科大が認めた不正な得点操作は否定した。 調査は8月中旬から実施。九州の7国立大、3私立大に(1)過去6年度の一般入試や推薦入試の男女別の受験者数と合格者数(2)男女の合格率に差が生じた理由(3)女子受験者の減点や卒業者の子の優遇といった得点操作の有無-を聞いた。 それによると、年度の一般、推薦など全ての試験の受験者は男子6554人、女子3802人

    九大と熊大、女子合格率低く 得点操作は否定 九州10大学医学部調査  | 西日本新聞me
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    kitone 2018/09/02
  • 直弧文の紡錘車出土 糸島市の神在横畠遺跡、県内で2例目 5世紀後半祭祀に使われた可能性も | 西日本新聞me

    糸島市教育委員会は28日、同市神在の神在横畠(かみありよこばたけ)遺跡で、5世紀後半のものとみられる、県内2例目の「直弧文(ちょっこもん)」が刻まれた紡錘(ぼうすい)車が出土したと明らかにした。紡錘車は棒を回転させて糸をより合わせる際に、重りの役割を果たす。実用品としての出土例は多いが、今回は、魔よけなど呪術(じゅじゅつ)的意味があるとされる直弧文が糸で隠れる上面にも施されていることなどから、市教委は「墳墓の祭祀(さいし)に使われた可能性がある」とみる。 神在横畠遺跡の年代は古墳時代-平安時代。紡錘車は神在横畠古墳(直径23メートルの円墳)から数メートル離れた溝で見つかった。直径5センチの滑石で中心に棒を通す穴がある。上面と側面に直弧文、下面は星形文などが描かれている。他に出土品はなく、厚さ1・2センチと肉厚な点や、同じ直弧文がある久留米市の西行2号墳出土の紡錘車が5世紀後半のものとされて

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    kitone 2018/08/30
  • ヒツジで雑草除草 福岡市の舞鶴公園 | 西日本新聞me

    福岡市中央区の舞鶴公園西広場で17日、ヒツジによる「除草実験」が始まり、6匹が青々と茂った雑草をべ進めた。 公有地の除草費を減らそうと、建設コンサルタンツ協会九州支部(同市)が主催し今年で4回目。ヒツジは1日3~4キロの生草をべるといい、これまでの実験では100平方メートルを半日でべきった。群れる習性があるため、むらなくきれいに除草できるという。 23日までの1週間で約千平方メートルを除草する計画で、公園に遊びに来た子どもたちもヒツジが逃げないよう綱を持ってお手伝い。担当者は「暑い中、どちらもよく働いてくれて感心です」。 =2018/08/18付 西日新聞朝刊=

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    kitone 2018/08/20
  • 飯塚の医療機関に1億円 九大に5億円寄付の中本さん | 西日本新聞me

    福岡市城南区の元会社会長中博雄さん(80)が、福岡県飯塚市の専門医療機関「総合せき損センター」に1億円を寄付し、17日に感謝状を贈られた。中さんは5月、九州大に5億1600万円を寄付している。 中さんは終戦後、旧満州(中国東北部)から帰国。家庭の事情で大学進学を断念し、父の営む商店で働きながら、コピー機関連の特許を米国と日で取得した。1987年には福岡市で製図や印刷の会社を創業した。 稔恵さん(74)が10年ほど前、腰椎の病気にかかった際、インターネットで同センターを見つけ、2015年3月に入院。手術、退院を経て現在も通院しているが、痛みが和らいだことから「お礼と医療の充実のため寄付を決めた」と中さん。「お金は残しても仕方がない。役立ててほしい」と話した。 前田健院長代理は「今の患者と将来の患者のために何ができるかを考え、使わせていただく」と述べた。 =2018/08/18付

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    kitone 2018/08/18
  • 部員10人の小所帯、団結力で全国に挑む 能古中男子バドミントン部 九州制覇で勢い | 西日本新聞me

    福岡市西区の能古島にある能古中学校(松下誠校長、53人)の男子バドミントン部が、中学校総体九州大会の団体戦で悲願の初優勝を果たし、山口市で18日に開幕する全国大会への出場を決めた。「海っ子山っ子スクール」で島外から通う部員を含め10人の小所帯だが、持ち味のチームワークと島民の大きな期待も力に、全国の頂点に挑む。 男子バドミントン部の団体戦での全国大会出場は昨年に続き2年連続4回目となるが、過去3回は九州大会を2位で通過しての参加だった。部員たちは「今度こそ『九州王者』として全国へ」を合言葉に、能古小教諭の古賀久臣コーチの下で練習に打ち込んできた。 試合中は控え選手も大きな声で応援し、試合後にはレギュラー選手をマッサージするなど団結力にも一層磨きを掛け、九州大会制覇の目標を達成。「皆で戦っているという思いがあるからこそ、力が発揮できた」(古賀コーチ)という。 島民たちも全面的にバックアップし

    部員10人の小所帯、団結力で全国に挑む 能古中男子バドミントン部 九州制覇で勢い | 西日本新聞me
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    kitone 2018/08/18
  • 旧日本軍の遺構 写真80枚で紹介 八幡図書館 | 西日本新聞me

    明治から昭和にかけての旧日軍の遺構などを撮影した「北九州市の戦争遺跡写真展」が八幡東区尾倉の八幡図書館1階で開かれている=写真。30日まで、月曜休館。一般の撮影は不可。 NPO法人「北九州市の文化財を守る会」の前薗廣幸理事長(66)が撮影した約80枚の写真をA4サイズで展示。明治期の手向山砲台(小倉北区)や昭和期の旧八幡市役所防空壕(ごう)入り口の遺構などの写真が並ぶ。 終戦直前の八幡大空襲で犠牲になった無縁仏を弔い、戦後に建てられた「戦災殉難者之碑」(八幡東区)の写真もある。前薗さんは「写真を通して戦争の悲惨さを伝えたい」と話している。 =2018/08/12付 西日新聞朝刊=

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    kitone 2018/08/14
  • 九大OBらキャンパスに感謝 建築学科校舎でお別れイベント | 西日本新聞me

    福岡市西区への移転に伴い役目を終える九州大箱崎キャンパス(東区)の工学部建築学科校舎内で11日、お別れイベント「グッドばいHAKOZAKI」が始まった。建築学科の同窓会が主催し、卒業生と恩師ら約300人が思い出話に花を咲かせ、学びやに感謝の気持ちを伝えた。12日まで。 建築学科は2千人を超える卒業生を輩出してきた。故光吉建次・九州大名誉教授が設計した築約60年の校舎は、9月末の伊都キャンパス移転完了を機に取り壊される。 会場には、光吉氏が設計した若戸大橋料金所(北九州市)などの模型8点や、歴代の研究室を紹介するパネルが並んだ。折り紙に切れ目を入れて立体模型を作る「折り紙建築」のワークショップでは、約40人が400分の1サイズの校舎作りに挑戦。また、同学科のコンパなどで鉄人28号や鉄腕アトムのテーマ曲の旋律に合わせ歌い踊られた「建築音頭」も復活した。 大阪市の設計事務所に勤めるOBの赤木建一

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  • 前図書館長雇い止め提訴へ 福岡・福智町に復職求める | 西日本新聞me

    福岡県福智町の図書館で館長を務めていた非正規職員の女性(51)が、募集要領では任用期間が5年となっていたのに、3年で一方的に雇い止めされたのは不当として、町を相手取り、館長としての地位確認を求めて、近く福岡地裁田川支部に提訴することが分かった。 訴状や関係者の話によると、女性は公募を経て、2015年春に町図書館歴史資料館「ふくちのち」の館長に就任。募集要領の任用期間は20年3月末までの5年間となっていた。 当初は3年間の雇用契約を結び、今春、残り2年の契約を結ぶという説明を受けていた。ところが今年1月になって突然、契約を更新しないと告げられ、後に「職場の統率が取れていない」といった理由を示されたという。 女性は直前まで、町幹部らから「5年で約束しているので契約をしないという選択肢はない」といった言葉を掛けられており、契約更新しない理由とされた点についても事前に注意や指導が全くなく、「雇い

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    kitone 2018/08/12
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  • 大川に木製飛行機の歴史 「品質日本一」軍も評価 練習機「白菊」主翼製作か | 西日本新聞me

    7月下旬、大川商工会議所青年部の木製飛行機「木のきもち号」が、人力飛行機大会「鳥人間コンテスト」に出場し、琵琶湖上空を滑空した。3度目の挑戦だった。家具の街・大川には戦時中、そのルーツともいえる木製飛行機の部品工場があり、地元郷土史家の調べで工場の場所や規模が明らかになった。 飛行機部品を作っていたのは、大川市酒見中原にあった「旭航空機製作所」。自宅の敷地がその一部に含まれていたことを知った郷土史家の中牟田驍(たけし)さん(74)が、戦中と戦後の航空写真から工場は中原公民館近くにあり、巨大な平屋建物が密集していたことを突き止めた。 中牟田さんが参考にした「大川の昔と今」(おおかわ文庫編集委員会、1980年)の「木製軍用機日一の旭航空機製作所」(故藤吉康信氏著)によると、同社は1943年12月に設立。地元の材木商が戦況報告会で飛行機が足りないことを知り、資を投じて設立した。当時は成人男性

    大川に木製飛行機の歴史 「品質日本一」軍も評価 練習機「白菊」主翼製作か | 西日本新聞me
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    kitone 2018/08/12
  • 平成即位の記録、閲覧制限 内閣府、テロ対策理由に | 西日本新聞me

    内閣府が、天皇陛下の即位行事の詳細をまとめて発行した「平成即位の礼記録」など政府式典記録の一部について、利用制限を国立国会図書館に要請し、閲覧できない状態になっていることが3日、分かった。行事に参加した要人の宿泊先や移動手段など警備に関わる情報が含まれているのが理由。来年の皇位継承式典に備えてテロ対策を重視し、制限が必要と判断したものだが、複数の私立大学図書館では閲覧可能で、情報公開の観点から「過剰制限」との指摘が出ている。

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    kitone 2018/08/05
  • 九大箱崎の中央図書館が閉館 壁に惜別のメッセージ | 西日本新聞me

    九州大のキャンパス移転に伴い、九州大箱崎キャンパス(福岡市東区)の中央図書館が31日、閉館した。45年間、学生を見守り、市民に親しまれてきた図書館への感謝や別れを惜しむ声が聞かれた。 3階建ての同図書館は1973年に開館。87年に併設された新館と合わせ計100万冊の蔵書があった。年間利用者は約40万人で学生だけでなく市民の利用も多かったという。図書館専門員によると、お盆と正月の休館日を除き、同じ机で毎日、勉強していた学生もいたという。 最終日も試験期間中とあって多くの学生が利用。メッセージボードとして活用された図書館の壁には「家よりも(多くの時間を)過ごしました。お世話になりました」「数々のとの出会いに感謝」などの寄せ書きがあった。文学部3年の近藤葉菜さん(21)は「寂しいけど、少しでも箱崎の図書館が利用できて良かった」と話していた。 既に、蔵書の多くは伊都キャンパスに移されており、閉館

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    kitone
    kitone 2018/08/01
    学生だけじゃなく移転反対とコメントしている教員もいたとか
  • 【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<6完>記者ノート 住民に寄り添い、考える | 西日本新聞me

    地方公務員のあり方に新たな潮流が起きている。時代が求める仕事や役割は変化し、人員削減や働き方改革の波も押し寄せる。来春の統一地方選に向け、私たちの暮らしや地域を支える自治体の現場から報告する。 連載取材をスタートさせた5月下旬、宮崎県高千穂町の新人職員、甲斐華穂さん(18)に会った。 甲斐さんの高校在学中、連載5回目に登場した同町の佐藤翔平さん(27)らが世界農業遺産のPRに町内を駆け回っていた。その活動に触れ、心を打たれた甲斐さんは農家を訪ね、農業の現状を学ぶようになった。 古里への関心と愛着が深まった。卒業後に上京しようと考えていたが、そんな思いはどこかに消えた。今春、町役場に入り、農林振興を担当している。 「仕事が楽しい。子どもたちに古里の農業の素晴らしさを伝え、町をもっと良くしていく」。町職員としてスタートを切った甲斐さんの力強い宣言を聞いた。 ◇    ◇ 「人の役に立ちたい」「

    【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<6完>記者ノート 住民に寄り添い、考える | 西日本新聞me
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    kitone 2018/07/28
    最後はきちんとこういう話も。“九州のある自治体の女性職員は入庁2年目の昨年、眠れなくなった。住民に対応する窓口担当で出ずっぱりのうえ、閉庁後は同僚に仕事を教え、自分の仕事が回らなくなった。”
  • 【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<5>出会いが育んだ新境地 | 西日本新聞me

    5月末、東京・虎ノ門。週末の閑散とした官庁街近くのホールに、私服姿の公務員約500人が集まった。中央官僚と地方公務員をつなぐ交流会「よんなな会」。懇親の場で参加者に振る舞おうと、ご当地の地酒や焼酎を手にした人もいる。 総務省のキャリア官僚で、神奈川県に出向中の脇雅昭(36)が主宰する。会員制交流サイト(SNS)の呼び掛けで全国から集う数百人が年2回、地方自治を語り合い、人脈を広げ、その刺激を持ち帰る。 脇は宮崎県都城市出身。交流会を思い立ったのは、熊県に2年間出向し、総務省に戻った2010年だった。 中央省庁には、全国から多くの自治体職員が出向している。地方ではできない経験を積ませようと送り込まれた有望株たちはしかし、疲弊して机に突っ伏し、庁舎に閉じこもっていた。「せっかくの東京勤務。彼らがつながりを広げる場をつくれないか」と考えた。 衆院議員の小泉進次郎を招いたり、若手官僚に政策の研究

    【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<5>出会いが育んだ新境地 | 西日本新聞me
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    kitone 2018/07/28
    “地方ではできない経験を積ませようと送り込まれた有望株たちはしかし、疲弊して机に突っ伏し、庁舎に閉じこもっていた。”
  • 【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<4>目指せ脱「金太郎あめ」 | 西日本新聞me

    安倍晋三政権の看板政策の一つ、地方創生が格的に動きだした2015年。自治体が「地方版総合戦略」をつくり、政府のお眼鏡にかなえば、関連交付金が下りてくることになった。さてどうするか。 九州経済調査協会(福岡市)が15年に実施した調査によると、この策定作業の一部を民間コンサルティング会社などに外注した自治体は、回答した九州・沖縄・山口222自治体の7割に上った。多くが予算獲得のため、手っ取り早い「丸投げ」に走った。 福岡県筑前町は違った。15年春、町長の田頭喜久己(67)は「コンサルの画一的な戦略ではなく、町の顔が分かる独自の戦略を」と職員に指示した。 町総務課長補佐の吉浦高幸(47)が、険しい顔で町長室に駆け込んできた。「1年ではできません。周辺自治体はコンサルに頼みます。町長、うちも外注を」。田頭はしかし、首を縦に振らなかった。 腹を決めた吉浦は動いた。専従職員3人が人口や産業構造のデー

    【地方公務員最前線 変わる仕事と役割】<4>目指せ脱「金太郎あめ」 | 西日本新聞me
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    kitone 2018/07/28
    “「1年ではできません。周辺自治体はコンサルに頼みます。町長、うちも外注を」。田頭はしかし、首を縦に振らなかった。”