湊かなえさんのベストセラー小説「少女」が映画化されます。女子校を舞台に、死に興味を持つ少女たちを描いたミステリー。主演はモデルや女優として活躍中の山本美月さんと本田翼さんです。高校時代、福岡市の女子校に通っていた山本さんが、自身の経験を振り返りながら8日公開の作品の見どころを語ってくれました。 -山本さんが演じた敦子は、由紀(本田さん)を唯一の友達だと思っていたのに、関係がぎくしゃくしてしまう。共感しましたか。 ★山本 私も筑紫女学園高校出身なんです。あの空間は「少女」の世界観に似ていますね。高校時代にすごく執着している友達がいて、その子のことがすごく好きで。敦子と由紀の関係性と同じ。女友達に疑似恋愛みたいな依存の仕方をして、やきもちを焼いてしまうところに共感しました。 -どんな高校生活でしたか。 ★山本 演劇部で役者をしていました。筑女は明るくて、毎日毎日お祭り騒ぎ。東京