豊川市中央図書館が2016年2月、大府市に続いて県内2番目に電子書籍サービスを導入して1年がたった。これまで1652人が利用登録し、自宅のパソコンやスマートフォンで電子書籍を借りて読書を楽しんでいる。同館ではサービスをより充実させるため、...
豊橋市図書館は今年、開館100周年を迎えた。愛知県内でも有数の歴史を誇る「知の拠点」は、書籍の魅力を伝えるさまざまな取り組みを行ってきた。来年までかけて、記念行事で節目の年を盛り上げる。 ■母体は江戸時代の文庫 図書館の蔵書は中央図書館(羽根井町)と配本センター(向山大池町)で計約91万8000冊。年間の利用者数は約42万6000人、貸し出し冊数は約166万9000冊にのぼる。 中央図書館のルーツをたどると、1848(嘉永元)年に花田町の羽田八幡宮境内に作られた羽田八幡宮文庫にまでさかのぼる。 神主で国学者の羽田野敬雄が発起人となり、資金集めに奔走。書籍は吉田藩主や水戸徳川家など錚々(そうそう)たる面々が寄贈した。1876(明治9)年の目録によると蔵書は1万357冊。一般公開や貸し出しも行われ、早くも近代図書館のような機能を有していた。 しかし書籍はいったん、名古屋の古書店に売却
豊橋市中央図書館 (同市羽根井町) は、 4月28日から2階展示室で 「100年たっても読みたい絵本」 展。 子ども読書の日、 こどもの読書週間にちなんだイベントの一環。 年代別に絵本を89点を展示。 「クマのプーさん」 や 「ブレーメン音楽隊」 など50年から100年近く前の絵本から、 近年の 「ウォーリーを探せ」 「ハリーポッターと賢者の石」 など、 同館の職員が今後も読み継がれていってほしいと願う絵本を展示している。 絵本の内容を楽しみながら閲覧できるよう、 各絵本にまつわるクイズ5問をプレートで表記。 外国の絵本には、 本国で発行された時期と、 日本の発行時期を表記している。 同館の吉田教代主査 (56) は 「絵本は長年にわたって子どもたちを楽しませてきた。 お母さんたちも楽しめる内容になっている」 と絵本の持つ魅力を語った。 20日まで。(佐々木雄紫)
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