キャベツを水槽に入れるとウニがキャベツをキャッチして食べます。神奈川県水産技術センターが5年前から始めた取り組みです。みかんも食べます。 神奈川県水産技術センター・臼井主任研究員「海藻がなくなった海の害になっている生き物を駆除しましょうと、これ(ウニ)が駆除の対象だったんです」 ウニは海の海藻を食べますが、海藻の生育が追いつかず、海には身の少ないウニが大量に発生。それを回収し養殖することにしました。問題はそのエサでした。 臼井さん「いろんなものを食べさせてみたら、本当によく食べるんですね」「マグロの皮、おから、パンの耳、お弁当に入っていたおかず食べさせたら…(何でも)食べるんですよ」 三浦半島はキャベツの一大産地ですが、規格外やキズの入ったキャベツは廃棄されるという問題を抱えていました。そこで廃棄するキャベツを分けてもらい、ウニに与えると食べました。 ほとんどなかった可食部は3か月飼育する
図書館で読んだ本を記録する「読書通帳」の取り組みが広がりを見せている。読んだ本を「貯蓄」することで、子どもの成長も記録できるようになっている。 5歳の女の子が通帳に記帳、その合計額は50万円。実はこれ読書通帳機というもので、貸し出し履歴が印字されるだけでなく、それまでに借りた本の価格と、その総額が記載される。 女の子「これで(通帳)5冊目。ときどき紙芝居も借りる」 女の子の大切な通帳を見せてもらうと、かわいい絵本のタイトルが並ぶ。しかし、記載された通帳の合計は50万円以上と大人顔負けの金額だ。 海津図書館・日比佳克さん「本の定価を印字することによって、お客さまがいくら得したかなと、目で分かるかなという思いがしています」 岐阜県の海津図書館では、読書通帳の導入後、読書意欲を促進することで、入館者数の減少を抑えることができているという。 図書館スタッフの通帳には合計133万円… 図書館スタッフ
警察庁によると、23日現在、東日本大震災による死者は1万5845人となった。最も多いのは宮城県の9507人、次いで岩手県の4667人、福島県の1605人などとなっている。 行方がわからない人は、宮城県で1796人、岩手県で1363人、福島県で217人など、計3380人となっている。 死者と行方不明者の数は計1万9225人となった。
東日本大震災の発生から11日で3か月がたった。死者は1万5000人を超え、今も9万人以上が避難生活を余儀なくされている。 警察庁によると、10日現在、震災による死者は1万5405人となった。また、いまだ8095人の行方がわからないままとなっている。一方で、9万109人が避難所での生活を続けている。 がれきの撤去も進んでいない。環境省によると、仮置き場まで運ばれたがれきは宮城県で推計総量約1600万トンのうち19%、岩手県で同約500万トンのうち33%、福島県で同約290万トンのうち16%にとどまっている。
東日本大震災直後、宮城県の地域紙「石巻日日新聞」が手書きで発行した壁新聞が、アメリカの首都・ワシントンのニュース専門博物館「ニュージアム」で公開された。 石巻日日新聞は、震災後に浸水と停電で輪転機が使えなくなったが、震災翌日から6日間、紙に油性ペンで記事を書くことで発行を続け、避難所などに掲示された。この取り組みを3月22日付のアメリカの新聞「ワシントン・ポスト」が記事にし、これが博物館職員の目に留まり、日本語ができる職員を通して紙面提供を依頼したところ、快諾された。 展示を提案したシャノン・サヒードさんは「通常は新聞を捨ててしまうのですが、この記事は切り取って同僚に見せ、『この人たちに連絡を取らなくては』と話したんです」と話した。 博物館側は「極限状態で作られたこの紙面をより多くの人に見てもらいたい」としていて、少なくとも今年いっぱいは展示を続けることにしている。
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