まず結論 最近の芳文社4コマ誌に見られる,まんがタイムきらら化とも言うべき現象。そこからは,『まんがタイムきらら』から始まった,若手編集者たちの4コマ誌の若返りを目指す動きが今なお続き,そしてその動きが他誌へも広がっていることを感じさせる。 本論 最近の芳文社の4コマ誌を見ると,まんがタイムきらら化とも言うべき現象が進んでいるように思える。 古参の漫画家が紙面から姿を消し,若手の新人が次々と登場している。 それが最も顕著なのは,最近の『まんがホーム』だろう。 『まんがホーム』は,その名の通り,家族や夫婦を題材にした作品をメインとする4コマ誌である。雑誌のキャッチフレーズ 笑顔は幸せ家族の愛言葉 にもそれが表れている。 この雑誌が大きく動いたのが今年1月号(発売は去年12月)。今は亡き4コマ誌『もえよん』掲載陣である御形屋はるか・飴屋春妙両氏,一迅社誌やアンソロで活躍する神堂あらし氏,キラキ