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ブックマーク / jeremy.footballjapan.jp (14)

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 稲本にも、岡田監督にもグッド・タイミング

    2010年1月18日:稲潤一がワールドカップ・イヤーの年頭に帰国し、川崎フロンターレ入りするのには納得だ。かつてのガンバのアイドルはこれまで数シーズンに渡ってヨーロッパで苦労を重ねてきたが、フランスの地は彼にとってはもはや「遠すぎた橋」であり、撤退すべき時期にさしかかっていた。非常に困難な環境のスタッド・レンヌではそれほどの印象を残すことができず、彼はついに、「もうやることはやった、Jリーグに戻ろう」と決心したのだ。 稲にとってはグッド・タイミングである。南アフリカに向けての代表チーム強化の過程で彼にスポットライトが当たることが多くなるだろうし、彼自身も毎週、試合勘を養うことができるからだ。 代表監督の岡田武史にとっても、これは嬉しいニュースとなるだろう。レンヌのベンチで陰に隠れた存在となる代わりに、「イナ」が継続してプレーできることは分かっている。中盤のエンジンルームについては、岡田

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    kits 2010/01/20
    4-2-4 だと前後分断になりそうで心配(憲剛が前にいれば大丈夫だろうか)。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: アジア・サッカーが試される東京開催

    2009年10月30日:我々は間もなく、AFCチャンピオンズリーグの決勝を中立国で開催するアジアサッカー連盟(AFC)が消化不良に陥るのを目の当たりにすることだろう。 サウジアラビアのアルイテハドと韓国の浦項スティーラーズの試合? 東京で? 土曜日の夜に? こりゃあどうもチケットの販売は難しそうだ。なによりAFCの望んだ試合ではなかったのだから。 日のチームが4チームも参戦したのである。AFCは当然、そのうちどこか1チームが決勝戦に進み、2007年のレッズ、そして昨年のガンバに続いて3連覇のチャンスを得ることを願っていた。だが準決勝に唯一残っていたグランパスがアルイテハドにジッダで2-6と惨敗、2戦合計3-8で敗れ去り彼らのプランは崩れ去った。 アルイテハドと浦項が残されたいま、11月7日の国立競技場に果たしてどれほどの観衆が訪れるのか、思いを巡らせている。私が思うに、1万人入れば良い方

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    kits 2009/11/02
    「AFCは、決勝の2回戦制をもう数年は続けるべきだった」難しいものだ。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: フロンターレ“A”チーム、ミッション完了

    2009年7月31日:まずは鹿島の素晴らしいパフォーマンスを堪能し、そしてその後……。 それにしても、水曜夜の、等々力での試合は素晴らしかった。フロンターレが第1戦の0-1の敗戦を跳ね返し、3-0の勝利を収めてナビスコカップ準決勝進出を決めた。90分を通してすべてが鹿島のプラン通りに進んでいた。彼らはとても良いプレーをし、フロンターレを抑えるだけでなく、自らのチャンスも作りだしていた。後半は時計が止まるようなハプニングも少なく、4分のロスタイムはフロンターレに対してやや気前が良すぎるような気がしたが、それでもアントラーズは手を緩めることなく攻め続けた。アントラーズのコーチの一人がベンチ前で手を振り、選手たちに残り4分であることを知らせ、誰もが試合終了のホイッスルを待っていた。 だが、ホイッスルは吹かれず、そして誰もが予想していなかったことが起きた。ジュニーニョが、なんと同点ゴールを決めたの

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    kits 2009/08/03
    「精鋭チームで試合を如何に始めるかではなく如何に終わらせるか」
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 炎の洗礼に立ち向かうネルシーニョ

    2009年7月22日:監督が去り、順位は下から2番目、直近の試合はホームで敗れ、ディフェンスの中心選手が退場処分となり出場停止中……。表面だけを見れば、柏レイソルのホームである日立台には怪しい雲が立ち込めている。しかし、少し落ち着いて、全体を展望すれば、レイソルにはこれから立ち直り、さらなる降格を逃れるための時間は十分に残されている。 ホームでガンバに0-2で敗れたため、18試合を消化した時点での勝点は15にとどまっているものの、残留安全圏との勝点差はわずか4だし、11位との差も7に過ぎない。まだ16試合を残しているため、順位を駆け上がるための勝点はいくらでも獲得することができ、現在の状況は昨シーズンのジェフ・ユナイテッドほど絶望的なわけでもない。 レイソルが触手を伸ばしたのは、かつてヴェルディとグランパスの指揮を執ったほか、一時は代表監督の座にも近づいた人物、ネルシーニョ・バプティスタ。

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    kits 2009/07/23
    ネルシーニョの本名が Nélson Baptista Júnior 。baptism は「洗礼」
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: ブラジル人選手はプロ入り前に何本のクロスを上げるのか

    2009年7月18日:先日、シンガポールのボート・キーをぶらついていた時のこと。川沿いのとあるバーの外にある3台のテレビに映し出されたサッカーゲームの歓声とカラフルな映像に、私の目は釘づけになった。スタジアムの照明に照らされた鮮やかな緑のピッチを赤いユニフォームが攻め上がり、湧きおこる歓声。そして、バーの外で試合を見ている通りすがりの人々の拍手、どよめき。最初は、シンガポールのファンのためにマンチェスター・ユナイテッドの試合をリプレイで放映しているのだと思った。しかし近付いて見てみると、喜ばしくも驚いたことに、それは、さいたまスタジアムで行なわれていた浦和レッズ対サンフレッチェ広島のライブ映像だった。 フットボールチャンネルの放送だったのだが、私は最後の20分――高原がボールをスルーしてエジミウソンが1-1の同点弾、高原へのストヤノフのファウルで得たPKはエジミウソンが外した。そして、ポン

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    kits 2009/07/21
    「“平均的”なブラジル人選手は、何歳でプロになるのだ? 16歳? いや18歳がほとんど? だとすれば、とんでもない数のシュートだ」全くだ。(15年間としても1日54本)
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 去る者は追わない主義で

    2009年7月15日:そういうわけで、ブラジル人ストライカーがまたもJリーグから湾岸諸国に流出しようとしている。今回はダヴィが名古屋を去り、カタールのウムサラルに移るそうだ。ところで、このような現象は、アジアのトップ・プロリーグとしてのJリーグの魅力あるいは評判の失墜を意味しているのだろうか? 個人的には、私はそんなことはまったくないと思っているし、エメルソンやバレー、ダヴィといったような選手たちが日の良さとこの地での生活を捨て、湾岸諸国より提示された金銭をとりたいと言うのであれば、行かせてやればいいと思う。代わりになるブラジル人選手に困ることなどないのだから。 それから日のクラブに絶対して欲しくないと思っているのは、ガルフ諸国からの税金非課税のオファーを断る代償として追加の金銭支払いを求めるエージェントにがんじがらめにされてしまうことである。そういうことはあってはならないし、このよう

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    kits 2009/07/16
    「できるだけ多くの移籍金を頂戴すればいいのである」「このような移籍によって、新たな才能がJリーグで花開く可能性が開けるのだから」同意。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 大分よ、故障選手のシャツを持ち込むな!

    2009年7月7日:大分トリニータに同情するのは簡単だ。順位表の一番下に張り付いたままだし、たくさんの故障者も抱えている。問題は彼ら自身が自分たちを憐れみすぎているということで、変える必要があるのは監督ではなく、気持ちなのである。 2週間前、等々力球技場で私は前記のような印象を抱いた。川崎フロンターレとの試合は、予想通り大分の負けだった。 選手たちがキックオフ前のウォームアップをしているとき、アウェーチームのベンチはまるでスポーツショップのようで、さまざまなトリニータのシャツが番号順に、すべてきれいにハンガーにかけられた状態で陳列されていた。最初、私はこれらのシャツは先発メンバーのシャツだと思った。キックオフの際に着るシャツを干しているのだと。しかし、実際のところ、それらのシャツはそこにいない選手、つまり故障欠場中の選手たちのもので、そのようなシャツがベンチの端から端までかけられていたので

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    kits 2009/07/10
    異論はあるだろうけど、奮起すべきではあると思う。(結果を出すことが最強の反論となるはず)
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: クラシックな“クラシコ”

    2009年5月26日:土曜日の午後、味の素スタジアムでの“多摩川クラシコ”は、その名に恥じない内容だった。このイベントは、東京スカパラダイスオーケストラによる「You'll never walk alone」のノリの良い演奏で始まり、川崎フロンターレが勝点3を獲得、さらにはFC東京の城福監督が怒り狂ったりと盛り沢山。 “JFK”こと城福監督は審判団に対してカンカンに怒っており、勝敗に関わる二つの重大なジャッジのせいでチームが2-3で敗北したと感じていた。 重要なジャッジの一つ目は、ブルーノ・クアドロスが鄭大世(チョン・テセ)のシャツを引っ張ったときのもので、反則があったのはペナルティエリアの内側ではなく外側だったのだから、レフェリーはPKではなくフリーキックを与えるべきだった、というのが城福監督の主張だ。二つ目は、フロンターレが2-2の同点に追いつくきっかけとなったフリーキックが不当である

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    kits 2009/05/29
    「東京スカパラダイスオーケストラによる『You'll never walk alone』のノリの良い演奏で始まって、川崎フロンターレが勝点3を獲得し、FC東京の城福監督が怒り狂うという、盛り沢山の内容」すごいまとめだ。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: MVPは関塚監督!?

    2009年5月1日:試合後の選手と監督の採点表を見るのは、いつだって面白い。しかし、水曜日の川崎フロンターレ対京都サンガ戦のそれには、とりわけ目を奪われた。それというのもエル・ゴラッソのマン・オブ・ザ・マッチで、10人中8人がフロンターレの監督、関塚隆を選んでいたからだ。 賛否は敢えて問わずにおくとして、関塚監督自身はきっと少々照れていることだろう。ただし彼の選手起用、そして交代がチームをよみがえらせ、さらに試合が進むにつれてチームに活力を与え、その結果、4-1の勝利に繋がったのだ。 0-3とリードを許した京都が最も見たくなかった鄭大世に代わりトップで出場した矢島卓郎は特に良いプレーを見せ、今季初ゴールを決めた。63分(後半18分)、フロンターレお得意のカウンター攻撃からの素晴らしいゴールで、急速にチームが崩壊しはじめた京都にとどめを刺す1発だった。 ヴィトール・ジュニオールの京都ディフェ

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    kits 2009/05/05
    京都戦でのエルゴラMOMが関塚監督だった件。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: フロンターレはダークホースとなれるか?

    2009年2月27日:新シーズンを迎えるにあたり、リーグ優勝のダークホースたる要素は何なのか? 今年のJリーグについていうと、それは非常に難しい質問だ。先日のサッカーマガジン誌上のアンケートへの私の回答は、私自身、完全に満足かというとそういうわけではない。 私が選んだのは川崎フロンターレ。なぜか。単純に、彼らにはまだJ1の優勝経験がないこと。そして、レッズとガンバがずば抜けており、昨年のトップグループ以外のチームでは他にどこも見当たらないということである。 しかし、もしもフロンターレがリーグ優勝を遂げたとして、それはサプライズなのだろうか? そして、昨シーズン高い攻撃力を見せた名古屋グランパスが優勝したら? 大分トリニータはどうだ? 2008年に素晴らしい活躍を見せた彼らは、持てる限りの可能性以上、いや仮にそうでなくとも持てる全てを出しきってプレーした。だが、ウェズレイはまた1つ年を重ね、

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    kits 2009/03/02
    消去法的選択
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 王者ガンバに不公平なACLのルール

    2009年12月30日:私は決してアンチ・レイソルではないが、元日の天皇杯決勝ではガンバ大阪に勝って欲しいと思っている。 落ち着けよ、イエロー・モンキーズ。理由は簡単さ。ガンバには来シーズンのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する権利が与えられてしかるべきだからだ。来なら、大陸王者の座を防衛するために天皇杯で優勝しければならない、などということはあってはならないのだ。 アジアサッカー連盟(AFC)が打ち出したフォーマットの変更は数々あるが、参加チームを32に規模拡大したACLの出場枠の割り振りを決める際、彼らは前回王者の取り扱いを忘れていたのではないか、私にはそう思えてならない。 前回の王者には、やはり次のシーズンの大会への出場権を自動的に与えるべきであった。優勝へのご褒美であるだけでなく、マーケティングおよびメディア露出を考慮すればそうするのが当然である。ディフェンディング・チ

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 大宮ダーリン、クレメン・タイム

    2008年11月11日:このタイミングで、クレメン・ラフリッチが大宮アルディージャの熱烈なサポーターのアイドルになるとは! 後半の半ばを過ぎても1-1のスコアのまま、まったくの互角の展開だったアルディージャ対フロンターレ戦で、ラフリッチは記憶に残るようなゴールを決めた。そのシュートの噂は埼玉からスロベニアにまで伝わり、数シーズンにわたって語られることだろう……語り手は、主にラフリッチ人ではあるが。 ライトバックの塚泰史がフロンターレのゴール前に上げたクロスは、大柄のラフリッチにピタリと合っているようには見えなかった。ボールが少し後ろに流れたからだ。しかし、ラフリッチはゴールに背を向けワントラップでボールを少し浮かせると、オレンジの残像を残しながら体を反転させ、右足で狙い澄ましたような強烈なシュートをゴールのファーサイドの隅に叩き込んだ。 クレメンが活躍する“クレメン・タイム”が訪れ、ア

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 緑に塗られた東京ダービー

    2008年8月27日:最近、Jリーグが積極的に取り組んでいる施策の1つに、ローカル・ダービーのプロモーション強化がある。ただし、東京ダービーの場合はJリーグもそれほど必死になる必要はない。両チームが、自らの手でやるべきことをやってくれているからである。 今シーズン、私はFC東京と東京ヴェルディのJ1での2試合をどちらも現地で観戦したのだが、いずれも信じられないような結末となり、それぞれのゴール裏に陣取っていた多数のファンは感動を得て帰路についた。 4月に行なわれた味の素スタジアムでのヴェルディのホームゲームは、不運な柴崎の終了間際のオウンゴールがあり、FC東京が2-1で勝利を収めたが、土曜日に行なわれた国立競技場でのFC東京のホームゲームでは、ヴェルディが復讐を果たした。 なんという幕切れだったことか! 後半の45分が過ぎロスタイムの3分に入ったとき、すべてが一変した。ディエゴがまたも前線

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    kits 2008/08/29
    「超人ハルク級」は「フッキ級」のような。原文: "It was of Hulk quality and ferocity, ..."
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 不可解なオリンピック代表選考

    2008年7月16日:失望したかって? そりゃ、もちろん。 困惑したかって? とっても。 期待できそうかって? 微妙。 反町康治オリンピック代表監督が月曜日に発表した北京オリンピックの最終登録メンバーは、いくつかの点で私にはなかなか理解しがたいものであった。第1に、今回の陣容がこの年代グループにおける日の長所を反映したものであるとはまったく思えない。第2に、中国で立派な働きをするであろうと思えた優れた選手を何人か、監督は選んでいない。第3に、反町監督はいくつかのポジションで実力が未知数の選手を招集するという、不必要なギャンブルを行なっているように思える。 予選のプロセスを振り返ってみれば、このチームの長所は、ディフェンスと両サイドという2つの領域にあるのがわかる。たとえば予選が終わったあと、ピッチの図面だけでメンバーが空白になっている1枚の紙を目の前に置き、メンバーが固まっているポジショ

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    kits 2008/07/18
    blogになったのは有難い。
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