都市部入ったら500円、渋滞緩和へ課金実験 名古屋2008年10月1日17時26分印刷ソーシャルブックマーク 名古屋市中心部で始まった道路課金制度の実験。モニターはGPS機能がついた携帯電話を持ち歩いて通行経路を記録する 名古屋市中心部に乗り入れる車に課金し、通行量を規制しようとする道路課金制度の実験を、名古屋大の森川高行教授らが始めた。一律に課金するのではなく、買い物客らには返金する方式で、規制対象を通過車両や違法駐車車両に限るのが特徴だ。12月までの実験期間中、約80人のモニターが参加するという。 この仕組みは「駐車デポジットシステム(PDS)」と呼ばれ、名大などが産官学の連絡会議を設置するなどして研究を進めている。 実験では、モニターに全地球測位システム(GPS)機能がついた携帯電話を持ち歩いてもらう。車で名古屋、栄、金山、千種などの駅周辺を含む約25平方キロの規制区域に入ると、自動