ブラジル北部Rio Brancoの病院に運び込まれるブラジルのジャングルで発生した空軍機事故の生存者(2009年10月30日撮影)。(c)AFP/Aureo Neto 【10月31日 AFP】ブラジルのアマゾン(Amazon)で30日、前日消息を絶った軍の小型機が見つかり、乗っていた11人のうち少なくとも9人の無事が確認された。機体を発見したのは現場付近に暮らす先住民だった。 事故を起こしたのはブラジル空軍の単発プロペラ機、セスナ(Cessna)C-98キャラバン(Caravan)。29日、乗員4人と先住民の予防接種を行う予定だった保健省職員7人(男性5人、女性2人)を乗せてアマゾナス(Amazonas)州のタバティンガ(Tabatinga)に向かってブラジル北東部アクレ(Acre)州のクルゼイロ・ド・スル(Cruzeiro do Sul)を離陸したが、その58分後に消息を絶った。 生存者