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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (24)

  • 与えられた環境で最善を尽くす - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私はいままで日社会をさんざん批判してきた。確かに日社会に問題点は数多く存在する。 だが、私はいま深く反省している。私がやってきたことは、結局、批判のための批判に終始していたのではないか、と。私は、この現実から逃げていたのではないか、と。 外国に行くことはよいと思う。特に若い日人にはお勧めしたい。日社会は、事実上の単一文化社会だから、異文化に触れることで、視野が広がり、人生が豊かになる。 だが私の場合は、結局のところ、単なる逃避にすぎなかったのかもしれない。この15年間いろんな外国に住んでみて、最終的にこう言わなければならないのは辛いけれども、認めなければ先に進めない。 外国に旅行に行くのは簡単だ。だがそこで仕事をしようとすれば、日にいる時以上に面倒なことが多い。日できちんとやれない人間が外国でうまくやるのは相当難しい。 私が将来、再び外国に出ていくにしても、いまは日でなすべき

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  • git オブジェクトの表示 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    最近、ふたたび Ruby on Rails を使って仕事をしている。Rails 4 を使っているのだが、この数年での Rails 界隈の長足の進歩には驚かされることばかり。昔、不満だった点がことごとく改善されて、当に良くなっている。IT は、この停滞した世界にあって、唯一、真に猛スピードで進歩を遂げている分野なのかもしれない(これが社会を大きく変えていくだろうことを妄想すると頭がクラクラしてくるわけだが)。 いまの仕事仲間は、gitGitHub を当たり前に使いこなしている。正直、個人的にちまちま git を使っていただけの私は大いにめんくらった。ブランチだのプルリクエストだのいろいろ言われても、わけわからん、というレベルであった(当に仕事仲間には申し訳ない…)。 で、仕方ないので猛勉強した。 最初は、 サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜【プロジェクト管理

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  • Ruby の仕事を探しています - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    来年2014年1月から2〜3ヶ月の期間、参加できる IT プロジェクトを探しています。 私にとって最も得意で好きな言語は Ruby なので、Ruby 関係(Ruby on Rails 等)の技術を使うプロジェクトだと助かります。 Ruby の経験は15年、Ruby on Rails は7年以上の経験があります。 以前はこのブログで、RubyRuby on Rails の記事を書いていました。 Ruby の記事 Ruby on Rails の記事 Ruby の次に得意なのは JavaScript です。その他、PHP, Java, C/C++, Perl などを使った実務経験があります。 Python の実務経験はありませんが、対応できると思います。 Linux 等 UNIX 系OSの基的操作もできます。 プロジェクトの内容は問いません。新規開発でもよいですし、既存システムの改修でも

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    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2014/01/23
  • ベトナムで働きたい - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    いろんなことを考えたが、結論としては次のとおりだ。 「ベトナムで働きたい」 ただここで問題がひとつある。 「いったいどういう形で働けばいいのか?」 ということである。 ここで年譜的に私の人生を振り返ってみる。 2006年 (株)ソフトカルチャー設立 Ruby on Rails を使ったウェブサイト開発に従事 2008年 ベトナムに渡る。当初の目的は、オフショア開発を行うソフトウェア企業を設立することだった。 2010年 ベトナムにて米国公認会計士資格を取得。 2011年 日に戻る。Twitter 社受験。 2012年 「パブリックマン宣言」。Skype 相談。エルムラボ開始。 2013年 エルムラボ有料サービス終了。→いまここ。 私はソフトウェア技術者だった。だが、ソフトウェア開発における複雑なコミュニケーション・人間関係に疲れてしまい、ソフトウェア開発の仕事を脱出することを試みたのが、

    ベトナムで働きたい - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2013/11/25
    Twitter受けたレベルだったらAmazonとかFacebookとかトライすれば受託ITは避けられるんじゃないかと思った。受託がイヤなんじゃなくてIT自身が虎馬ならどうしょうもないけど
  • 「誰でも楽しく効果的に学び目標に到達できる」elm200 式学習法 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私は、オンライン学習コミュニティ「エルム・ラボ」を運営している。インターネットに学習素材があふれているのに、それを活かして行く方法がまだ広く共有されていない。単に情報を提供するメールマガジンではなく、有料コミュニティにしたのは、意識の高い人たちから成り立つ「場」こそが重要だと考えたからだ。 来たる7月26日にデジタルハリウッドで「新しい時代を乗り越える"学び"の手法」というタイトルで講演会を行なう。私はそのときドイツにいる予定なので、Skype 経由での講演となる。こうしたあたらしい試みがどれくらい受け入れられるか実験するという意味合いもある。 私は、何か新しいことを学ぶことに喜びを感じるようだ。子どもの頃から学ぶことが好きだった。おかげで学校での成績はいつも良かった。入学試験には落ちたことがない。名門私立の開成中学校に合格(2年間で中退してしまったが…w) 東大に合格。卒業論文は特選。英

    「誰でも楽しく効果的に学び目標に到達できる」elm200 式学習法 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
  • Skype 相談の功罪 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    Skype 相談は、私のブログ読者・フォロワーを可視化する効果をもたらした。私に相談してくれた人たちは、みな優秀な人たちであった。多くは、私のブログや Twitter アカウントのファンで、私に対して好意を持ってくれていた。好意は大変ありがたい。深く感謝したい。だが、敢えて以下のことを言わねばならない。 私は一つの真理を悟った。時に、好意は悪意より厄介である、と。自分を嫌う人たちを無視するのは、比較的易しい。目をつぶって感情的なつながりを全部断ち切ってしまえばいいからだ。だが、好意を持たれた場合は、事情は複雑である。ある種の自分に対する期待が、好意の形を取ることがある。この場合、ついつい期待を実現せねばという義務感を感じてしまう。これがなんとも窮屈なのだが、自分が受けた好意に基づくものであるから、扱いに困るのである。 私は、私であり、私以外の何者でもない。他者が私に何を期待しようが、私は淡

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    kiyo_hiko 2012/06/01
    ふーむ
  • パブリック・マンはつらいよ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    今日は私は鎌倉・江ノ島方面に遊びに来ている。私は横浜市磯子区に住んでいるので、鎌倉は目と鼻の先だ。ここに来るのは簡単だ。鎌倉には古い寺院・神社、美術館やしゃれたカフェやお店がたくさんあって、遊びにくる場所としてはなかなか楽しい。 私は今年の1月中旬に東南アジアから戻って来てから、この横浜の家に引きこもることを選んだ。この3ヶ月で電車に乗るのは厳密に4回目のことだ。ときどき家の周りを散歩して近所のファミレスやマクドナルドへ行くことはあったが、それ以外はほとんど家にいて、仕事をしたり遊んだりした。だがさすがにそんな生活にも飽きて来た(笑)。まあ、当たり前だ。 私は「パブリック・マン宣言」によって、自分の財務状況を毎月インターネット上で公開することにしている。消費活動も必要十分な粒度で報告していくつもりである。これはなかなかの精神的プレッシャーである。自分のカネを使うのに、他者の許可は要らないと

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    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/04/28
    犯罪行為でもない限り、誰かの金の使い方を糾弾する気はないなあ。ツッコミが入りそうな気はするけど然程気にすることでもないような
  • 書評「はじめてのアジア海外就職」 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    閉塞感が充満する日を離れ、思わずアジアへ飛んでいきたくなるような、不思議な解放感に溢れた良書である。どなたかによるアマゾンのほしい物リストからの献、深く感謝いたします。 はじめてのアジア海外就職 作者: もりぞお出版社/メーカー: さんこう社発売日: 2012/03/05メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (11件) を見る著者のもりぞおさんは30代半ばの男性。日で長年、IT や製造業の分野で働いてきた。日企業も外資系企業も両方経験している。バックパッカーとして、世界34カ国を旅したこともある。そんなもりぞおさんが、アジアでの就職を思い立ち、就職面接を受けに行った経験をもとに書かれたのが書である。 アジア就職の心構えや具体的方法について詳細な記述がある。海外就職の意義に始まり「面接のため海外に行き、ホテルに到着したらまず何をした

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    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/04/18
    「日本での勤務経験 語学力 学歴」…おおお壁高い
  • 古いゲームから降りよう- 正しい問いを立てる大切さ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    イケダハヤトさんが素敵なことを言っている。 ゲームから降りる | ikedahayato.blog 例えば「サラリーマン」という言葉で想起する生活は、ある種のゲームでしょう。 ・いわゆる「就活」をして、新卒で良い会社に入る ・毎日同じ時間に同じ場所に出社する ・自分と同じ条件のプレーヤーが無数にいる ・出世に代表される、金銭的な成功・豊かさが主な評価軸となる ・ローンという名の借金を背負い、返済するために働く ・スクールに通い、資格を取る ・「自立し」、家族を「支える」ために働く こうしたゲームから抜け出すことで、色々な世界が開けます。 ゲームの降り方として、それぞれ対応したものを挙げれば、 ・既存の就活ではない方法で、仕事を見つける ・時間と場所から開放されて仕事をする ・自分と同じような条件の人は非常に少ない ・出世や年収は、成功・豊かさの主な評価軸ではない ・ローンはしない ・スクー

    古いゲームから降りよう- 正しい問いを立てる大切さ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/04/05
    人生のスタートダッシュに家族(=失敗しても帰るところ)があるのは大きい。親無しで元々天涯孤独だとゲームが20世紀型で運営されている以上降りる余裕もないし、と言ってコミュニティで生きてける程のコミュ充でもなし
  • 2012年2月財務報告 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私は「パブリック・マン宣言」で自分の財政状態を開示し、「私はおカネ儲けが苦手です」と述べて自らを「特定非営利活動個人(NPP, Nonprofit Person)」と規定した。 私は、ネットから生活の糧を得る代わりに、ネットの人々に対して、自分の活動に関する説明責任(accountability)があると考えている。説明責任を果たす一つの方法として、先月2012年2月の収支を発表する。 このレベルの詳細な情報を公開している個人はいまのところあまり多くはないとは思うが、個人の財務情報を公開することのメリット・デメリットを考える上での実験的な試みとしてやってみるつもりだ。 概要 収支は12,716円の赤字。 純資産は1,476,792円。 収益 1.Amazon アソシエイト 17,926円 2.Google Adsense 11,395円 3.Skype 相談サービス 5,000円 合計 3

    2012年2月財務報告 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/03/08
    その他10000円というのがすごい燃費のよさ
  • Skype 相談サービスはじめます - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    先日、「パブリック・マン宣言」でも述べた通り、「Skype 相談サービス」を開始します。 Skype のビデオ通話を利用して私、酒井英禎(@elm200)と話してみませんか? 私には、資産はありませんが、その代わり自由な時間があります。地位はありませんが、世界各国に実に多様な友人たちがいます。さまざまな国でいろんな経験をして来ました。 常識的な人生の進路を外れても、さまざまな人々に支えられて充実した人生を送ってきました。 こうした経験を生かして、みなさんの問題解決をほんの少しお手伝いできたら幸せです。 若い方々に生き方に関する質問をよく受けます。私のように自由奔放に生きてきた人間が周囲にいないのかもしれませんね。生き方に迷った時、「常識人」とはひと味ちがう意見を私に尋ねてみるのも面白いかもしれません。 こんな質問に答えることができるかもしれません。 学業や職業の進路をどうすべきか? 仕事

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  • 私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私たちは、資主義経済に生きている。私たちは、大人になった後、四六時中、いかにカネを多く得て少なく使うか、いかに蓄えるか考えつづけている。カネは空気のように、社会全体にあまりに当然かつ普遍的に存在していて、それがわずか4000年ほど前、人類の長い歴史のごく最近になって登場したものであることを忘れてしまっている。 私は、茨城県の片田舎の中流の家庭に生まれ育った。父は大企業の管理職、母は地方公務員。地方では経済的に恵まれた方だったろう。古河市は、関東平野の北部に位置する農村地帯だったが、私が生まれた40年前には、急ピッチの工業化が進んでいて、新しく造成された工業団地に最新の工場が建設されはじめていた。私の父はそういう新設工場の一つで、生産管理の職に就くため、東京から赴任してきたのだ。 子供だった私は、まだ豊富に残る雑木林に入って、虫をつかまえたりするのが好きだった。だが、当時は次々に宅地造成が

    私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/02/23
    ある意味試金石的な生き様だ。見届けたい / ここ最近の一連のelm200氏の記事と、ワタミ過労死問題が同時期に出てきたのはとても興味深いコントラストだ
  • パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    41歳の日人の男はいかに生きるべきか。その社会通念は、日の中でも住む地域や所属する社会階級によって異なるのかもしれない。私は、東京のいい大学を卒業したので、同級生たちはたいてい大企業や役所で働いている。多くは家族を持ち、仕事に子育てに忙しく暮らしている。かつて、同じような立場で生活していた私は、いつしか彼らと遠くかけ離れた人生を歩むようになった。 私は大学を卒業して入った都市銀行を半年で退社。1年間フリーターを経験した後は、ずっと IT 技術者としてメシをってきた。私は零細ソフトウェアハウスの技術者としてスタートしたので、当然ながら、孫請等の仕事が多かった。いわゆる下流の仕事だ。昔は、B2C のウェブサービスなんて存在しなかったから、大企業の社内システムを構築する仕事が主だった。2005年あたりに、インド系ソフトウェア会社でブリッジエンジニアのような仕事をした後、ウェブ制作業で独立。

    パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/02/19
    「楽しい」という基準で仕事を選べる人は、結局のところ極めて少ない。現実は楽しさや時間を切り取って金と交換してるのが多数の正直なところなんじゃ
  • 私の典型的な一日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    パブリック・マン宣言で私は、「情報公開を基とする人間になりたい」と述べた。今日は、その約束を果たすべく、私の典型的な一日をお伝えしたい。 私は、毎日同じ時刻に起きて、同じ時刻に寝るタイプの人間ではない。だいたいこんな感じ、という典型的な一日を日誌風に記すことにする。もちろん、毎日これと全く同じことをしているわけではない。 6:30 起床。 7:00 入浴。 7:30 朝。時事問題について語り合う。 9:00 ブログ執筆。 11:00 フィリピン・オンライン英会話 12:00 昼。 13:00 書評人関係の作業。プログラミングやレビュー更新など。昼寝することも。 16:00 15分歩いて近所のマクドナルドへ。コーヒーを注文。iPod touch で米国の無料オンライン大学に行き、英作文を学ぶ。 19:00 夕。再び母と人生論や社会論について語り合う。 20:00 ネットサーフィン。ベ

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    kiyo_hiko 2012/02/18
    「友人に物理的に面会するのは面倒すぎる。長時間電車に揺られて東京の繁華街におもむき、入りたくもない居酒屋に入って酒を飲み酔っぱらってまた長時間かけて家に帰るのはもうウンザリ」…これはすごくわかる
  • 日本的同調圧力を乗り越える方法 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    人の行動パタンはなにかと外国人にはわかりにくい。たとえば現在の政界の動静を見ても、誰がどういう基準で行動しているのかさっぱりわからない。民主党も自民党も、さまざまな思想を持つ人たちの寄せ集めにすぎないからだ。 津上俊哉氏(@tsugamit)も日のそうした現状に不満を抱く一人だ。1957年生まれ。東大法学部を卒業した後、通産省に入る。その後、外務省に出向、中国畑を歩んだ方だ。いまは役所を退職して、中国投資を専門とするベンチャーキャピタルの代表を勤める。中国経済の実践的専門家である。 津上氏執筆の「岐路に立つ中国」の書評を以前書いたこともある。私は未読だが「中国台頭」では、サントリー学芸賞を受賞している。 岐路に立つ中国―超大国を待つ7つの壁 作者: 津上俊哉出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2011/02/26メディア: 単行 クリック: 8回この商品を含むブログ (

    日本的同調圧力を乗り越える方法 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2012/02/05
    日本にいても二項関係に縛られないメンタリティーを持つことは可能だと思ってるけど、それは概ねコミュ障と呼ばれてしまう
  • 金持ちは徳のある人だ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    他のすべての人たちと同様に、私もカネを稼ぐ必要がある。公務員になるつもりがない以上、他者から強制的にカネを吐き出させることはできない。何らかの価値を提供し、その対価として顧客からカネをいただくしかない。 私がフリーランス技術者として働くときには、カネの心配は顧客がしてくれる。マーケターとしての顧客は、広く薄くカネを稼ぐ方法を考え、システムの仕様を決める。私は、技術的なアドバイスはするけれども、基的に顧客がいうとおりにシステムを作るだけだ。私は提供した役務の対価として報酬をいただく。 ただ実際のところ顧客が求めているのはシステムではない。システムの向こう側にある(と顧客が信じるところの)売上なのだ。「顧客が求めているのはドリルではなく、穴だ」というわけだ。 職業技術者としての私の最大の欠点は、そのとき顧客が目指すビジネスモデルにほとんど興味が持てなかったことだ。むしろしばしば軽蔑すらした

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    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2011/10/17
    「雨が降ってきたとき、天を罵っても雨は止まない。雨に濡れずに外を歩くためには、傘をさすしかないのだ。」
  • 分断された日本のインターネット - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    先日「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」の書評を書いたが、実は言及できなかったポイントがある。 ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足 作者: 深田浩嗣出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/09/10メディア: 単行購入: 20人 クリック: 565回この商品を含むブログ (43件) を見る携帯電話のソフトウェア開発に長年携わった著者は、インターネットユーザーを大雑把に「情報強者」と「大衆」の2種類に分ける。 他国では、インターネットはごく最近まで「情報強者」だけのものだった(スマートフォンの浸透により今まさに大衆層が使いはじめているところだ)。 一方で、日では1999年ころからフィーチャーフォン(ガラケー)が独自にインターネット接続を始める。これはやや奇形的ではあったが、大衆のニーズに合致していた。一方で情報強者層は、ガラケーの制限

    分断された日本のインターネット - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2011/10/17
    「現実世界とあまり変わらないだろう。つまり、人々はネットの世界でも自分たちの所属する「階級」に応じて分離して居住する(segregate)する」回線の終端に人間がいる以上、現実の人間関係同様に分離するのは、多分必定
  • Twitter 社採用面接受験記 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    1ヶ月ほどまえに、私はシリコンバレーを訪れたのだが、そのときサンフランシスコの社で Twitter の採用面接を受けてきた。結果は残念、ということだったのだが、その経緯について書いてみようと思う。 なぜ Twitter 社の面接を受けたのか。7月の終わりころ、私はシリコンバレーで働くにはどうすべきなのか、ということについて頭を悩ませていた。考えながらぼうっと Twitter のタイムラインを眺めていたのだが、Twitter が日エンジニアを求人しているという情報が飛び込んできた。おお〜、と思って軽い気持ちで職務経歴書を Twitter に送ってみたのだ。 相当数の人たちが職務経歴書を送ったはずだし、私は書類選考で落とされると高をくくっていた。ところが、数日してTwitter の人事担当者からメールがあり、電話面接をやるからいつがいいか?という。まさかの展開に私はやや慌てた。電話面接を

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    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2011/09/26
    日本にはないワクワク感「「米国では何事も前向きにガンガン進んでいくのだ」とハッパをかけられ、私は「サンフランシスコ本社で面接を受けさせてほしい。そうしたらもっとうまくやれるから」と人事担当者にメール」
  • 今度こそシリコンバレーで働くぞ! - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    今日は、当に個人的なことを書く。 結論からいうとシリコンバレーで今度こそ気で仕事を探してみることにした。ふたたび IT エンジニアとして。 私はこの4年間ほど、このブログを通じて私の個人的な部分を含めてかなり自分をさらしてきたつもりだ。だが、たぶん私以外にこの4年間の私の足取りをすべて知っている人間はいないはずだ(当然だが)。一言でいえば、迷走に次ぐ迷走である。正直自分では情けなく思っている。私はたぶん幼少期に何らかの精神的問題を負っており、その問題を克服しようという努力の過程で実にさまざまな方向に(物理的・精神的に)放浪した。その過程で私はいろんな人たちに恩を受けながらその恩を返せないばかりかいろいろ迷惑を掛けてしまった。これは私の心に強い痛みを残した。 今年のはじめベトナムから戻って来て意気消沈の日々が続いた。自責の念も強かった。だが、結局のところ私はすべてをあきらめるにはまだ若す

    今度こそシリコンバレーで働くぞ! - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2011/08/20
    幼少時に物理的問題を受けた俺はもう失敗しかしない・・・。シリコンバレーなんて別次元の話に見える
  • 日本的経営が社畜を生んだ理由 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    社畜とは、会社に強い忠誠心を持ち、私生活を犠牲にして、会社での労働を第一に置くような価値観をもつ従業員を揶揄する言葉だ。「社畜論」については、日では定職を持たず、その後、オーストラリアで修士号を得て、いまはシンガポールで会社勤めをする海外ニートさんのブログが面白い。(アクセスすると音が出るので気をつけてね) 先日、私は、「異なる文化をもつ人たちと働くということ」、「残業は恥だ」という日の労働環境を批判するエントリを続けて書いた。私はかつてカナダのローカル企業で2年半くらい働いたし、その後も、韓国中国・ベトナムなどに住んで、現地の人たちの働きぶりを観察する機会を持った。 とにかく、日の職場の雰囲気や考え方は、海外の職場とは著しく異なる。しかも、北米(カナダ・アメリカ)の職場と日以外のアジア(韓国中国・インド・ベトナム)の職場の雰囲気は当然異なるものの、それでも日のそれに比べると

    日本的経営が社畜を生んだ理由 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    kiyo_hiko
    kiyo_hiko 2011/07/25
    「責任分担は明確です。いつもなすりあいですよ?」これは同意。「何々はどこどこの責任」といって情報の共有化を恐れる現場にいる。いつまでも最低効率のウォーターフォールを自宅労働を上積みしてごまかしてる現実