【ベルリン=鱸正人】パリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)が19日、昨年のワールドカップ(W杯)覇者で今月27日の五輪1次リーグ初戦で対戦するドイツ代表(同3位)とベルリンで国際強化試合を行い、83-104で完敗した。第1クオーター序盤にエース八村(レーカーズ)の連続3点シュートでリードしたが、その後はミスから速攻を許して前半で31-56と大差をつけられた。後半は主将の富樫(千葉J)の外角シュートなどで奮闘したものの及ばなかった。八村がチーム最多の19得点、富樫が13得点。左ふくらはぎを肉離れした渡辺雄(前グリズリーズ)は欠場した。日本は21日にセルビア代表(同4位)と敵地で五輪前最後の国際強化試合を行う。