海外の国会議員や学者、ジャーナリストら約200人を招いて開かれた国際ウイグルフォーラム=30日、衆院第1議員会館(奥原慎平撮影) 中国政府によるウイグル民族への迫害政策について海外の国会議員らと対応策を考える「国際ウイグルフォーラム」が30日、国会内で開会した。海外の国会議員約30人を含む学者やジャーナリスト、市民活動家ら約200人が参加。31日までの2日間、ウイグル人が直面する深刻な人権侵害行為を収束させるための方策について話し合う。 開会式で、フォーラムを主催する超党派の「中国による人権侵害を究明し行動する議員連盟」会長、自民党の古屋圭司元国家公安委員長が、ウイグル民族への迫害政策について「共通の価値観を持つ国々が連携して、対応する必要がある。中国に常軌を逸した動きをさせないことが究極の目標だ」と強調した。 フォーラムにはカナダやチェコ、トルコ、フィンランドなどの国会議員に加え、米国の