9月で発生100年となる関東大震災(1923年)で多数の朝鮮人が虐殺された問題について、東京都の小池百合子知事は21日の定例都議会で「何が明白な事実かについては、歴史家がひもとくものだ」と述べ、虐殺の有無について明確な認識を示さなかった。従来の答弁を繰り返した形だ。 同日の代表質問で共産党議員に答弁した。質問では、都が1972年に発行した「東京百年史」で朝鮮人虐殺について「震災とは別の人災」などと記載されていると指摘し、知事の認識を尋ねた。知事は「様々な内容が史実として書かれていると承知している」と述べつつ、事実かどうかの判断は歴史家に委ねる姿勢を改めて示した。 また、虐殺犠牲者を悼む式典への追悼文を2017年以降、送っていないことについても質問され、「甚大な災害と、それに続く様々な事情で亡くなられた全ての方々に対し、哀悼の意を表している」とし、姿勢を変えない考えを述べた。(土舘聡一)
人呼んで「東海の鬼」。賭け将棋で生計を立てていた真剣師から棋士となり、戦中と戦後、昭和の時代を飄々と生き抜いた。かつての弟子でもある筆者が、師匠が盤を挟んで競ったライバルと、誰よりも可愛がった弟弟子を訪ねて、その実像に迫った。小山怜央アマの棋士編入試験合格で話題の中、かつて奨励会を経ずにプロとなった“異端の棋士”を描いたNumber1060号「[弟子と好敵手の回想]正直親切――花村元司、鬼の素顔」より全文を掲載します。 里見香奈女流五冠が挑戦中の棋士編入試験。続いて小山怜央アマが受験資格を取得し、奨励会未経験者の挑戦として、こちらも注目されている。 その遥か先駆けとして、1944年(昭和19年)に異例の編入試験に挑み、現役棋士相手の高い壁を4勝2敗で突破して付け出し五段でプロ入りを決めたのが花村元司だった。 人呼んで東海の鬼。元真剣師という経歴だけで怪しさたっぷりだが、その風貌も斬れ味鋭い
ウクライナ東部ドネツク州バフムトの通りを歩くウクライナ兵=20日(AP=共同)遠くの出来事ではないロシアによるウクライナ侵攻から1年になる。メディアでは国際関係や軍事の専門家たちが、今回の事件は遠い他所事(よそごと)ではなく、日本にも深く関係のある問題だと認識せよと警告している。先進7カ国(G7)の中で、今年議長国になっている日本が唯一、露に領土を不法占領されている国だから、というだけでなく、アジアでも同様の事態が生じないという保証はないからだ。日本人の「平和ボケ」とよく言われるが、最近私が最も関心を持っている問題は、ウクライナ侵攻後の1年で、日本人の安全保障意識とか国防意識がどれだけ変わったかである。
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人体の60%は水でできている。だが、この無色の物質について私たちの知識は十分ではないため、いくつもの噂が流布している。そこで、水についての神話を解明しておこう。外出先でノドが渇いたときに飲むミネラルウォーターは、冷たくて美味しく感じられる。 ペットボトルのラベルには「何とかの名水」「しかじかの天然水」「かくかくの氷河」など、原始の氷河や名山から湧き出た特別な水などと記載されているから、なるほど、うまくて、健康にいい、と思うが、本当なのか?
難関中学への高い合格率で知られる中学受験塾、SAPIX(サピックス)。「読解が苦手」という子には、どのようにアドバイスしているのだろうか。『10万人以上を指導した中学受験塾SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』の著者で、教育ライターの佐藤智氏が、SAPIX小学部で国語を担当している国定栄太先生に聞いた。 文字を意味のある塊として読めない? 「この子、文字は読めているけれど内容はよくわかっていないみたい……」。そんなふうに感じたことはありませんか? 読解が苦手な子の特徴として、「文字を単なる文字としてしか認識していない」という課題が挙げられます。 「たのしいうんどうかい」と書いてあったら、「た」「の」「し」「い」「う」「ん」「ど」「う」「か」「い」と一つ一つの文字を認知するだけで、意味のある言葉の塊として読むことができていないのです。 文字を追いかけることはできるけれど、
政府の少子化対策をめぐり自民党の萩生田政調会長は「児童手当の所得制限の撤廃」よりも“新婚世帯への住居支援が優先だ”との考えを示しました。 萩生田氏はきょう午後、さいたま市の自民党の会合で挨拶し、少子化対策として全国の公営住宅の空き家を新婚世帯に貸し出しやすくする制度に変更すべきだと主張しました。 その上で、児童手当の所得制限の撤廃にはおよそ1500億円が必要とされることについて、このように述べました。 自民党 萩生田光一 政調会長 「明日からでも(公営住宅の空き家)20万戸を新しい家庭の皆さんに提供することも出来る。1500億円あるんだったら、その時に(公営住宅の)畳やお風呂やトイレを新しくしてあげたいな」 萩生田氏は新婚世帯への住居支援を優先することが少子化対策に有効だとの考えを示しました。
昨年11月24日に配信開始後、世界中で大きな反響を呼んでいるNetflixシリーズ「First Love 初恋」。満島ひかりさん、佐藤健さん演じるふたりの主人公が、宇多田ヒカルさんの同名曲に合わせて紡ぐ究極のラブストーリーには、フィガロジャポン4月号にも登場する八木莉可子さん、木戸大聖さんも出演しています。 ドラマの元となった「First Love」は、1999年に発売された宇多田ヒカルさんのファーストアルバムのタイトル曲でもあります。発売されたアルバムは、日本国内のセールス歴代1位を記録する社会現象に。この曲を彼女が作り上げたのはなんと15歳の時! デビュー当時の鮮烈な思い出を、音楽ジャーナリストの伊藤なつみさんに思い返していただきました。 ---fadeinpager--- 宇多田ヒカルさんのデビュー時の印象は?と聞かれて、ふと当時の取材ノートを開いてみた。初インタビューは1998年1
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