iOSアプリのCharles Proxyがリリースされました これまでもCharlesはWindows, macOS, Linux用のアプリとして存在していましたが、この度iOSアプリの Charles Proxy がリリースされました。 App Storeから購入できます。これにより、iOSだけでパケットをトレースすることができるようになりました。 公式のアナウンスはこちらをご覧ください。 記事執筆時点の機能は以下です。 iOSデバイス上のHTTP(S)通信のトラフィックをキャプチャする SSLプロキシとして機能し、SSL/TLS通信がプレーンテキストで見れる アプリでリクエストとレスポンスの内容が確認でき、個別のリクエストやセッション全体をデスクトップのCharlesに共有できる 使ってみた 早速App Storeで購入してインストールしてみました。 検証環境 本エントリは以下の環境で
最近、SIMD命令を使ったプログラミングというものに触れる機会があったので、どうやって入門していったかについてまとめます。この分野はどうしても「分かっている人向け」の記事が多くなりがちのようなので、基本的な知識についてまとめつつ、発展的な資料へのURL等も極力載せるようにしました。 ※ 記事で取り扱うSIMD命令はAVX-512を対象としますが、その他の命令体系(e.g. x86のAVX/AVX2やARMのNEON等)とも多少は共通点があるかもしれません 前提知識とスコープ C/C++のごく基本的な構文を理解している人向けの記述になっています 記事を読む上で、計算機の構造についての基本的な理解が必要かもしれません e.g. CPUがあってメモリがあって〜程度でたぶん大丈夫です 開発環境としてLinux上のClang 5.0.1を想定します(とはいえGCC等でも同じような話になるはずです)
Rust でのマルチスレッドの勉強のためにぷよぷよっぽいゲームを書いているので、学んだことを書いておく。 Rust ではデータ競合は起こせない Rust はデータ競合 ( data races ) がないことを保証している。( data races であって race conditions ではない。 Races - 参照 所有権のシステムによって同一のメモリを複数箇所から同時に書き換えることができないようになっており、これをコンパイル時にチェックすることで安全性を保証している。 これに違反している場合はコンパイルが通らない。 これはマルチスレッドでも適用されるので、安心してコードを書くことができるが、その分最初はコンパイルが通らなくて悩むことも多かった。 スレッドを使ってみる 単純な例 スレッドは標準ライブラリの thread::spawn を使う。 以下はスレッドを生成して1秒後に h
この投稿は米国時間 3 月 26 日に投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。 Posted by Google Cloud デベロッパー アドボケイト 佐藤一憲 この 3 つのラーメンは、41 店舗あるラーメン二郎のうち 3 店舗で作られたものです。それぞれ、どの店舗で出されたものか分かりますか? データ サイエンティストの土井賢治さんが作成した機械学習(ML)によるラーメン識別器を使えば、それぞれの微妙な盛り付けの違いを見分けることで、95% の精度で店舗を特定できます。 この写真を見ても分かるとおり、ラーメン二郎の相当コアなファンでもなければ、ラーメン画像から 41 店舗のどこで作られたかを見分けることは簡単ではありません。テーブルやどんぶりの色、形にあまり違いのない場合が多いのです。 土井さんは、ディープ ラーニングを使ってこの問題を解けるか興味を持ち、インターネット上から 48
2018-03-27プラットフォームをまたぎブレない仕様を実現するための、ネイティブアプリ開発施策こんにちは、開発本部の高井です。オンライン診療アプリ「CLINICS」のアプリ開発を主に担当しています。 CLINICS では Web に加えて、iOS 版と Android 版の各プラットフォームの仕様変更や機能追加などをほぼ同時に開発しているのですが、担当する人数が増えたりすることで、仕様に差が出たり、その結果手戻りが起きるということも増え始めていました。 そうした課題を解決するために実践した様々な施策の中から、特に有効だった 3 つの改善策について、今日はご紹介します。 背景CLINICS の開発チームでは 5 人ほどのエンジニアがタスク単位で全てのプラットフォームを実装したり、大きいタスクの場合はプラットフォーム毎に別の開発者が担当する形で開発しています。 そのような形で機能追加や不具
認可と認証技術 OAuth 1.0、OAuth 2.0 および OpenID Connect に関するスライドをアップしました。 アプリ開発で知っておきたい認証技術 - OAuth 1.0 + OAuth 2.0 + OpenID Connect - from Naoki Nagazumi www.slideshare.net 開発している Web アプリで、OAuth 1.0 や OAuth 2.0 および OpenID Connect の認可と認証技術を組み込んだ時に、あれこれ調査して知り得た技術をまとめたものです。 130ページくらいの力作です!ぜひご覧ください。 デモ これのデモはこちらにあります AuthsDemo デモのソースコードはこちらです。 GitHub - ngzm/auths-demo: This is a demo program with using OAuth
はじめに 「AndroidはiOSと同じデザインで!」と言われてどう実装しようか悩んでる方向けの記事です。 Androidアプリを作るなら当然マテリアルデザインガイドラインに合わせて1から画面設計するのが最高なんですが、そうはいかないことが経験上多いので対応案をざっくりまとめました。 諸注意 これは「iOSとAndroidのUI対応一覧」ではありません。 iOSとAndroidで同じような見た目のUI部品でも作られた経緯や目的は違うので、比較して置き換えるようなことは基本的にできないと思います。 とはいえなんの指標もないと辛いので、ここでは「iOSのこのUIをAndroidで代用できるのはこれかもね」くらいのニュアンスで列挙しています。 必ずしもどのアプリにも言えるようなことではないので、あくまでたたき台と思ってください。 「なぜAndroidらしくする必要があるのか」についてはこ
あ まあ当然と言えば当然で、契約社員っていうのは弱いんですよね。立場が。 鬱で出社できないのが続いたらそりゃ契約更新は無理だわなという。 この際なので色々書きますが、待遇は良かったです。手当含めて額面40.5万円。手取りは33万円ほどでした。 まだ入社して3?4?ヶ月くらいしか経ってないんですが、まあ病気のことなので仕方がないですね…。 ツテが何本かあるので、そちらのほうを模索しつつ、しばらくは休養をメインに据えてじっくり進路を考えていきたいと思います。 ドワンゴを辞めるのも2回目。もし3回目の入社が実現したら伝説になれるよなって思いましたが、人事部あたりが許さなそうなので、鬱病完全寛解と同時に有無を言わせぬ社会性を手に入れたらトロフィー獲得しに行こうと思います。 そういえば私22歳なんですが、転校停学留年休学駆け落ち自殺未遂退学転職休職退職クビ無職という風にやってきており、さながら人生の
仮想通貨交換業者のコインチェックから多額の仮想通貨「NEM」が流出した事件から2カ月が経過した。 2018年1月26日、攻撃者が不正に引き出したNEMは、間もなく異変を察知した日本人技術者の機転で、すぐに追跡が始まった。この2カ月間は、別の仮想通貨を踏み台にNEMを換金しようとする攻撃者と、これを阻止しようと資金移動を追跡する関係者や有志のIT技術者がサイバー空間で攻防を繰り広げる、異例の展開を見せた。 しかし「ブラックハッカー対ホワイトハッカー」の攻防は、ホワイトハッカーがNEMの交換や換金を阻止できなかった形で1つの区切りがついたようだ。 NEMの普及団体で追跡活動の中心的役割を担ってきたNEM.io財団が、3月18日に流出NEMの追跡機能を停止したと3月20日に公表。事実上、換金を阻止する活動を終えたからだ。
2018年2月末頃から何者かによるルーター内の設定情報が書き換えられる被害が報告されています。改ざんによりインターネットへ接続できなくなったり、マルウェア配布サイトへ誘導されたりする事象が発生し、日本国内でも3月半ばぐらいから同様の事象が報告があがっています。 ここでは関連情報をまとめます。 確認されている被害事象 (1) ルーターの設定情報が改ざんされる ルーター内部に設定されたDNS情報が改ざんされる。 DNSはプライマリ、セカンダリともに改ざんされた事例が報告されている。 (2) マルウェア配布サイトへ誘導される 改ざんされたDNSへ名前解決のクエリを要求するとマルウェアを配布するサイトのIPアドレスが返され配布サイトへ誘導される。 一部サイト(Twitter,Facebookなど)は正規のIPアドレスが返されサイトへ接続できる。 誘導先の配布サイトではマルウェアのインストールを促す
控訴審でOracleがGoogleに勝利 Oracleが、Googleに対してここ8年間に渡ってJavaをめぐり約1兆円以上の損害賠償を求めている裁判が行われているのをご存じでしょうか。かの有名なAndroidは一部、Java APIが利用されているのですが、その中で著作権侵害があったとの訴えです。 米国時間で2018/3/27にOracleがGoogleに勝利したというニュースが舞い込みました。 jp.techcrunch.com 火曜日(米国時間3/27)に連邦控訴裁がこの訴訟に新しい命を吹き込み、GoogleがOracleのJava APIsを使ってモバイルオペレーティングシステムAndroidを作ったことは著作権法の侵犯にあたる、と裁定した。 とはいえ、経緯を知らない人にとっては何のことやらわからない記事だと思いますので、短時間で理解できるようにまとめてみたいと思います。 賠償金額
動機 C や C++ で書かれたライブラリを利用しつつ、 Rust を書きたい https://crates.io/crates/cc というライブラリを使う cargo による rust のコンパイル時に C++ のコンパイルもいっしょにできる これで C や C++ のライブラリの FFI をいちから手書きするのではなく、 C や C++ のライブラリを呼ぶ部分は C++ で書いておいて Rust から呼ぶということができる 導入 Cargo.toml に cc を追加する [package] name = "hello-rs" version = "0.1.0" links = "hello" build = "build.rs" [build-dependencies] cc = { version = "1.0", features = ["parallel"] } [depen
Reading Time: 4 minutes (Edited on 06/04: in order to reflect the actual situation) TL:DR: VPN leaks users’ IPs via WebRTC. I’ve tested hundred VPN and Proxy providers and 19 of them leaks users’ IPs via WebRTC (16%) You can check if your VPN leaks visiting: http://ip.voidsec.com Here you can find the complete list of the VPN providers that I’ve tested: https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Nm7m
こんにちは、来週から息子が保育園の@kjunichiです。 件名のとおり、node.jsな日々になりつつあります。 何をやってるかというと、新しく15インチのMacBook AirとiPadとiPhoneをスタバでドヤ顔で、使う夢に向けて、まずは、node.jsで、httpsにも対応可能なproxyの実装を進めてます。 これは、iPhoneの3G回線で、iPad、MacBook Airを使おうというものです。 関連記事 iPad Wifi版でiPhone4Sの3G回線が使えた件 7年前の記事 RubyCocoa - A Ruby/Objective-C Bridge for Mac OS X with Cocoa iPod Shuffleのケース買ってなかったら速攻でこっちも買ったのに!?
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