日本ユニセフ協会は26日、「守ろう子どもの権利 STOP!子どもポルノ~サイバースペースに潜む危険から子どもたちを守るために~」と題したシンポジウムを開催した。シンポジウムでは、インターネットにおける子どもポルノの世界と日本の現状について、ECPAT ストップ子ども買春の会および警察庁から報告が行なわれた。 ● 世界の子どもポルノサイトは34万 ECPAT ストップ子ども買春の会の宮本潤子共同代表は、世界の現状について報告した。「インターネットの普及によって、子どもポルノの画像は明らかに激増した。2006年初頭で推定される子どもポルノのWebサイトは世界で34万サイトになる」という。 子どもポルノに特化したホットラインを持つスウェーデンのECPATによると、「商業的子どもポルノのサイトはこの5年間で4倍に増えた」という。また、「2006年10月現在でECPATに通報があった日本の子どもポル