開業100周年を迎えた東京駅で20日、記念のICカード乗車券「Suica(スイカ)」を買い求めようと大勢の人が殺到。駅は大混乱に陥り、JR東日本は安全確保のため、途中で販売を打ち切った。 スイカはこの日、計1万5000枚のうち8090枚が販売されたが、JRは残りの分についてインターネットでの販売も検討している。 100周年記念のスイカは1人3枚までの制限付きで、1万5000枚が先着順に販売される予定だった。東京駅丸の内南口には19日早朝から購入希望者が並び始め、20日朝には9000人以上に。JR東は予定を約45分繰り上げて午前7時過ぎに販売を開始したが、行列への割り込みなどもあって混乱。同9時40分、安全のために販売を途中で打ち切り、アナウンスした。